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コメント失礼します どの作品もとても大好きで何度も楽しみに見てます 体調に気をつけて頑張ってください 応援してます
神楽様の物語 本当に本当に最高過ぎます!💕 何回読んでも 本当最高で好きすぎます ꒰ঌᐡ⸝⸝> ̫ <⸝⸝ᐡ໒꒱
設定:炭治郎があまり知られていないけど悲鳴嶼さんの弟。そして、本来の性格や可愛らしい容姿、いつもニコニコしている笑顔が愛らしいと柱たちからアタックされるも、選ばれたのはただのモブ。柱たちは最初、異議を唱えたが、最終的に炭治郎が決めたならと渋々今"は”諦めることに。(別れたら速攻取り入って奪うつもり)
炭治郎
胡蝶
炭治郎
胡蝶
炭治郎
胡蝶
宇髄
炭治郎
宇髄
炭治郎
胡蝶
炭治郎
宇髄
胡蝶
宇髄
胡蝶
しのぶはせっかく可愛らしく癒しの炭治郎と話し、あわよくば2人きりで研究室にこもることが出来るチャンスを宇髄の登場により掻っ攫われ、あろうことか目の前で温泉に誘われたため、腹が立ち、その綺麗な顔に血管を浮かせていた
宇髄は宇髄で、少し前から二人の会話を聞いており、わざとしのぶが研究室へ炭治郎を誘うのを遮るようにして無理やり会話に入ってきていた。そして、逆に炭治郎を温泉に誘い、しのぶを煽り、二人の間には見えない火花が散っていた。
炭治郎
時透
炭治郎
時透
炭治郎
時透
不死川
炭治郎
不死川
しのぶと宇髄がバチバチしている間に炭治郎に話しかけたのは漁夫の利を狙った霞柱の時透無一郎。そして、お茶に誘っている無一郎に続いて誘いに来たのは風柱の不死川実弥だった。
時透
不死川
時透
不死川
と、やはり喧嘩になってしまった無一郎と実弥(玄弥は巻き込まれた)。炭治郎は、(無一郎くんはまだ誰かと一緒にいて甘えたい年頃なんだろうな。不死川さんはまだ仲直りしたてで間に入って欲しいのかな)などと全くもって二人の下心に気づかない様子だ。
甘露寺
炭治郎
甘露寺
伊黒
炭治郎
それぞれ炭治郎を巡って喧嘩している面々を前に炭治郎は苦笑いで4人を眺める。
甘露寺
伊黒
煉獄
冨岡
炭治郎
険悪な四人を見て、鈍感で天然な蜜璃 はみんなでお茶をしようと提案し、伊黒はそれにツッコむ。そして、そこへ煉獄と冨岡も一緒しようと話の輪に入ってくる。それに炭治郎は尊敬する柱たちと一緒にお茶をするという提案に目を輝かせている。
悲鳴嶼
炭治郎
炭治郎は、そこへ尊敬し、敬愛する兄の悲鳴嶼行冥が来たため、更に目を輝かせる
悲鳴嶼
炭治郎
悲鳴嶼
炭治郎はみんな怪我をしたから気にかけてくれているんだとほっこりして言うが、悲鳴嶼は下心が丸見えだと思う。そうしていると、遠くから炭治郎を呼ぶ声が聞こえた。
モブ郎
炭治郎
モブ郎
炭治郎
彼が柱たちを抑えて堂々たる勝利を収めたモブ郎である。炭治郎からすれば先輩の立場であり、歳も上だが、強い意志を持った気遣いのできる人である。そんな所に炭治郎も惹かれ、モブ郎からの少し熱烈すぎる猛アタックの末に恋仲となった。つまり、柱達にとってモブ郎は目の敵にしている存在である。そんなことは露知らず、炭治郎はモブ郎に誘われてニコニコと嬉しそうに微笑む。
胡蝶
モブ郎
時透
モブ郎
不死川
宇髄
甘露寺
伊黒
煉獄
冨岡
モブ郎
悲鳴嶼
モブ郎
モブ郎
炭治郎
