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ある暗闇の深夜、誰もいない閑静な住宅街にて、ある紳士がその場所をふらついていた……
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僅かながらの希望を見つけ、彼はその匂いの元へまるで死にかけのカタツムリのようにゆっくりとその重い足を運んだ
一方同じ頃、この閑静な住宅街を歩いている会社員が静かに早く歩いていた……
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そう独り言を言っていると、遠くから人がドイツの視界の中に入った。
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そして、二人が相まみえた時……ドイツの首筋から強い激痛が走り、それが次第に快楽へと変わった……
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だが、そんな言葉も虚しく……イギリスはただ夢中に、ドイツの血を飲み続けた……息継ぎもせず、強く吸い付いた。
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体を揺らしたり、頬を引っ張っても反応無し……彼は初めて、自身の知り合いを手にかけるという行為に至ってしまった……
混乱の中……何もできない自分への軽蔑と無我夢中になってしまった自分への侮辱をした……そんな中彼の頭の中によぎったのは……
まだ少し温もりのある彼を、自身の家にいれ、彼を自室のベットに寝かせ、イギリスは……自身の首筋に小さな穴を作った……
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首筋からは……僅かながらの血が溢れ出て、小さな川のように流れ……彼のスーツは次第に赤く染まり上がった……
気絶しているドイツをゆっくりと起こし、彼の顔を穴のあいた首筋に近づけ、彼に血を飲ませようとした
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疲れと気持ち悪い感じがしながらも、ゆっくりとその目蓋を閉じてゆっくり眠った……
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それから数分後
様子見の為に、ドア越しから聞き耳を立てていると……そこからはドイツがもがき苦しむ声と喘ぎ声が聞こえた……
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来るな!
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今の俺は……お前を殺すかもしれない……だから今はくるな!
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そう言いながら、ゆっくりとその部屋の扉を引いた……そこにはベットに蹲っていたドイツの姿があった。
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🇩🇪(吸血鬼)
🇩🇪(吸血鬼)
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恐る恐るとドイツの近くに行くと、先程とは違う感覚が彼の首筋を襲った……そして、血が滝のように流れるのを同時に感じた。
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🇩🇪(吸血鬼)
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🇩🇪(吸血鬼)
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🇩🇪(吸血鬼)
🇩🇪(吸血鬼)
気づけば、口の中に味わったことの無い血と生きている何かが自分の舌に絡み付くのを感じた……
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🇩🇪(吸血鬼)
🇩🇪(吸血鬼)
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イギリスが反射して映るドイツの瞳の色は、黄色から血のように紅くなって、瞳孔が獣のように鋭くなっていた……
🇩🇪(吸血鬼)
🇩🇪(吸血鬼)
🇩🇪(吸血鬼)
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吸う側と吸われる側……そのどちらの立場を味わっている二人の口からは、赤く光る血が滲み出てきた……
その夜は……それぞれの血で赤く染まったかのように……ストロベリームーンが顔を出し、二人を見守っていた……
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( -`ω-)bアイルビーバック †┏┛墓┗┓†