蛍
まだ桃の姿は見えない。
蛍
ぼーっと空を眺めていると 誰かが飛んでくる音が聞こえた
桃
桃
蛍
桃
桃
何かを聞いて欲しそうにそわそわしている
蛍
蛍
桃
桃
蛍
蛍
桃
桃
桃
蛍
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
涙を堪えながら話す桃を見ながら 過去の自分を思い出す
一度恋をしてしまえば 自力で抜け出すのは簡単なことじゃ無い
よく知っている苦しさと切なさが胸に広がる
桃
桃
桃
知ってるよ、僕だって、苦しいことはわかっている だから、諦めなよ。の一言も言えない
僕たちはずっと、恋の罠から抜け出せやしないんだから。
蛍
蛍
桃
桃
桃
蛍
桃
桃
それだけ言い残して桃は消えた
蛍
蛍
蛍
僕と桃はよく似ている どうすれば幸せになれるだろうか
蛍
切なさがどっと押し寄せる こんな気分になるのはいつぶりだろうか
遊
蛍
名前を呼ばれ振り向くとそこには不安な顔をした遊がいた
蛍
蛍
遊
蛍
蛍
蛍
遊
遊
蛍
遊
蛍
それからしばらく遊が空に現れることはなかった
コメント
4件
爆発するくらい好きです…続き待ってます…( ^ω^)
めっちゃ好きです🥺続き待ってます!