テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

非人間的社会

一覧ページ

「非人間的社会」のメインビジュアル

非人間的社会

1 - 出会い。

♥

102

2022年10月22日

シェアするシェアする
報告する

今日もソウルの 夜は明るいな〜。 それに対して暗く くたびれた僕は少し小さく見えた。あ、ごめんね。 僕の名前はキムテヒョン。 今ちょうど定時を余裕で すぎて疲れているんだ。 本当に眠い。 でもご飯は食べたい。 だから僕はいつもの コンビニ寄った。

はずだった。

何だこのくらい場所。

怒鳴り声とともに聞こえる 人の悲鳴。 危ない場所に入ったと思い 逃げ出そうとした。 けど…

黒服の男

すみません、
なにか買ってもらわないと
ここからは出すことは
できないことに
なっております。

テヒョン

え、なにそれ。

黒服の男

すみません。
決まりなもんでして。

そう言われ奥へと進んだ。 進んでも進んでも人 しかいない。それも首輪を繋がれた震えた人ばかり。 嗚呼、僕は

人身売買の場所に 来てしまったんだ。

その人により、値段が違う。 人に値段をつけるなんて そんなのありえない。 みんなが「買わないで。」 目で訴えてくる。 奥へと進むごとに胸が痛く 肺が潰れていく感じがした。 しかし、買わないと 言う選択肢はない様だ。 僕は極力怖がっていない 子を買うことにした。 そしたらこちらをじっと 見てくる一ミリとも 動かない子が1人いた。 そして僕は、

テヒョン

この子お願いします。

黒服の男

分かりました。

そう言った途端、 その子は泣き出し手足を バタつかせた。 やっぱり嫌だったんだ。 僕は後悔してその子を 見つめる。

黒服の男

プスッ(注射)

???)コテッ

黒服の男

はい、どうぞ。

黒服の男

今は寝ていますので
このまま
お引き取りください。

黒服の男

今回は
お金を払わなくても
大丈夫です。

テヒョン

ありがとうございます、 なんて言えるわけがなかった。 僕はそのまま家に帰った。

???)ん、んぅ…

テヒョン

あ、起きた?

っ!

いや、嫌だっ!こないで!

テヒョン

ご、ごめんね。

テヒョン

僕の名前はテヒョン。君は?

、、、ユンギ。

テヒョン

ユンギか〜、よろしくね!

ユンギ

プイッ

顔を逸らした後 ユンギはなにも 喋ってくれなかった。

結局、ユンギが来たので 夜ご飯は作った。 最近買い出しを していなかったからか、 家には昨日の カレーしかなかった。 仕方ないのでカレーを 温めてユンギに出した。 でもまあ2日目の方が 美味しいって言うよね〜!

テヒョン

はい、ユンギニコッ

ユンギ

ジー

ソファーから目だけを出して こちらを見てくる。 やっぱり警戒してるよね、

テヒョン

ユンギー食べないと
明日の朝まで
食べれないよ。

ユンギ

プイッ

テヒョン

はぁ…

ため息をつきカレーを ユンギのところまで 持っていくと少し震えていて どこか落ち着きがなかった。

テヒョン

はいあーん(*^▽^*)

ユンギ

プイッ

テヒョン

じゃあ僕が
食べちゃおっかな〜ニヤニヤ

ユンギ

グーー

ユンギはお腹が鳴って少し恥ずかしそうにした。そのまま僕が食べようとしたスプーンに 恐る恐る近づく。 なかなか食べないので ユンギの開いた口に スプーンを突っ込んだ。

ユンギ

!?

ユンギ

モグモグ

テヒョン

どう?美味しい?

ユンギ

ポロポロ

ユンギは泣き出してしまった。 そしたらすぐに 寝ちゃったんだ。

loading

この作品はいかがでしたか?

102

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