笑顔が消えたあの日

あの日の夜

私の親友は飛び立つことを決めた

限界だと泣いてる

限界にまでなってそれなのに親友はいつも笑ってた

何をするべきか分からず焦りながらも必死に考えていた

でも精神科医でもない私には

親友の1番のことをするのは到底無理な事だった

もう気づいた頃には親友の姿はいなかった

でも何故か涙は出なかった

私の味方をしてくれて努力を認めてくれて

なんでも共有できるくらい仲が良くて

この人ならなんでも話せるようなきがしてて

いつまでも一緒に居ようって言えて

1人の幸せは2人の幸せで

お互いの幸せを素直に喜べなかったことなんてなくて

一緒に笑い一緒に泣いたそんな親友

いざ親友の死を迎えたと思ったら涙は出ない

泣きたくても泣けない

最低だな私

私は親友を見殺しにした

お母さんの命令に従わない訳には行かなかった

今は無き親友の姿

親友の言葉が頭に浮かぶ

それと同時に今まで言われてきた言葉も浮かぶ

完璧を求められてきた

完璧じゃないといけなかった

でも努力ではなく才能､天才で全て終わった

もう親友のあの言葉は聞けない

笑顔が消えたあの日

鎌田琉璃 ｶﾏﾀﾞﾙﾘ

年齢17歳

好き︰美琴

嫌い︰お母さん､虐めてくるやつ､他人と比べる人

性格︰基本的に明るく優しいが 今では笑顔がなかなか見れない無愛想

相川美琴 ｱｲｶﾜﾐｺﾄ

年齢17歳

好き︰琉璃

嫌い︰比べてくる人､お母さん

性格︰なんでも抱え込んでしまう 元は明るく優しかった

琉璃

美琴

あおいあめさんの作品です

Instagramなどで探すと出てきます

とてもお上手な絵ですよね

本人様の許可はとってあります

題名

笑顔が消えたあの日