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フォロー失礼シマァァァァアス!
((^ω^≡^ω<ギャアアアアアアア いいねぇ、良きだねぇ←おい 青赤地雷だから見るのに時間がぁぁぁぁぁぁぁ!!
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
僕の大好きな人が…
死んだ。
だから、僕も後を追う。
青
青
青
青
飛び落ちるとき
世界がスローになるなんて話しは、嘘だった。
僕はすぐに意識を失った。
先生
先生
先生
先生
青
青
モブ
先生
何度目の会話か覚えていないが、
いつもの会話に目が覚めた。
あの日から、十数年がたってもうすぐ高校生になる。
ようやく“あの人”を探すことができるのだ。
早く君と会って…
なんて考えるとまた眠気が襲ってくる。
青
先生
先生
青
先生
モブ
卒業式が終わり…
青
モブ
モブ
青
モブ
モブ
モブ
青
青
そういって、
中学校生活での最後の仲間と別れた。
青
青
家に帰って、準備をして、
親に別れを告げ、新しい家についた。
青
青
そうつぶやいて、
僕は眠りについた。
次の日。
青
目をこすりながら、時計を見る。
10時30分。
青
青
眠りにつきたいと反応する体をどうにか起こして
準備をした。
ピンポーン…
?
少し高いかわいい声が聞こえた。
ちょっと期待している自分がいる。
ガチャ
…
予想と違って出てきたのは男だった。
?
青
青
?
黄
青
青
名前といい、顔といい、
どこかで会ったことがある気がした。
前世の記憶だろうか…?
黄…
黄
青
黄
黄
青
青
黄
青
ドキッってなんだ?
だって僕は、“あの人”を探していて…
今も好きで…
なにを考えている。
僕には“あの人”しかいないはず…
黄
青
青
青
黄
黄
青
黄
黄
黄
青
ん?
何でだ?
いやいや、友達。
ただの友達。
黄ちゃんと話す1言1言になぜかドキッとしてしまう僕がいる。
なにもない。
そうだ。ただの友達。
なにかの呪いのようにずっと唱えていた。
黄
青
気づいたら、
僕は明日の約束まで黄ちゃんとしていた。
青
家に帰って、ため息をつく。
僕は近くにあった棚から1冊のノートを取り出した。
《君の手がかり》
そう表紙には書かれている。
前世の記憶をまとめたノート。
青
青
青
僕はたまたま青という同じ名前に生まれ変わった。
姿もほとんど一緒かな…
青い髪も一緒だし…
でも、“あの人”はどうなのだろう…
特徴的な赤い髪は
ちょっと染め忘れたように黒も入っている。
黄色と紫色のオッドアイ。
当時使っていたアイコン絵にあわせて、
犬耳のヘアアレンジもしていた。
両耳ともピアスの穴があいていた。
青
青
青
そんな深い深い前世の思い出にひたりながら
眠りについた。
トントン…
目を開けると、少し困った顔をしている黄ちゃんがいた。
青
青
黄
黄
黄
青
信じられない…
なにやってんだ昨日の僕。
黄
青
黄
それって…
黄
青
まぁ…
なんだかんだで学校について…
青
僕より先に僕を見つけたのは、黄ちゃんだった。
黄
黄
青
黄
黄
僕と同じクラスなのが嬉しいのか
黄ちゃんはピョンピョンはねている。
青
あれ?
僕、今黄ちゃんにかわいいって…
聞こえた?!
青
黄
むっちゃわかりやすく反応してんだけど!!
かわいすぎでしょっ!
青
黄
青
黄
青
青
黄
青
…
青
青
黄
青
黄
黄
青
青
青
黄
青
黄
?
?
?
紫
桃
紫
青
黄
紫
紫
先生
紫
紫
桃
紫
桃
黄
青
?
また、知らないやつの声。
いい加減寝かせてくれ()
黄
?
?
黄
僕ら2人?!
どういうことだ?
?
黄
黄
橙
黄
橙
橙
橙
青
橙
橙
橙
青
黄
お前の方こそ…って返してやりたかった。
でも、黄ちゃんが単純かどうかなんて
僕、知らないし。
そんな話をしていると…
先生
という先生の声が聞こえた。
だりぃ…
黄
青
式場。
校長先生の話やら、先生の紹介やらが終わって
生徒会の番になった。
紫
紫
桃
あの2人先輩だったんだぁ〜
なんて思いつつ話を聞くことにした。
紫
紫
紫
紫
桃
桃
桃
紫
紫
紫
さっき橙くんが僕たちのこと生徒会候補って言ってたよね、
めんどくさいよ、いくの…
紫
紫
橙
やっぱ橙くんもなんだ。
桃
桃
桃
黄
えっ、黄ちゃんが2位?!
