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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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小山世奈

あぁぁ、勉強分からない…

日向雅春

もうちょっとだからさ
頑張ろう?

小山世奈

う、うん

小山世奈

〈この日私は、クラスメートの日向くんに頼んで放課後に勉強を教わっていた〉

小山世奈

えっと…ここは〜

日向雅春

こっちの問を見ると分かりやすいよ?

小山世奈

…あ!ホントだ

小山世奈

(あと、2問〜♪)

日向雅春

…………

小山世奈

…どうかした?

日向雅春

あ、いや
なんでもないよ

小山世奈

そぉ?

小山世奈

(めっちゃ顔見られたけど
なんかついてるのかな?)

日向雅春

世奈さんは、どうして
僕なんかに教わろうと思ったの?

小山世奈

え?

日向雅春

いや、他に
石早さんとか、高橋さん
とかいるからさ…

小山世奈

私は日向くんに
教わりたいから頼んだんだよ?

日向雅春

そ、そぉか

小山世奈

(…あれ?私、まずいこと言ったかな?)

5分後

小山世奈

…やったぁ!終わったぁ

日向雅春

お疲れ様〜

日向雅春

最初の方より、理解が
できるようになったね!

小山世奈

ほんと?!
良かったぁ〜

小山世奈

(やった、褒められたっ♪)

日向くんに褒められるのが あまりないので 少し嬉しく思った

日向雅春

…世奈さん

小山世奈

ん?

日向雅春

世奈さんは、どうして
放課後で勉強する事
にしたの?

日向雅春

授業の合間とか昼休みでも
良かったよね?

小山世奈

え?い、いやぁ
放課後の方が集中して
励めるかなっと思いまして

日向雅春

でも────

日向くんの顔がゆっくりと近づいて

日向雅春

今、僕ら2人だけ…なんだよ?

小山世奈

へ?

日向雅春

放課後に男と二人っきり…
世奈さんは何とも思わない?

小山世奈

……っ?!

小山世奈

そ、それは…!

日向雅春

僕は、ずっと
ドキドキしっぱなしだった

日向雅春

女の子とこんな近くで
一緒にいた事なんてなかったから…

小山世奈

(ひ、日向くん…近い)

日向雅春

僕だって男だよ?
危ないって思わないの?

小山世奈

え、えっと

日向雅春

世奈さんは、女の子なんだから…もう少し自覚しないといけないよ?

日向くんが段々と近づいて…

小山世奈

(き、キスされ────)

日向雅春

…………

小山世奈

……あれ?

日向雅春

あはははっ!

小山世奈

日向く…ん?

日向雅春

冗談だよっ
びっくりした?

小山世奈

じょ、冗談??

日向雅春

うん、そう
世奈さんは危険性を持った方がいいと思ってさっ!

小山世奈

も、もう!
からかわないでよっ?!///

日向雅春

ごめんねっ

世奈さんは顔を赤くしながら 教科書を片付ける

日向雅春

(…からかわないで…か)

日向雅春

(からかったつもりは
なかったんだけど…)

日向雅春

(彼女はこの僕の気持ちを、きっと分かっていないんだろうな…)

日向雅春

(あぁあ、もっと
欲しくなっちゃった…)

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