主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
昼下がりの王宮。
応接室のソファにふんぞり返るように座ったいるまは、執事二人を前に腕を組んでいた。
いるま(王子)
いるま(王子)
真剣な眼差しで宣言するいるま。
すちが微笑みながら優雅に一礼する。
すち(執事)
すち(執事)
いるま(王子)
いるま(王子)
いるま(王子)
慌てて立ち上がるいるま。
なつが涼しい声で首をかしげる。
なつ(執事)
なつ(執事)
いるま(王子)
答えに詰まって視線を泳がせるいるま。
すちはわざとらしくため息をつく。
すち(執事)
すち(執事)
すち(執事)
いるま(王子)
いるま(王子)
いるま(王子)
顔を真っ赤にして飛び上がるいるま。
なつはわずかに口元をゆるめる。
なつ(執事)
なつ(執事)
いるま(王子)
いるま(王子)
机をばんっと叩いて抗議するいるま。
すちはにっこりと笑い、首を傾げて追撃する。
すち(執事)
すち(執事)
いるま(王子)
いるま(王子)
耳まで真っ赤にしながら必死に否定。
なつがわざと冷静に言葉を重ねる。
なつ(執事)
いるま(王子)
いるま(王子)
ソファに倒れ込み、枕を抱えてじたばた暴れる王子。
執事二人は、同時に小さく笑みをこぼした。
――結局のところ、からかわれるのがいちばん似合うのは、この王子なのかもしれない。
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
主だよ☆
コメント
6件
あ゛ーッッ!!可愛い゛ーッッ!! やっぱり1回僕の子供になってみy(((
いやぁ…やっぱ可愛い… 涙目の王子?!やばい楽しみ…