私はれむが帰ってこない間、任務以外は引きこもる様になった
フョードル
ゴーゴリさん、出てきてくださいよ…
私には気力が無い、話す力も無くなっていた
フョードル
久々に僕と珈琲を飲んで雑談をしませんか?
フョードル
…
フョードル
また気力が戻ったらいつでも僕の所にきてください。
フョードル
僕じゃなくても、シグマでも良いので。
フョードル
では、僕は戻りますね。
はぁ
私は私が嫌いで仕方ない
れむと出会わなかったらこんな目に合わなかったのだろうか
全部自分のせいだ。
自殺しようか。
私はそう考えた
あれから何日が経ったんだろ…
れむに会いたくない
多分、れむに会ったられむが嫌な思いする
私の自己満足だけじゃダメだから…
私は布団に篭もる
コンコンコン
ノックが3回なった。
どうせ、ドス君かシグマ君だろう
フョードル
ゴーゴリさん、
やっぱり
フョードル
れむさんが帰ってきましたよ、
れむ
ゴーゴリさん…ごめんなさい。
れむ
2週間経ったので、帰りました。
ゴーゴリ
え…
小声で私はそう言った
ゴーゴリ
れむちゃん、?
れむ
はい。れむです。
れむ
ただいまです。
ゴーゴリ
…
あまりにもびっくりで、声に出なくて。
れむ
…フョードルさん
れむ
1度2人きりにしてくれませんか。
フョードル
分かりました。
れむがそう言うと、フョードルは去った
2人きりの時間が気まずく、静かな時間が数分続いた
れむ
ゴーゴリさん、
れむは手を広げた
ゴーゴリ
…え?
れむ
泣きたいのでしょう。思いっきり。
れむ
泣き方が分からなくても、うんと声を出せばいいです
れむ
叫び方が下手とか、そう言うの、気にしなくていいんですよ。
ゴーゴリ
…
私は倒れ込む様にれむに抱き着いた
ゴーゴリ
ん…、あぁ……
私は泣いた、泣き叫んだ
それが何時間か続いて
落ち着いた頃
れむ
落ち着きましたか。
ゴーゴリ
…うん
私はそう言って、れむは私を撫でてくれた
普通に天人五衰の日常に戻って、
ゴーゴリさんも引きこもらない様になった
今日は私も入った会議。
フョードル
最近、天人五衰の場所が知られてきているみたいで。
フョードル
場所を移動しないとやばいかもって話です。
ゴーゴリ
確かに…私武装探偵社に2回くらい見つかってるんだよねぇ…
ゴーゴリ
それにれむちゃんも1回見つかったもんね
ゴーゴリ
天人五衰の人って
れむ
はい、
フョードル
れむさんも見つかったんですか?
れむ
結構前に、
シグマ
これは移住決定だな
フョードル
最善の計画にも整う様に。
フョードル
物件はいくらでもあります。
フョードル
明日実行しましょう
ゴーゴリ
はぁい。
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