ってことは僕…
まじか
紫
紫
青
だるすぎる。
もうちょっと力弱めに出しとけば…
これって拒否権ない感じ?
紫
紫
礼
先生
終わった〜〜〜!!
寝たい…
そう思っていると、
紫
紫
青
桃
紫
紫
2人は仲良さげに帰っていった。
黄
青
橙
黄
黄
青
橙
橙
橙
橙
黄
橙
青
黄
知らない。知らない。
なんでかわからないけど、
橙くんが黄ちゃんみたいでかわいいっていったとき、
胸がズキッと傷んだ。
どこかで知っている感じのする痛み。
橙
ズキッ
ほらまた。
知らない痛み。
知りたくない痛み。
黄
青
そんな痛みを抱えながら教室に入った。
教室ですることは特になく、
明日の予定を確認したらすぐに解散した。
黄
目をキラキラさせ黄ちゃんは言ってきた。
きっと生徒会に興味があるのだろう。
わくわくしている。
青
青
黄
黄
黄
青
まぁ、嫌というか
知りたくないことを知ってしまいそう。
それが怖い…
黄
ドキッ
なんなんだよまじで。
殺す気か…!!
生徒会室
ガラガラ…
黄
紫
紫
青
紫
桃
橙
黄
黄
紫
紫
青
あだ名とか考えるの無理だし、
センスないし、
紫
黄
青
青
紫
紫
橙
紫
紫
桃
青
桃
青
桃
桃
桃
桃
橙
桃
桃
橙
桃
橙
橙
黄
桃
黄
桃
ギュッ
黄
あーもー
なんで抱きしめるかなぁ…?
黄
桃
黄ちゃんも振り解けよ!
なんで?
気づきたくない思いが溢れてくる。
紫
桃
紫
紫
桃
紫
あ〜もしかしてこの2人…
桃
桃
ギュゥ…
紫
桃
完全に2人の世界…
青
紫
桃
桃
黄
黄
桃
橙
橙
紫
桃
桃
青
青
桃
桃
何一つ心当たりがない。
青
紫
桃
桃
紫
桃
橙
桃
黄
黄
青
黄
青
黄
橙
黄
紫
黄
桃
ガラガラ…
ドアはしまって、桃くんと僕だけになった。
数分、桃くんは黙ったままだったが、
やっと口を開いた。
桃
青
桃
“好きな人”
その言葉に少し考え込む。
桃
青
その通りだ。
何も返せない。
でも…
青
桃
桃
青
桃
桃
名前まで…?!
もしかして、
赤くんが探してくれてる?
青
青
桃
青
なんで教えてくれないの?
僕は…僕は…
桃
桃
桃
青
桃
桃
桃
青
桃
そこからの記憶はほとんどない。
ただ、家に帰ってから
1人泣いたことだけ覚えている。
『赤くんに会えたら、何を話そう?』
そう考えていたときは気が付かなかった。
いや、
気づきたくなかった。
君と会えない日を。
君に嫌われる日を。
君が他の人を好きになる日を。
なによりも、
僕が君を好きではなくなる日を。
桃
そう桃くんに言われても、
『赤くんが1番好き』って思えなかった。
なんなら
赤くんよりも先に黄ちゃんが出てきた。
僕は…
黄ちゃんを好きになってもいいのか?
チュンチュン…
青
僕はなんのために、
ここまで赤くんを探したのだろうか…?
何を期待していたのだろうか…?
青
ピーンポーン…
黄ちゃんだろう。
昨日はちゃんと鍵をかけたから入れないはず、
トコトコ…
ガチャ
青
黄
黄
青
黄
かわいい。
やっぱり僕、黄ちゃんのこと…
青
黄
青
黄
本当にどうしようか…
相談する?誰に?
黄
桃くん。
昨日も話したからなぁ…
もう迷惑はかけられない。
黄
紫くん。
一緒に考えてくれそう…
でも、桃くんがなぁ。
黄
橙くん。
3人の中なら1番相談できそう…!