モブ郎の誘いに柱たちは不機嫌になるのを隠しもせずに威圧するが、悲鳴嶼の言葉によってモブ郎と炭治郎を行かせてしまった。仲が良さそうに手を繋いで歩く二人の後ろ姿を恨めしそうに柱たちは眺める。
不死川
時透
煉獄
冨岡
宇髄
伊黒
胡蝶
宇髄
甘露寺
宇髄
時透
甘露寺
不死川
伊黒
煉獄
冨岡
胡蝶
悲鳴嶼
宇髄
悲鳴嶼
最年長の悲鳴嶼にそう言われては皆返す言葉もなくなり、そのまま解散となった。悲鳴嶼も、しばらくは皆大人しく見守るだろうとその場を後にする。しかし、事件は数日後に起こった。
数日後のある日…… 非番で、妹の禰豆子へなにか送ろうと町を歩いていた炭治郎は、見覚えのある後ろ姿に嬉々として声をかけた。
炭治郎
悲鳴嶼
炭治郎
悲鳴嶼
炭治郎
悲鳴嶼
そう、悲鳴嶼と炭治郎は実の兄弟であるが、妹の禰豆子は炭治郎と血は繋がっていない。両親が炭治郎がまだ赤子の頃に山へ捨て、それを竈門家が拾い、本当の子供のように愛情深く育ててくれた。悲鳴嶼はずっと生き別れてしまった炭治郎を探し、任務で訪れた先でやっと炭治郎を見つけたのだ。新しく家族となった竈門家へと挨拶をし、育ての親と離すのは酷だろうと悲鳴嶼が度々、文を送ることで繋がりを持っていた。そのため、悲鳴嶼と炭治郎が実の兄弟であることは御館様と禰豆子以外知る者はいない。
炭治郎
そう嬉しそうに笑う炭治郎に、悲鳴嶼は良かったと思う反面、少しモヤッとする気持ちもあった。なんだか、本当に血の繋がっている自分よりも禰豆子達の方が炭治郎と仲が良いようで複雑だ。そんな嫉妬のような気持ちを抑えるために悲鳴嶼はジャリジャリと手に持っている数珠を擦り、心を落ち着ける。
炭治郎
人の嫉妬する気持ちなど知らずに抱きつき、嬉しいことを言ってしまう炭治郎に、悲鳴嶼はきゅっと胸が締め付けられる。こんなにも純粋に自分を慕ってくれる弟に、自分はいい兄でいられているだろうかとたまに心配になってしまう。それと同時に愛さずにはいられない存在だと再認識させられる。この子を傷つけたくない、兄である自分が守ってやりたい。そんな庇護欲が働く。
悲鳴嶼
炭治郎
悲鳴嶼は、愛おしそうに優しく炭治郎を抱きしめ返す。今、自分に向けて浮かべているであろう笑みをこの目で見ることが出来ずに少し悔しくは思いながら、悲鳴嶼はただ炭治郎を抱きしめて少しの兄弟水入らずの時間を慈しむ。
だからこそ忘れてしまっていた。自分たち兄弟の事を知っている人物は限られているのだと。
モブ郎
いまさっきのお互いに抱きしめ合う恋仲のような抱擁を目撃してしまったモブ郎は、炭治郎が岩柱と浮気をしたのだと誤解し、ショックを受ける。
モブ郎
モブ郎
そして、元より思い込みが激しく、情に熱いモブ郎は炭治郎に確認するでもなく突っ走り、冷めたような態度をとって炭治郎と一方的に距離を置き、道を踏み外してしまう。
モブ子
モブ郎
モブ子
そう、炭治郎ではなく他の女性と関係を持ってしまったのだ。
モブ郎
そうして仲良く手を繋いで愛を囁きながら逢い引きをするモブ郎とモブ子の後ろ姿を炭治郎は見てしまった。
炭治郎
炭治郎
炭治郎は、浮気をしたモブ郎よりも自分にダメな所があったんだろうと無理やりショックを受ける自分を納得させながら足早にその場を去り、拠点にしている蝶屋敷へと帰る。しかし帰る道中も涙が溢れて止まらない。蝶屋敷へは寄り道をしてあまり人気のない森の中でモブ郎の気持ちを察してやれず、飽きられてしまった自分を責めるようにして泣き崩れてしまう。
