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今日の主
今日の主
今日の主
夜の海風が、kzの銀髪を揺らした 月明かりが彼の肩を照らすと、白い肌に赤い線が走っていた 左腕ーー切り裂かれたような傷 血の匂いが夜気の中でほのかに広がる
shu
shu
shuは駆け寄った 足音も無いはずの幽霊が、今にでも地を蹴っり出しそうた勢いで
kz
kzは笑おうとしたけれど 声が震えていた シャツの袖口が赤く染まり月光が その上で鈍く光る
shu
kz
shuの表情が一瞬で曇る その瞳の奥に、怒りと後悔の入り混じったような色が浮かぶ
shu
kz
kz
kzが言いかけたその瞬間、 shuは1歩踏み込んでーー kzを強く抱き締めた
kz
shu
shu
shuの腕は震えていた けれど、その力は確かで、温かくて kzの心臓の鼓動までも 包み込んでいく
kzの頭の中にははてなマークが いくつも浮かぶ
kz
kz
shu
kz
shuの腕の中で、kzは首を傾げた 痛みよりも、抱きしめられていることの方が、よっぽど不思議だった
夜の波音がふたりを包み 遠くで海鳥が鳴いた 夜明けが2人の空間を裂くように訪れ それでも、 shuの腕はkzを捉えたままだった まるで、kyを失いたくない と願うように、、、
海辺には、まだ夜の名残が漂っていた 波は静かに砕け、月の光にぎん色の筋を描く kzはマントを羽織り、肩の痛みを押さえながら海岸線を歩いた
足元の砂は冷たく、濡れた裾が肌に触れる 海の海は広く、静かで、shuの幻影がふっとよぎる 抱きしめてもらった温もりと、消えてしまった後悔ーー 胸の奥がぎゅっと締めつけられる kzは小さく息をついた
街灯の明かりが遠くに見え始める。 住宅街の灯りが、夜の闇の向こうで柔らかく揺れる kzは波の音から少しずつ日常の匂いへ、歩を進める
舗道に出ると、砂が混じった海風が冷たく吹き付ける 黒のマントを肩に押え静かに歩いている姿は、夜の海と待ちの間をゆらゆらと漂うようだった
街の角を曲がると、小さな平屋が見えた 薄い光がカーテンの隙間から漏れ、 温かさを告げる fuとrmの家ーー昼間過ごす場所 夜しか動けないkzにとってここは、
"少し人間の世界に触れられる場所"
だった
門をくぐり、玄関の扉に手をかける 冷たい鉄の感触が指先に伝わる そっと扉を叩くと奥から足音が近づき 静かに開いた扉の向こうにはfuの穏やかな顔が現れた
fu
やわらかな声 黒のタートルネックにジーンズ、少し大きめのガーディを羽織り、袖が少し長く手の甲を覆っている
ゆったりとした服の雰囲気は、夜の海から来たkzをそっと包み込むようだった
fu
fu
fuは手を伸べ、kzの腕をそっと支える
kzは小さく頷きフラフラと室内へ入った
rm
rm
白いTシャツに銀のネックレス、黒のジーンズが似合うrmは優しく傷を癒すように聞いてきた
kz
fuはすぐに手早く、けれど優しく服の袖をめくり肩の傷の確認をした
fu
白い指先が触れる度にkzの体は少しづつ力を抜いた
ガーゼに薬を少しとり、傷口に そっと置く しみる感覚があったけどrmの穏やかな声がそれを和らげる
rm
kz
fu
kzは肩を軽く震わせながらもじっと耐える fuはひとつひとつ丁寧に包帯を巻き 最後にかるく結ぶ その指先の温もりが冷たい海の夜から運ばれた痛みを少しづつ溶かしていくようだった
手当が終わるとrmはkzをソファーに座らせ軽く背中を支えた
rm
rm
小さく微笑むその顔にkzは自然と肩の力を抜いた
窓の外では朝の光が ゆっくり差し込み、部屋の中を柔らかく照らしている まだ肩の痛みは残っているけれど、fuの手当で少し安心できる温もりが広がった
光はやわらかく、レースのカーテン 越しに光が床を撫でていた kzはソファに座り ゆっくり紅茶を口にしていた 包帯の上から肩を押さえながらも 少しだけ微笑む
kz
fu
rm
fuとrmはそう言いながら 隣に腰を下ろす kzのマントがふわりと揺れてfuの袖に触れるその小さな温もりがなんだか懐かしかった
やがてkzは静かにまぶたを閉じ そのまま眠りに落ちていった
rmはkzの頭が自分の肩に もたれかかるのを感じる こんなにも穏やかに眠るとこは なかった気がする
fuはそっと視線を落とす 心の奥が少しだけ痛む でも、同時にこの時間を守りたくなるような優しさも溢れてきた
fu×rm
その声は誰にも届かないほど小さく でも春の午後の陽だまりみたいに やさしく空気を揺らした
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