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優衣

ねえ、陽菜ちゃん!今日もあの子来てるよ

陽菜

えぇ、、今日も?

最近、この時間になると教室に来る男の子 一年生のバスケ部の子で 私はバスケ部のマネージャー たったそれだけの関係なんだけど 何故か懐かれてしまったようで…

涼真

陽菜先輩!お昼一緒に食べましょ

陽菜

涼真くん…私今日は友達と

涼真

え?駄目なんですか?

優衣

私たちは大丈夫だから行ってきていいよ

陽菜

うん、分かったあ…

優衣

(陽菜ごめん…本当は一緒に居たいけど彼の視線が怖いのよ)

涼真

じゃあいつものとこ行きましょ

陽菜

ちょ、ちょと待ってよー!

私の手をグイッと引っ張り 彼はどんどん進んでいく

陽菜

涼真くん…周りの視線が痛いんだけど

涼真

俺はそういうの気にしないんで大丈夫っす

陽菜

いやいや、私が気になるの!

涼真

先輩もしかして、自意識過剰っすか?

陽菜

だから違うってば!

私と涼真くんはただの先輩と後輩 なのに最近なぜか 毎日 毎日 私は彼に振り回されてばかりいる

ここは使われていない教室 涼真くんと一緒に食べる時はいつもこの場所

陽菜

あのね涼真くん、ちょっと聞いて欲しいことがあるんだけど

涼真

なんすか?

陽菜

(今日こそはちゃんと言おう・・・)

陽菜

私たまには友達とも一緒に居たいなあって…

陽菜

涼真くんも友達との時間大事にした方がいいんじゃないかなって

涼真

ふーん…俺と居るのそんなに嫌なんだ?

陽菜

いやいや、そんなこと一言も言ってない…

涼真

え?だって俺より友達と居たいんでしょ?

陽菜

いや、私達別に付き合ってる訳じゃないし

陽菜

周りの目もあるし…ね?毎日一緒ってどうなのかなあって

ドンッ…

涼真くんが思いっきり机を叩いた 思わず、引き気味になる私 涼真くんは不敵な笑みを浮かべ 距離を詰めてくる

涼真

ねえ、俺の事が嫌い?

怖い…

初めて彼に「怖い」と言う感情を抱いた ちょっと強引なところもあるけど いつも可愛らしい笑顔で 尻尾を振ってる仔犬のような子なのに 今の彼はいつもと顔つきが違う

涼真

嫌なら拒絶して

涼真

そうしてくれたら、諦める

涼真

俺は多分陽菜先輩のこと好きっす

切ない表情の彼 彼の言葉が嘘じやないことが十分伝わる

陽菜

なんで私なの?

涼真くんは学年でもモテるって噂だし バスケ部期待のルーキー 高スペックの彼と私とはまるで正反対 私にこだわる理由が分からない

涼真

俺、正直女なんて嫌い…いや今も嫌いっす

涼真

勝手に期待して、勝手に失望されて…

涼真

けど、先輩は違ったから

涼真

前に部活の時、聞いたじゃないっすか

陽菜

「俺の事どう見えてます? 」ってやつ?

涼真

その時先輩、即答で「人一倍努力してる頑張り屋さんだね」って

涼真

嬉しかったんです、自意識過剰とか言われるかもしれないっすけど

涼真

俺の周りは俺に変な«期待»ばかりして近づいて来る奴しか居なくて正直息苦しかったんす

陽菜

苦しかったんだね

私には全く縁のない悩みだけど 容姿が良くてスポーツができて… どんな凄い子なんだろうって言う期待が 彼を追い詰めていたのかもしれない

涼真

俺、恋愛の仕方なんて分からないっす

涼真

ただ、陽菜先輩を誰にも取られたくないって思うのは

涼真

陽菜先輩が俺にとって特別だからだと思うんです

私は少し考えてから

陽菜

じゃあ…涼真くんが辛い時は傍にいてあげる

陽菜

心のケアもマネージャーとしての務めでしょ?

涼真

約束っすよ

この時の私はほんの少しだけ 情も入っていたかもしれない 彼の 口角がニヤリとしたのにも気づかず これから起こる数々の出来事なんて この時の私は考えても居なかった

ヤンデレ男子VSツンデレ男子

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コメント

3

ユーザー

初コメ失礼します! こういうきゅんきゅんしたのを 読んでみたかったんです! 1話見たときウォー‼︎ってなりました‪w今から次の話読んできます

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