そんなことを考えていたら、
いつの間にか学校についていた。
黄
黄
黄
青
黄
黄ちゃんのたまに敬語抜けるのかわいいな…
黄
青
青
やっぱ橙くんかな、
相談できそうなの…
ガラガラ…
黄
青
橙
橙
?
橙
タッタッタッ…
橙
黄
橙
黄
もう1人の生徒会メンバー…。
黄
橙
そこが1番の問題だ。
黄
橙
“あえて”
黄
黄
前世は、オッドアイだった。
橙
橙
黄
全部、全部
僕の中にある前世の記憶と合うんだ。
黄
桃
なんでかなんて知らない。
だけど、
この男は絶対なにか知っている。
桃
桃
桃
橙
橙
黄
少し申し訳なさそうに黄ちゃんが話し始める。
黄
桃
桃
黄
青
君も僕と同じで、あの約束を叶えようとしているの?
赤くんに会えるのは、とてもうれしいこと。
だけど、今の僕にとっては困ること。
そしてもう1つ気づいたことがあった。
桃くんが赤くんのことわかったように話したときの
橙くんの反応。
きっと赤くんが好きなのだろう。
じゃなきゃ“ズルイ”なんて思わないはずだ。
橙くんにも相談できなくなった。
黄
黄
黄
黄ちゃんの声で、
僕の意識は戻っていく。
黄
青
橙
橙
青
保健室に行くのだけは…
いや、
今日は赤くんに会いたくない。
橙
橙
桃
桃くんに呼ばれたけど、返事を返せない。
青
目の前がどんどん黒く染まっていく。
バタッ
僕は、意識を手放した。
黄
橙
桃
保健室。
青
?
?
青
赤
青
まぁほとんど寝てるから変わらないけど…
ってそういうことじゃなくて、
青
赤
赤
青
青
赤
赤
あ〜この感じ久しぶりだな…
赤
赤
青
青
赤
赤
青
赤
赤
赤
僕の意見を聞き出そうとする
君の少しニヤついた顔も、
青
青
赤
君の笑う顔も、
青
赤
少しだんまりになっている
君の横顔も、
青
赤
2人して相手を見る顔も、
青
赤
目があってしまって、
クルッ
青
赤
少し照れてる顔も、
全部変わっているわけではないけれど、
昔とそっくりな君に
僕も少し顔を赤く染めているのだろう。
でも、あの頃とは違う部分が1つあった。
赤
急に話しかけてきたからびっくりした。
青
変わっている思いを少し隠すようにして、
君の話を聞く。
なんでか…
君の声が泣きそうな時、
悲しい時に出す声だったから…。
赤
名前を呼ばれたから、僕は君に顔を向けた。
真剣な君の顔でわかった。
あの約束の答え合わせというところだろう。
赤
青
青
赤
青
赤
赤
『来世でも、君と一緒に過ごすこと』
君との最初で最期の約束。
叶うはずがないと2人で笑った約束。
でも、
2人して叶えようとした約束。
赤くんが僕にまだ好意があったら、
叶うはずだった約束。
もう、叶わないかもしれない約束。
赤
青
予想外だった。
赤くんからその言葉が出てくるなんて。
僕のことを知っているように、赤くんは話す。
赤
赤
赤
青
赤
赤
青
僕が赤くんと付き合わない未来。
それが僕の選ぶ道?
赤
赤
赤
青
『赤くんが好きなんだよ?』
そう言おうとした。
でも、彼の言葉がのっかってきた。
赤
青
赤
赤
赤
赤
あぁ…
僕はこんなにも赤くんを苦しめていたのか…
青
赤
赤
赤
黄ちゃん…?
前世でも…?
