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そうか、悪い俺予定あるからもう行くな

焦ったように早口で言った

結衣

そうなの?わかった

じゃあ行くから、
火とか気をつけろよ

結衣

火?

カレーあっためてるだろ

結衣

あ、そうだ忘れてた

じゃあな

結衣

行ってらっしゃーい

バタン

どうやらまたどこかに行ったようだ

結衣

ただいま、カレーのこと忘れてた

翔洋

長そうだから火消しておいたよ

結衣

本当?
ありがとう、焦げるところだった

翔洋

どういたしまして

ちょうど良さそうな温かさになったカレーと米をさらによそいテーブルに持ってきた

美味しそうな匂いが漂ってくる

結衣

いただきます

カレーを大きく頬張って食べる姿は 幸せそうだった

結衣

そういえば翔洋くん誰かに似てると思ったらお兄ちゃんに似てるんだ、

翔洋

お兄さんに?

結衣

うん、

結衣

けど顔とか体型とかじゃなくて
雰囲気?みたいな、そういうのが似てるんだよね

翔洋

そうなんだ

結衣

そうなんだよね

会話が止まってしまった…

結衣

お兄ちゃんといえば

結衣

お兄ちゃん以外の誰かとご飯食べるの久しぶりかも

翔洋

そうなの?

結衣

うん、

結衣は棚の上にあった家族写真のようなものを手に取った

結衣

今はお兄ちゃんと2人暮らしなんだよね…

そう結衣は言っていたが頭に入ってこなかった

翔洋

こ、この人は?
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