第6話 好翠の能力
翠藍零華
(凄い蹴りの威力……!速さも申し分無い…!って事は、私の能力を……!)
翡咲好翠
(ドガン!バシィィィィーン!!
翠藍零華
(上回ってるって事じゃない……!)
翠藍零華
(ゴンッッッッ!!ガシャァァーン!
翡咲好翠
ん…あれ?私…
翡咲好翠
…って、え!?翠藍さん!?そんなボロボロで…どうしたんですか?!
翠藍零華
貴方がやったんじゃない…ゴフッッ、記憶にないの…?
翡咲好翠
はい…?翠藍さんに稽古をつけて貰って、それで私は何も出来なくって……
翡咲好翠
あれ?そっから何かありましたか…?
翠藍零華
だからその事を貴方に聞いているんじゃない、貴方にも分からないなら誰も分からないわよ…
翡咲好翠
…いや!神様なら分かるはずです!!聞きに行きましょ!
翠藍零華
なんで私も行くんですか
翡咲好翠
…それで、ズキズキって!腕に痛みが出て!記憶が無くなくなったんです!そっからは覚えていません!( ᐢ ᵕ ᐢ )
神様
ごめんね、その話をされても何も分からないや
翠藍零華
説明が下手なんですよ貴方は
神様
うーん、じゃあ改めて詳しく説明してくれないか?麗華
翠藍零華
なんで私が、…いえ、では改めてご説明させていただきます
翠藍零華
この子はまだ新人の天使、正直言ってすごく弱かったです
翡咲好翠
う"っ、!!めちゃくちゃ刺さるお言葉!
翠藍零華
ただ、突然左の手首を抑えだし、さっきとは気配がまるで別人になっていました
翠藍零華
動きが素早く、攻撃も強力で、私の能力を上回っていたと思います
翠藍零華
攻撃方法は私のように杖のような武器などを使うのでは無く、殴りや蹴りなどの、物理攻撃だけでした
翡咲好翠
(………凄く説明が上手過ぎる…)
神様
うーん、やっぱりこの子の能力じゃないかな?
それしか思いつかないよ
それしか思いつかないよ
神様
そうだ、左の二の腕を見てみてくれないか?
翡咲好翠
あ、はい!左の二の腕…?
❤️🔥
翡咲好翠
わ!なんか、模様があります!
神様
やっぱり、それが能力がついた証だね、紋様って言うんだよ
翠藍零華
綺麗な蛍光ピンク色ですね、ハートが燃えているような模様でしょうか…
神様
そうだね、この紋様は初めてだよ、とても興味深い
翡咲好翠
可愛い…これが私の能力…!
神様
ふふふ、気に入ってくれて僕も嬉しいよ
翠藍零華
でも、自分の理性を犠牲にして攻撃を放つのは大変危険です、どうしましょうか、
神様
やっていたらそのうち慣れてくるよ、そのために麗華、これからも好翠をお願いね
翠藍零華
…はい、承知いたしました…
翡咲好翠
…あ!さっき翠藍さんも能力を使っていましたよね!紋様の模様が気になります!お願いします!見せてください!
翠藍零華
え、…私はいいわよ、…大体分かるでしょ…
翡咲好翠
でも見たいんですよー!
あ…そーだ、えいっ!(バサッ
あ…そーだ、えいっ!(バサッ
𓂃 𓈒𓏸💧
翡咲好翠
わー!綺麗な蛍光ブルー!やっぱり水の紋様ですね!予想が当たりました!
翠藍零華
ちょっと…、勝手に人の上着を脱がさないでください…//
翡咲好翠
えー!別にちょっとくらいいいじゃないですかー!
翠藍零華
良くないです!////
神様
(仲良いね、やっぱりこの2人を合わせて正解だった)
翠藍零華
仲良くないです!////
神様
なんで心の声が分かるの!?
翡咲好翠
今日は凄くいい1日だったな〜!
翡咲好翠
能力もゲットしたし!これで沢山人間を助けて、お母さんに会うぞー!
翠藍零華
ハァー今日も疲れました…
翠藍零華
でも、あの子といるとなんか、楽し…い…?
翠藍零華
いえ、きっと違います、眠いだけ…
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