青
青
赤
赤
青
赤
赤
赤
赤
シャラ…
青
僕の記憶に黄ちゃんはいなかった。
でも、
出会ったとき、なぜか彼を知っていた。
黄
青
黄
黄
じゃあなんでそんなに、悲しい顔をしているのだろうか
赤
“全部”か…
青
赤
赤
青
赤
赤
青
全部知った上で、僕の出す答えは…
黄
青
黄
黄
それはつまり…
赤くんにチャンスをあげること。
赤
黄
黄
青
帰ってきて、あのノートを取り出した。
僕が覚えているのは、あとの話だけ。
青
今まで使っていたページから
3ページ空けて書き出した。
前世。
僕と黄ちゃん、赤くんは、小さい頃からの知り合い。
いわゆる幼馴染だった。
小・中・高すべて同じ学校で、
ずっと一緒にいられると思っていた。
ばかだなぁ〜僕たち。
大きな変化があったのは、中学2年生のときだ。
僕は黄ちゃんのことが好きになった。
ずっと、3人仲良しだった。
だから、僕の恋が叶うということは
赤くんが一人になることだと考えた。
まぁ、結ばれるなんて思っていないんだけど。
そんなある日。
僕は黄ちゃんに呼び出されて、黄ちゃんの家に行った。
黄ちゃんの家には、赤くんもいた。
そして、僕は黄ちゃんから告白された。
もちろん、答えはOK。
黄ちゃんも赤くんのことを気にしていたらしい。
その当時の赤くんは、恋愛をする気はなかったらしい。
でも、恋バナが好きで僕たちのことを応援してくれた。
形が変わっても、僕たちは仲良しだった。
でも、幸せは続かなかった。
黄ちゃんがとある病気にかかった。
手術もあった。
でも、成功率は10%だった。
黄ちゃんはギリギリまで考えて、
10%に賭けたんだ。
僕たちと一緒に生きたいって。
結果は…ね?
僕は泣いていたらしい。
ずっと…ずっと…
青
青
青
赤くんが話してくれたときは、
記憶すらもなかったのに。
1つ1つ、書いていく出来事に懐かしさを覚える。
それと同時に悲しさが溢れてくる。
青
泣きながらも、僕はペンを動かした。
黄ちゃんは生前、赤くんにとあるお願いをしていたらしい。
僕にバレないように。
“僕がいなくなったら、赤が青ちゃんと付き合ってください。”
そんなことを言ったらしい。
赤くんは否定したけど、
黄ちゃんが今までにないくらい、赤くんを説得したらしい。
結果…
黄ちゃんがいなくなった1ヶ月後。
僕たちは付き合った。
そこからは、僕にあった記憶の通りだ。
付き合って、今まで以上に仲良くなって
お互いのことを本気で好きになった。
での、あのラストシーンだった。
青
青
明日には、必ず答えを出さなきゃいけない。
答えは決まっているけれど…
青
部屋の電気を消して、僕はすぐに眠りについた。
青
起きて、
青
学校へ行って、
青
先生
授業では、眠りについて、
いつも通りのことをして、
青
もう、放課後。
タッタッタッ…
青
集合場所は黄ちゃんの家。
青
僕はさっさと準備をして、
隣の家のインターホンを押す。
ピーンポーン…
黄
出会った時を少し思い出す。
ガチャ
黄
青
黄
黄ちゃんに案内された部屋には、
もう、赤くんがいた。
僕と黄ちゃんが座るのを確認すると
赤くんはから口を開いた。
赤
青
赤
黄
赤
赤
赤
青
赤
僕は立って歩き出した。
青
僕の目の前にいるのは、
ギュッと目を瞑った赤くん。
赤
驚いて声を出す彼。
そして、
青
出ていこうとする君。
黄
僕の言う通りにしてくれる。
でも、その顔はとても暗い。
まぁ、目の前でフラれるのはやだよね。
僕もそうだし、
でも、君には伝えたいことがある。
グイッ
赤
黄ちやんを気にしていると、
赤くんに引っ張られた。
泣いてる。
この感じだと、僕の言いたいことが分かっているのだろう。
赤
青
僕は彼をそっと抱きしめた。
青
赤
青
青
青
赤
青
青
青
青
赤
青
赤
赤
赤
青
赤
赤
青
赤
青
青
青
青
赤
青
彼を抱きしめる力を少し強くする。
嘘じゃない。
前世の僕は
君のことが大好きだったよ。
青
青
赤
赤
涙もあって、
笑顔といっていいのかわからない顔。
でも、
前世で僕が恋した顔に間違いはなかった。
赤
青
赤
赤
青
抱きしめていた手を放して、
大好きな君の方に歩き出した。
赤
青
黄
いまいち、現状を理解できていない君。
わかりやすく伝えたほうがいいだろう。
青
青
青
黄
黄
青
青
黄
青
青
黄
青
黄
青
かわいい
青
黄
赤くんは帰って、2人きり。
ちょっとなら大丈夫だよね…?
青
黄
チュッ…
黄
青
“今世も”君を愛すことを誓います。
今世も〜青side〜
End
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん
ありさん