炭治郎
そうして泣き崩れた炭治郎は、そのまま森の中で泣き疲れて眠ってしまった。そして、しばらくして揺れるような感覚に目を覚ます。
炭治郎
悲鳴嶼
炭治郎
慌てて辺りを見回すと、炭治郎は悲鳴嶼の広い背中に背負われて運ばれていた。
悲鳴嶼
炭治郎
炭治郎
段々と冴えてきた頭で思い出し始めた炭治郎は、昼間に町で見た光景を思い出し、また目が潤む。しかし、自分の弱い部分を見せたく無いと我慢し、堪える。
炭治郎
悲鳴嶼
悲鳴嶼
炭治郎
そんな悲鳴嶼の言葉と悲鳴嶼の優しい匂いや伝わる体温に、炭治郎は悲鳴嶼の逞しい背中に顔を埋めて幼子のように泣いてしまう。今まで長男だからとどんなに辛いことや嫌なことがあっても我慢できていたのに、悲鳴嶼という頼もしい兄という存在ができて、少し我慢弱くなってしまっているようだと思いながら、悲鳴嶼から与えられるその愛情に今は少し甘えてしまいたい。
炭治郎
悲鳴嶼
そのまま、悲鳴嶼は泣く炭治郎をあやすように言葉をかけながらゆっくりと歩き、自分の家まで連れ帰る。その道中で炭治郎は泣き疲れてまた眠ってしまったが、悲鳴嶼はやっと少しは兄らしいことができたと温かい気持ちになったのと反面に、炭治郎をこのように悲しませる存在に腹が立って仕方がない。
玄弥
がらがらという音を立てて戸が開くと、継子にしている玄弥が顔を出した。その顔は一瞬呆気にとられ、しかし直ぐに心配そうに駆け寄る。
玄弥
悲鳴嶼
玄弥
悲鳴嶼
玄弥は何故炭治郎の顔に泣いた跡があるのか、何故悲鳴嶼が炭治郎をおぶっているのか、聞きたいことは色々あったが炭治郎をとりあえず寝かせるのが優先だと判断し、すぐに客間へと駆けていく。その後に悲鳴嶼も続いて客間へと向かう。
炭治郎
玄弥
炭治郎
傍で様子を見ていたらしい玄弥は、炭治郎が目を覚ますと顔を明るくして顔を覗き込む。そこへ、声を聞き付けた悲鳴嶼が襖を開けて入ってくる。
悲鳴嶼
炭治郎
炭治郎
悲鳴嶼
炭治郎
炭治郎はまだ本調子ではないようで、力無く微笑みながら悲鳴嶼と玄弥を見る。
玄弥
炭治郎
玄弥
炭治郎
玄弥
まさか悲鳴嶼と炭治郎が兄弟だとは思ってもみなかった玄弥は声を上げて驚く。
玄弥
悲鳴嶼
炭治郎
玄弥
そこまで聞いて玄弥ははっとする。顔色を悪くしてしまったというような顔をする。親しくしてくれているからと踏み込みすぎただろうか、兄の悲鳴嶼でさえあえて触れていなかったのに、自分が聞いてしまったと後悔する。
玄弥
炭治郎
炭治郎はそう言って起き上がり、布団に座り込んだまま、深呼吸をしてから目を細めて話し始める。
炭治郎
玄弥
悲鳴嶼
炭治郎
玄弥
炭治郎
炭治郎
炭治郎
玄弥
悲鳴嶼
炭治郎
玄弥
玄弥
炭治郎
そう言って困ったように微笑む炭治郎に玄弥は胸が締め付けられる。それと同時に怒りも湧いてくる。
玄弥
炭治郎
炭治郎
玄弥
少しまた涙声でそういう炭治郎に、モブ郎に対して玄弥が怒りに震えて拳を握りしめていると、横からものすごい音で何かが弾けて潰れるような音が聞こえてくる。驚いて隣を見ると、顔を血管を浮かせて数珠を握りしめて粉々にしてしまっている悲鳴嶼が目に入る。正座をする膝の上や畳の上には弾けた数珠が数粒転がっており、未だに悲鳴嶼の数珠を握りしめる手からはギリギリという音が聞こえ、初めて見る悲鳴嶼の激怒の様子に玄弥は恐怖を覚える。
悲鳴嶼
玄弥
炭治郎
悲鳴嶼
