今日はシズマの家で
ゲームをする事になった
リョウ
男のひとり暮らし
広いとは言えない部屋に 不釣り合いなソファー
シズマ
サトル
シズマ
リョウ
サトル
リョウ
リョウ
2人がけのソファーに
サトルと並んで座る
とんっ
リョウ
なにげなく触れあう腕や
ぶつかりあう膝の感触に
胸の奥がヒリリと疼く
サトル
サトルが楽しそうに 体を揺するたび
汗ばんだ肌が
鼻腔をくすぐる
リョウ
リョウ
目の前に友達が 居るとはいえ
布切れを通して伝わる サトルの熱に
ドキドキしてしまう
シズマ
シズマが用意したのは
協力プレイの サバイバルゲーム
サトル
リョウ
リョウ
リョウ
シズマ
リョウ
リョウ
シズマ
シズマ
リョウ
リョウ
サトル
リョウ
リョウ
サトル
シズマ
サトル
リョウ
リョウ
サトルが選んだのは
俺とは似ても似つかない
ゴリマッチョ系だった
シズマ
サトル
サトル
リョウ
サトルとシズマの話に ついていけなくて
ほんの少し、悔しい
リョウ
リョウ
シズマ
リョウ
サトル
ピロリロリーン♪
シズマ
サトル
リョウ
リョウ
ゲームが始まると
サトルの腕や足が
バタバタと俺にぶつかる
リョウ
横目で軽く睨むと
首すじをつたう汗に
目が止まった
リョウ
ちょっとして悪ふざけで
その汗を舐めとる
サトル
シズマ
シズマ
サトル
リョウ
リョウ
さっきまでの お返しとばかりに
今度は足の爪先で
サトルの足をそっと撫でた
サトル
リョウ
リョウ
シズマに気づかれないよう
ゲームに対しての セリフという事にする
サトル
サトルは拗ねたように 呟くと
俺の肩を抱きよせた
リョウ
リョウ
サトルの顔は すぐ近くにあって
リョウ
目の前に突き出された唇に
自分のソレを重ねた
サトル
リョウ
やわらかな塊を
舌先で、こじ開ける
サトル
形のよい歯をなぞり
うあっと開いたスキマに
ねっとり湿った塊を ブチこむ
サトル
そのまま
吸いつくす勢いで 舌をからめ合った時……
GAME OVER
リョウ
シズマ
シズマ
数日後
俺はソファーを買った
サトル
サトル
リョウ
リョウ
サトル
サトル
リョウ
リョウ
リョウ
耳元でそう囁くと
サトル
サトルは面白いほど 動揺していた
リョウ
リョウ
サトル
リョウ
リョウ
サトル
リョウ
リョウ
リョウ
サトル
困り顔のサトルの目尻に 口づけて
息もできないほど 熱いキスを交わす
リョウ
サトル
サトル
その後サトルがなんと答え
俺がどんな風に返したか
それは
2人だけの、秘密……
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