陽葵
…………
先生
今は息をしていますが、
先生
病気は悪化してますね。
林檎
そう…ですか。
林檎
あ、陽葵?!
陽葵
林檎くん……?
林檎
陽葵ちゃん…
陽葵
私、何が…
先生
病気が見つかりました。
陽葵
そうですか。
陽葵
林檎くん……
陽葵
林檎くんもう来なくていいよ(*ˊᵕˋ*)
林檎
え?
陽葵
林檎くんも疲れたでしょ?
陽葵
それに……私ね
陽葵
ガチ恋なんだよ
林檎
え……?
陽葵
でも林檎くんは
陽葵
彼女さんもいるし
林檎
でも!杏梨はっ!
陽葵
でも本当は好きでしょ?
陽葵
私、この恋が叶わなくてもいいよ
陽葵
林檎くんが幸せなら
陽葵
林檎くん……
林檎
…………
陽葵
愛してたよ。
林檎
待って、
林檎
陽葵……
陽葵
うぅっ、
先生
すみません。少し外に
林檎
はい、
先生
手術が必要かと
林檎
分かりました…
おかしいとこ気にしないで(´;ω;`)
それから目を覚まさない
陽葵が……僕を避けてるように見えて
苦しくなった。
先生
ではここで
林檎
はい……
手術が成功することを願う事しか出来ない自分を恨んだ。
先生
手術は成功しました。
林檎
ありがとうございます!
陽葵
ん、
林檎
陽葵ちゃん
陽葵
なんで……
林檎
俺ね、陽葵ちゃんが好き
陽葵
…………
陽葵
私本当はずっと一緒に居たかった。
陽葵
だってすぐに諦められるなら元からこんな想いしてないよ。
陽葵
お願いしますっ
これが最終回です。
もうひとつ
失恋のお話を描きます。
これこそ、偏見を無くせるお話だと思います(無くせなかったらごめんなさい)