今日は、日常組のみんなで遊ぶ日。
ぺいんと
クロノア
トラゾー
しにがみ
ぺいんと
しにがみ
ぺいんと
しにがみくんの発言で、みんなで海に向かい始めた。
みんなで、何気ない話をしながら歩く。
トラゾー
しにがみ
クロノア
ぺいんと
そういって、みんなで信号待ちをした。
クロノア
クロノアさんが、海を眺めていた。
俺は、クロノアさんを見上げた。
ぺいんと
息を呑んだ。
クロノアさんの瞳に、海が映って青く輝いていてとても美しかった。
ぺいんと
俺は、そのまましばらくクロノアさんに見惚れていた。
クロノア
しにがみ
トラゾー
ぺいんと
次の瞬間
ぺいんと
横から嫌な気配がした。
慌てて横を見ると
ぺいんと
暴走したトラックが真っ直ぐ突っ込んできていた。
このままじゃ、クロノアさんが…っ!
ぺいんと
だめだ、気づいてない。
ぺいんと
体から力が抜けて崩れ落ちそうになった。
すると
しにがみ
トラゾー
横から手が伸びてきて、クロノアさんの背中を押した。
慌てて振り向いた。
しにがみ
トラゾー
二人とも、目に力強い光が宿っていた。
クロノアさんが振り向いた。
クロノア
クロノアさんは、踏ん張ってしまい横断歩道から出れていなかった。
ぺいんと
クロノアさんがこっちを見た。
ぺいんと
俺は笑って思いっきりクロノアさんを突き飛ばした。
クロノア
クロノアさんが歩道に転がった。
体に衝撃が走った。
目の前が真っ暗になった。
ぺいんと
意識が遠のいていく中、
クロノア
クロノアさんの声が聞こえた。
必死で顔を向けた。
ぺいんと
クロノア
クロノアさんの顔は涙やらなんやらでぐっちゃぐちゃだった。
ぺいんと
それでもクロノアさんは美しかった。
クロノア
クロノア
クロノア
クロノアさんは、海をそのまま閉じ込めたような青い瞳を涙でいっぱいにしていた。
ぺいんと
口の中が血でいっぱいになってしゃべりにくい。
ぺいんと
俺は、声にならない声を発した。
ぺいんと
ぺいんと
「みんな逃げろ〜!」
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
ぺいんと
「クロノアさんのことが、大好きですよ。」
クロノア
クロノア
ぺいんと
痛みがひどくなってきた。
ぺいんと
そうして、目の前が真っ暗になった。
最後に見えたのは、クロノアさんの海色の瞳だった。
ぺいんと
いきたかったなぁ
ぺいんと
後悔はしてないよ
ぺいんと
“クロノアさん“