テラーノベル
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NGS_ヘビーなしっぽ
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前置き こちらの「鬼に好かれて」という作品は以前、師走という方がこちらのテラーノベルで書いていたホロライブの二次創作物の小説です。 (※なお、本人は去年の12月末に完全にテラーノベルやSNSのアカウントをすべて消去済み) 私自身は師走本人ではありませんが、本人からリメイクしたものを投稿してほしいと依頼されたため、本日から少しずつ「鬼に好かれて」という師走の書いた作品の一つであるこちらのリメイクを投稿していきますのでよろしくお願いします。 詳しくは別の投稿にてお話をするので、こちらの投稿に質問等のコメントはご遠慮ください。 師走を知らない方は特にお気になさらず、作品をご覧ください。とのことですので
注意 こちらはホロライブの二次創作であり、公式のものではありません。 また、作品の中に登場しているライバーさんは実際の方と言動や行動が人によってはズレていたり、解釈違い等を起こる可能性があるため苦手な方はすぐさま閉じることを推奨します。(内容によっては百合だと感じる方もいると思うので、そちらが苦手な方も見ることはおすすめできません) 公式の二次創作ルールを破っていると指摘を受けたり、不愉快に思われる方がいれば削除いたしますのでよろしくお願いします。 ※何でも許せる人向け
女子生徒A 「ねえねえ、知ってる?」
女子生徒B 「え、何が?」
女子生徒A 「町外れに神社があるでしょ?」
女子生徒B 「神社?...ああ、あの人が全く寄り付かないとこか。そこの神社がどうかしたの?」
女子生徒A 「それがさ...うちの学校の生徒が何人かで肝試しをしにそこへ行ったらしいんだけどさ〜」
そこでね、”赤い鬼”を見たんだって
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ぐいっと強く腕を引っ張られ、必死に抵抗しようとするが...
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ボソッと小さな声でおかゆが何かを言っていたが、何とかおかゆから離れようとばかり必死で、聞き取ることができなかった。
そして、気がつくと神社の前まで来ていた。
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先程まであたしの腕を掴んだまま、目の前に立っていたおかゆが消えていた。
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あたしをここまで連れてきたのに、急にいなくなるなんて...先に神社へと入ってしまったのだろうか?
いや、いくらおかゆの様子がおかしかったとはいえ流石にここにあたしを一人で置いて神社の中へいくなんて...
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カバンの中に入れてあるスマホを取り出し、おかゆに電話をかけるが...
「お掛けになった電話番号は現在使われていないか、電波の届かない場所に...」プツッ...
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電話帳に登録してあるはずのおかゆの両親の電話番号がどこを探しても見当たらない。
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どこか不気味で、普通なら入ろうなんて誰もが思うわけない。
それに本当にここへ肝試しに来た輩がいるなんて到底思えないような神社...
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既にこの時から嫌な予感がしていた。
でも、大切な親友を怪しい場所へ残しているかもしれない。だから、引き返して家へ帰るなんてのは絶対になかった。
だが、行くべきではなかった。
今でも、この時の選択に後悔している。
道なりに沿って歩いていったが、おかゆの姿を一つも見かけずいた。
もう、すっかり日も落ちて夜になっているためか、たまに風が頬を掠める。
夏だというのにおかゆを見つけられない焦りや不安も相まってか、いつもよりもそれが冷たく感じてしまう。
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遠くに赤色の鳥居と、たくさんの光がみえる。
おかゆがいるのだとしたら、もうそこしかないだろう...
誰も寄り付かない神社の灯ほど不気味なものはないが、今更引き返すことなんてできるはずもなく、おかゆがそこへ入ることを願いながら重くなった足を前へと進ませる。
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息を切らしながらも、ぼやけた視界で必死におかゆの姿を探す。
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少しずつ前へと進みながら、大きな声でおかゆを呼ぶが...
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不安と疲れでいっぱいになり、その場にへたり込む。
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そう声をかけてきた見知らぬ誰かへと顔を向けるが、視界がぼやけているせいか顔がよく見えない。 だが、人がここにいたという安堵感からか...体から一気に力が抜けた。
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絞り出した声で彼女にそれだけ問いかけたが、とうとう限界を迎えたのかそこで意識を失ってしまった。
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続く
コメント
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読了しました。第1話から既に不気味な空気がしっかり漂っていて、引き込まれました。夕暮れ時におかゆのキャラが急に変わったように見える違和感、“ツテ”としての電話不通・連絡先消失という閉塞感…状況がじわじわと日常から切り離されていく演出が巧みです。ラストで「お前がスバルなのか」と問う声の主も、ただの人間には思えませんね。この先の伏線回収が楽しみです。