TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

桜の雨の中で#9

一覧ページ

「桜の雨の中で#9」のメインビジュアル

桜の雨の中で#9

第1話 - 桜の雨の中で#9

40

2019年05月10日

#恋愛

#禁断の恋

#先生と生徒

西村拓哉

シェアする

この作品はいかがでしたか？

40

西村拓哉

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

桜木優太

やべぇ，上がってきた。

松浦春

おい，それ大丈夫なのか?

桜木優太

あぁ，一応。

桜木優太

俺が倒れたら頼んでいいか?

松浦春

あぁ，もちろん。

桜木優太

じゃあ，俺外ブラブラしてくるわ。

松浦春

おう。

桜木優太

おう松浦，…場所変えよっか。

松浦桜雨

はい…。

中庭

桜木優太

（緊張してきた…。）

桜木優太

あの…松浦，俺松浦のことが

桜木優太

好きだ。

松浦桜雨

え…!?

桜木優太

初めて会った時から可愛いなって思ってて気づいたら好きだった。

桜木優太

多分一目惚れだったんだろうな。

桜木優太

（いや，何言ってんだ。告白したらすぐ帰んないと。）

松浦桜雨

先生…私も好きです。

松浦桜雨

初めて出会って助けてくださった時カッコイイなって

松浦桜雨

それから担任って分かって，彼女いないって分かって，ホッとして…

松浦桜雨

私も一目惚れだったと思います。

桜木優太

（…一目惚れ…?ホントなのか…?）

桜木優太

松浦，ありがと。

桜木優太

大好きだよ。

松浦桜雨

先生，私もです。

松浦桜雨

大好き。

桜木優太

（やべ安心したら力が抜けそう。）

桜木優太

松浦，よかった。

桜木優太

安心した。

松浦桜雨

ちょっ…先生…!?

桜木優太

（やばい，もう無理だ。）

桜木優太

松浦，ごめん。

松浦桜雨

先生…。熱ありますよね?

桜木優太

あぁ，悪ぃ。もう力入らね。

松浦春

じゃあ，このベンチに寝転がってください。私，お兄ちゃんに電話します。

桜木優太

あぁ，ありがと。

桜木優太

（なんだよ。こんな時に…。）

バサッ

桜木優太

（ブレザーか…。）

ピトッ

桜木優太

（……?おでこが冷たい…。）

桜木優太

（松浦は優しいな……。）

松浦春

優太。

桜木優太

春…。

松浦春

立てるか?

桜木優太

無理…。

松浦春

じゃあ，肩貸してやるから保健室まで歩けるか?

桜木優太

うん，ありがと。

桜木優太

松浦も迷惑かけたな。

桜木優太

このハンカチ洗って返すから…。

松浦桜雨

え，いいですよ。家帰ってちゃんと寝てくださいよ。

桜木優太

ありがとな。じゃあ。

松浦桜雨

お兄ちゃん頼んだぞ。

松浦春

おう，任せとけ。