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雪が降ったあの日
君が俺の前に
現れてくれたんだってな
「君は誰?」
そう聞いてもあんたは
「さぁ、誰でしょう。」
いつも答えは同じだった。
俺は問う。
雪降る夜に
願いを込めて
「あなたは誰ですか?」
高橋 創
部活の帰り道。
いつも帰っていく道が
長く見える。
冬は嫌いだ。
スポーツしている人は
怪我が多くなる。
俺はその一人。
サッカーをしている途中
大きな怪我をした。
松葉杖をして俺は一歩ずつ帰っていく。
もう何もかも疲れた。
「あなたはもうボールを蹴ることは出来ません。」
「…嘘だろ!!? 他に何か方法はないのかよ!?」
「…はぁ。ないですね。 諦めるしかありません。」
サッカーこそが
俺の人生の全て。
俺の心はもう
空っぽなんだ。
高橋 創
高橋 創
マフラーで口を隠して上を見上げた。
高橋 創
空から白いものが降ってきた。
高橋 創
高橋 創
高橋 創
空耳?
高橋 創
高橋 創
耳に残る声だった。
淡く透き通った綺麗な声。
俺は恐る恐る後ろを振り返った。
高橋 創
そこに腰まである真っ白なふわふわの髪。
そこだけ光ってるように見えた。
まるで天使のよう。
高橋 創
女の子は微笑んだ。
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
母
母
高橋 創
高橋 創
高橋 創
母
母
高橋 創
高橋 創
母
高橋 創
高橋 創
高橋 創
母
高橋 創
俺は部屋に行って寝ることにした。
きっと幻だろ。
多分疲れてんだ。
明日になったらいなくなるだろ
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
陽愛
高橋 創
高橋 創
高橋 創
陽愛
陽愛
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
陽愛
陽愛
陽愛とあってから3年
俺は大学生になって一人暮らしを始めた。
っていっても陽愛がいるけど笑
高橋 創
高橋 創
陽愛
高橋 創
陽愛
高橋 創
高橋 創
陽愛
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
陽愛
俺が微笑むと陽愛は涙を浮かべた。
高橋 創
高橋 創
陽愛
高橋 創
陽愛
高橋 創
陽愛
高橋 創
陽愛
陽愛
高橋 創
高橋 創
陽愛
高橋 創
陽愛
今から1年あとの事
私は高校1年。
あなたは大学2回生。
私は高校という新しい環境で
いじめを受けていた。
その通り、私のこの真っ白な髪の毛が原因だった。
仕方ないことだった。
私は生まれたときから色素が薄かったのだ。
もう精神的にしんどくて
崖から命を絶とうとした。
右足を宙に浮かせて、
身を投げ出したとき、
パシッ!!
陽愛
高橋 創
創ちゃんだった。
陽愛
高橋 創
高橋 創
陽愛
高橋 創
ニカッと笑った。
陽愛
私はその言葉を初めて聞いて瞳から涙を溢した。
綺麗だなんて。 その言葉が心に響いた。
高橋 創
陽愛
陽愛
高橋 創
陽愛
陽愛
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
陽愛
高橋 創
高橋 創
陽愛
高橋 創
高橋 創
陽愛
君はゆっくりと立って崖の方に向かっていった。
陽愛
高橋 創
陽愛
創ちゃんは私の方を振り返って涙を流しながら微笑んだ。
「またね。」
陽愛
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
陽愛
高橋 創
陽愛
陽愛
陽愛
陽愛
陽愛
陽愛
陽愛
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
陽愛
陽愛
陽愛はニコッと笑った。
高橋 創
陽愛
そう言うと、陽愛はスッーと消えていった。
今年も雪が降る。
空を真っ白に染めて
世界を笑顔にする。
高橋 創
俺は1つの崖の上にたどり着いた。
真っ白の髪の毛が海風になびいている。
高橋 創
見つけた。
高橋 創
陽愛
彼女は笑顔で振り返った。
陽愛
陽愛は俺に飛びついてきた。
高橋 創
陽愛
陽愛
陽愛は涙を流しながら俺に笑顔を向ける。
高橋 創
陽愛
陽愛
高橋 創
陽愛
高橋 創
雪降る夜に
君に願いを込めて
笑顔で
君に問う。
高橋 創
陽愛
陽愛
永瀬 陽愛
永瀬 陽愛
永瀬 陽愛
陽愛は俺に向かって瞳から涙を溢しながら笑った。
高橋 創
高橋 創
高橋 創
俺も君に向かって笑った。
永瀬 陽愛
永瀬 陽愛
永瀬 陽愛
永瀬 陽愛
陽愛は顔を赤く染めて笑う
高橋 創
永瀬 陽愛
高橋 創
高橋 創
高橋 創
高橋 創
俺はわざと質問を問いかけた
知ってる?
俺って結構、意地悪なんだよ笑
永瀬 陽愛
俺の願いは叶ったよ
この物語は始まったばかり
これからも俺たちは前へ進んでいく。
どうか、俺たちを見守ってください。
この物語には
終わりがないということを。
ーENDー