悲鳴嶼
炭治郎は、そんな悲鳴嶼に本当に自分を大事に思ってくれていると胸が熱くなる。
炭治郎
悲鳴嶼
炭治郎
玄弥
そう言われてしまってはなにかする訳にもいかなくなってしまった二人はただ心配そうに炭治郎を見つめることしかできなかった。
炭治郎
悲鳴嶼
玄弥
炭治郎
玄弥
悲鳴嶼
炭治郎
炭治郎は、2人からの気遣いに胸が温かくなって、微笑む。そして、三人で和気あいあいとしながら蝶屋敷へと向かう。
蝶屋敷まであと少しという所で、何やら蝶屋敷が騒がしいことに気づいた3人は、何事かと急いで屋敷へと入っていく。そこには、柱が集まり、それを遠巻きに眺める隊士達の姿があった。よく見ると、柱たちに囲まれているのはモブ郎で、とても険悪な雰囲気だ。悲鳴嶼がその輪に近づき、炭治郎と玄弥もその後に続く。
悲鳴嶼
胡蝶
時透
悲鳴嶼
玄弥
不死川
煉獄
冨岡
宇髄
甘露寺
伊黒
炭治郎
宇髄
時透
モブ郎
今から少し前……
不死川
不死川
今日も今日とて炭治郎に構いに行こうと不死川実弥は蝶屋敷へと向かっていたが、手土産を持って行こうと炭治郎の喜ぶ顔を思い浮かべながら町を歩いていた実弥は、見覚えのある忌々しい後ろ姿を見つけ、思わず足を止めて見ていると、あろうことか女性と一緒で接吻をかましやがったため、困惑しているモブ郎をすぐに治療ができるようにと最低限の良心で蝶屋敷へと引きずって行き、蝶屋敷の中庭まで引きずった。
バキャッ
モブ郎
モブ郎は蝶屋敷に着いた途端、間髪入れずに一発拳をお見舞され、尻もちを着く。それに実弥は気にするでもなく胸ぐらを掴んで鬼の形相で睨む。
不死川
そしてもう一発見舞う前にそれを聞き付けた、今日も炭治郎に会いに来たであろう柱たちが止めに入り、しかしモブ郎を許せるはずもないため皆でモブ郎を囲んで今に至るという訳であった。
胡蝶
宇髄
時透
煉獄
冨岡
不死川
伊黒
甘露寺
玄弥
悲鳴嶼
煉獄
炭治郎
柱たちから経緯を聞き、そして制裁を与えようと話し合いをしているのを悲鳴嶼が止めようと声を掛けるが、それでも納得のいかない表情の柱たちが首を振ったことに炭治郎は声をあげて止める。それに驚いたのは柱たちで、何故浮気をされてモブ郎を庇うのか分からないといった様子だ。
宇髄
炭治郎
時透
炭治郎
そう俯いて苦しげに震えた声を出して言う炭治郎に、柱たちの顔はより険しいものになっていく。こんな時でさえ、炭治郎は優しさや思いやりの心を持っているのか、見ているこっちが泣きたくなってしまう。
煉獄
冨岡
炭治郎
胡蝶
時透
甘露寺
不死川
宇髄
伊黒
モブ郎
モブ郎
自分が悪いと言う炭治郎に、柱たちは炭治郎を庇う。そして、伊黒がモブ郎をその鋭い眼光で睨み、圧をかける。すると、モブ郎は逆上した様子で炭治郎が先に浮気をしたからと言い張るモブ郎の主張に聞いた一同は思わずポカン……と呆気にとられる。
宇髄
時透
煉獄
冨岡
胡蝶
伊黒
甘露寺
不死川
玄弥
炭治郎
悲鳴嶼
満場一致で炭治郎が浮気をするわけが無いとモブ郎を皆睨むが、モブ郎は勝ち誇ったような顔をして炭治郎と悲鳴嶼を交互に指をさして言う。
モブ郎
炭治郎
悲鳴嶼
玄弥
宇髄
時透
煉獄
冨岡
不死川
伊黒
胡蝶
甘露寺
モブ郎
モブ郎が悲鳴嶼を浮気相手だと述べたことに、悲鳴嶼と炭治郎、そして二人が兄弟だということを知っている玄弥は頭にハテナを浮かべ、柱たちは悲鳴嶼さんが相手なら尚更ありえないと言う。そして、モブ郎が実際に見たと言うと、周りで遠巻きに論争を聞いていたモブ隊士たちがザワザワとし出す。
