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大好きなアイツ

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大好きなアイツ

1 - 大好きなアイツ

♥

341

2022年06月01日

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傑と付き合った。

ずっと望んでいた事だった。

両思いだったことに2人して笑って

幸せだった。

でも、別に

オレらの関係は一向に変わらなかった。

むしろ

お互い任務も増えて

会うことが少なくなった。

オレは

付き合うというその「設定」が

分からなくなっていった。

ある日、街で硝子と会った。

話そうということになって、近くのファミレスに寄った。

硝子

あんたら

硝子

付き合ったんだって?

誰に聞いたんだよ

硝子

別に

硝子

噂んなってる

ふーん

硝子

上手くいってんの?

……まぁ

お互い忙しいし

仕方ないのかなーなんて……

硝子

んな事だろうと思った

硝子

どうせごちゃごちゃやってさ

硝子

すれ違ったりしてんでしょ?

ぁえ

……まぁ、そーかなぁ

硝子

何その反応

硝子

五条らしくないじゃん

硝子

マジで悩んでるんだ

💢

んだよその言い方

悪かったな💢

硝子

恋人なんだからさー

硝子

そろそろお互いの気持ち素直に伝えあったらどうなの?

…オレが素直じゃないって言うのかよ

硝子

うーん、お互いに

硝子

一歩下がってる?感じはあったし

硝子

もっと、自分の欲とか

硝子

ぶつけ合いなよ

硝子

好きなんだから

……!

う、うん

硝子

「お互い想ってる」って

硝子

それだけじゃあんたらはいつまでもこんな感じでしょ

硝子

夏油んとこ

硝子

行ってこれば?

うん!

(ガタッ!!

オレはファミレスを出て走り出した

硝子

……ホント世話が焼けるわ

オレは、走った

大好きなアイツがどこにいるかなんて

分からないけど

絶対に会える

そんな気がした

傑っ……!

硝子と話してたら

突然アイツに会いたくなった。

きっとこれが

恋人なんだろう

はあ、はあ

オレが向かったのは

昔、一緒に出かけた時に待ち合わせた

小さな橋だった

すぐ……

……悟?

そこにいたのは

変な前髪で

正論マシーンで

いつも一緒にいた

大好きな

大好きな

夏油傑だった。

すぐ、る

なんでここに

えっと

さっき灰原と、悟のこと話してたら

会いたくなった

から……

傑!

ギュッ

大好き

!?

悟!?

オレも同じこと、考えてた

……

フフ

私も

大好きだよ

またね〜ˊᵕˋ)੭ バイ バイ

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341

コメント

6

ユーザー

すごい好き…!

ユーザー

いいね200ありがとう!

ユーザー

いいね50ありがとう!

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