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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

みどりくん

(最近、全く知らない人たちにずっとみられてる)

みどりくん

(俺がらっでぃと喋っていたら、ものすごく悲しそうな目で見てくる。)

みどりくん

(一回話しかけられたけど、突っぱねたらもう話しかけてこなくなった。)

みどりくん

(それ以降、ずっと俺たちをみている。)

みどりくん

(実害はないからスルーしているけど。)

みどりくん

(今日も、あの人たちはいた。)

みどりくん

ヘンナヒトタチダネ、ラッディ!

そう言って、俺がらっでぃに笑いかけたら、

らっだぁ

そうだな!

と言って俺に向かって笑みを浮かべてくれるんだ。

お日様のような、明るい笑みを…

先日、らっだぁが死んだ。

ばどきょー

嘘だろ…

コンタミ

らっだぁ…

近海の鯖

らっだぁさん…

俺たちは、ずっとショックで泣き明かした。

でも、もっとショックを受ける出来事があった。

それは…

レウクラウド

みどり…

みどりくんのことだ

みどりくんは、らっだぁが死んで相当ショックだったのだろう

レウクラウド

みどり!

レウクラウド

応答なし

応答なし

レウクラウド

応答なし

応答なし

レウクラウド

返事をしてくれ!

しばらく音信不通だった。

でも、みどり以外の運営でらっだぁの墓参りに行った時

レウクラウド

あれって!

ばどきょー

みどりー!

コンタミ

みどりくん!

らっだぁの墓の前にみどりがいた。

レウクラウド

あれ…?

みどりくんは、お墓に向かってしゃべりかけていた。

レウクラウド

何を…

不思議に思って、近寄った。

すると

コンタミ

っ!

コンちゃんが息を呑んだ。

それもそうだ。

みどりくんは…

レウクラウド

なんで…っ!

お墓に供えられたらだおくん人形に喋りかけていたのだ。

みどりくん

ラッディ!

らっだぁの名を呼びながら

レウクラウド

みどり!

慌てて声をかけた。

でも、

みどりくん

ダレダヨオマエラ。

みどりくんは、そういった。

レウクラウド

え…?

近海の鯖

何言ってるんですか!

ばどきょー

俺たちは

“らっだぁ運営“じゃないか!

きょーさんが必死で叫んでいた。

でも、みどりくんは

みどりくん

シラネェヨ

そう言って俺たちのことをつっぱねてきた。

みどりくん

オレタチニハナシカケルナ

そのままみどりくんは去っていった。

俺たちは、その後ろ姿を呆然と眺めていた。

レウクラウド

嘘だろ…?

信じれない。

信じたくない。

レウクラウド

みどり…俺たちのこと…

忘れてしまったの…?

コンタミ

うそ…だろ…

ばどきょー

なんで…っ

近海の鯖

みどりくん…

みんな泣き出してしまった。

大切な仲間が、俺たちのことを忘れてしまった。

レウクラウド

やだ…やだよ…

近海の鯖

信じられません…

ばどきょー

俺たちは、また仲間を失わないといけないのか…?

ハッとした

レウクラウド

らっだぁは…もう帰って来ないけど…っ

レウクラウド

みどりは帰ってこさせれるよ…っ!

近海の鯖

そうか!

ばどきょー

俺たちが

コンタミ

戻せばいいんだ

“元のみどりに!“

そう誓った日から、俺たちは毎日墓参りに来ている。

みどりくん

みどりも、毎日来ている。

レウクラウド

(フッ)

話しかけはしない。

ただ、見守るだけ。

待っているだけ。

いつか、元に戻って来るその日まで

レウクラウド

俺たちは

ばどきょー

永遠に

コンタミ

みどりのことを

近海の鯖

待ち続ける

“いつかみどりが思い出してくれる日まで“

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