あまぷり
地雷さんは回れ右
君と出会ったのは雨の日だったね。
何故か俺は君を放っておけなかった。
なんでなんだろうな。笑
ザーザー
俺は家族に見捨てられた。
あれ、?家族ってなんだ?俺は1人…もう誰の助けも要らない。
ぷりっつ
…
もぶ
え〜w何あの子w気持ち悪い、親に捨てられたのかな?wヒソヒソ
もぶ
そうじゃない?w可哀想にーwヒソヒソ
俺を侮辱するような声も雨の音にかき消されて言った。
俺の前を通る人達はいつも見て見ぬふりをする。
1度家に誘われたことがあったっけな
ぷりっつ
…
おぢ
君、どうしたの?親は?
ぷりっつ
、!?だ、誰だよ。
おぢ
…大丈夫。僕は酷いことしないよ。
ぷりっつ
…お、親は居ない…
ぷりっつ
捨てられた。
おぢ
そっか、じゃあおじさんの家に来ない?
ぷりっつ
は、?
おぢ
お風呂、温かいご飯もあるよ(ニコ
ぷりっつ
、あ、りがとうございます
おぢ
うん!じゃあ着いておいで
ぷりっつ
はい、
ぷりっつ
…お、おじさん、?
おぢ
何?
ぷりっつ
ほ、ほんとにおじさんの家に連れて行ってくれるの、?
おぢ
…んなわけねぇだろ。
ぷりっつ
ッ!?ビクッ
おぢ
いやぁ、ちょうどいいガキがいてよかったよw
おぢ
最近溜まってたんだよなぁ
そう言ってそいつは俺の服を乱暴に脱がしてきた
ぷりっつ
ちょっ!やめてくださi
おぢ
黙れ!!お前は俺に従えばいいんだよッ!!
ぷりっつ
ッ!(泣)
おぢ
ハァ、それじゃあいただくね♡
ぷりっつ
やだ、やだぁぁ!!(泣)
ぷりっつ
ッ…
思い出すだけで吐き気がする。
・
・
・
、?ふと俺の体に雨が当たらなくなった。
周りを見渡すと雨はやんでいない
顔を上げてみると俺の方に傘を向け心配そうな顔をして俺を見つめているやつの姿があった。
あまる
…?💦
あまる
大丈夫か?こんな所で…風邪ひくぞ、?
あまる
(ぷりっつに近づこうとする)
ぷりっつ
ッ!?
ぷりっつ
やめろ!!
ぷりっつ
近づくな!!お前もどうせやり捨てすんだろ!!
ぷりっつ
あんな思いはもうしたくねぇんだよ!!
あまる
ッ、!?
あまる
…
あまる
過去に、何かあったんだよな。
ぷりっつ
お前に話す筋合いはない。
あまる
…俺は。何だかお前と似てる気がするんだ。
ぷりっつ
。は?
あまる
なんでだろうなw俺の小さい頃の姿とそっくりなんだ。
ぷりっつ
…
あまる
俺ん家、こいよ。
あまる
きっとお前を幸せにできる。
ぷりっつ
…(こいつなら、この人なら、?)
あまる
来てくれるか、?
ぷりっつ
ん…
この時俺の頬に1粒の雫が垂れた
それは前髪を濡れさせた雨にかき消された。