「でも、たしかに岩柱様って竈門のこと特別気にかけてるよな……」 「分かる。俺だってこの前、竈門の奴が岩柱様と二人で歩いて寄り添ってるのを見たぞ」 「私も、竈門くんが岩柱様の屋敷へ行くのを見たわ!」 「私は、この前竈門くんが岩柱様の膝を借りて寝ているのを見た!」 「じゃあ、本当に……?」
宇髄
時透
煉獄
不死川
冨岡
胡蝶
甘露寺
伊黒
モブ郎
柱たちは、周りの一般隊士たちも口々に目撃したと言い出したため、若干揺らいだが、炭治郎がそんなことするはずないと持ち直すが、少し疑いの心が出てしまった。そんな周りの反応にモブ郎はニヤニヤ炭治郎を見下すように笑う。
玄弥
モブ郎
悲鳴嶼
そんな周りに玄弥は訂正しようとするが、勝手に言っていいものかと悲鳴嶼をチラッと見るとものすごく怒った形相をしており、思わず悲鳴が漏れる。そして、モブ郎が言葉を続けるのを気にせずにモブ郎の頭を鷲掴みして怒りに震えた声で悲鳴嶼は言う。その言葉に周りはシーン……と鳴りを潜め、次の瞬間に柱、モブ郎、一般隊士たちの驚愕の悲鳴が聞こえる。
全員「えぇえぇぇぇ!!!!!?????」
悲鳴嶼
モブ郎
炭治郎
悲鳴嶼は言葉を続けながらモブ郎の頭を掴む手に力を込めると、ミシミシと音が鳴り、モブ郎が痛いと叫ぶ。それに炭治郎が悲鳴嶼のモブ郎の頭を掴む方の腕に抱きついて止める。
悲鳴嶼
炭治郎
悲鳴嶼
炭治郎の必死に止める姿に、どこまでも優しく寛容な心を持った子だと悲鳴嶼は炭治郎に免じてモブ郎の頭を離す。
モブ郎
炭治郎
モブ郎
炭治郎
モブ郎
炭治郎
モブ郎は、悲鳴嶼の手から開放されると、炭治郎とよりを戻そうと言葉を続ける。すると、モブ郎の言葉に炭治郎は引っ掛かりを覚え、聞き返す。その炭治郎の声は普段よりも低く、僅かに怒りを孕んでいた。
モブ郎
炭治郎
モブ郎
炭治郎
モブ郎
モブ郎がその女性に興味を持っていなかったと聞いた瞬間、炭治郎が素早く大きな音をたたててモブ郎の頬を叩いた。炭治郎は、自分のことは無しにしてお相手の女性への不誠実さに怒り、柱や周りの皆は(え、そっち……?)となっていた。
炭治郎
モブ郎
炭治郎
モブ郎
炭治郎
悲鳴嶼
炭治郎
不死川
胡蝶
甘露寺
柱たちはまだ不満はあったが、炭治郎がいいと言うならもういいかと思い、モブ郎のことは記憶から抹消することとした。
宇髄
時透
煉獄
冨岡
伊黒
炭治郎
悲鳴嶼
悲鳴嶼は、自分に気を遣って隠す選択をしたことに驚き、炭治郎のことだから本当にそのように思っていたのだろうと思い、炭治郎の頭に手を置き、優しく撫でる。どこまでも優しく自分に厳しい子だと改めて実感する。
悲鳴嶼
炭治郎
悲鳴嶼
炭治郎
ズキュンッ
いつも禰豆子の兄としての顔や周りを気にかけ、面倒見のいい面しか見た事のなかった面々は炭治郎の照れたように笑って甘える弟属性の顔を見て見事に胸を射抜かれた。特に弟妹がいる人にはクリティカルヒットしていた。
時透
冨岡
伊黒
胡蝶
宇髄
煉獄
甘露寺
不死川
玄弥
そんな炭治郎に玄弥は可愛いなと思いつつも、柱たちの炭治郎への溺愛ぶりに若干引き、炭治郎の人誑かしぶりに半ば感心した。そして、兄である悲鳴嶼は柱たちや周りの反応に、より弟の炭治郎を自分が守らなければという庇護欲に駆られたという。