V6 不思議な船旅3～再会～

僕の心は闇に侵されていて、僕にはもうイナンの声や、みんなの声がもはや届いていなかった。

剛｢・・・・・・」

みんなは、来てくれた。

けどいまの僕は、僕じゃない！

だけど、その声は僕にはもう届かない・・・

僕は目を光らせた。

さらに目を光らせた。

次々とメンバーを、攻撃した。

そして、僕のネックレスは、黒くなった。

その声は、健の声ではなかった。低く聞いたことがない声だ。

そして、その言葉に・・・

いの一番にそう答えたのは剛で・・・

次々に賛同しついくメンバー・・・。

だけど、ただ一人、反対するメンバーがいて・・・・

最年少の岡田だった。

剛｢岡田・・・・」

岡田のこの言葉にメンバーは、目が覚めたのか・・・

岡田は、飛ばされてしまった

５人の渾身の言葉が僕の脳に響いた・・・・。

頭に響くみんなの声・・・・。

誰の声？

そう言って頭をくしゃくしゃ撫でてくれるのは、V6１おしゃべりの井ノ原君。

そう言って、頭を優しく撫でてくれるのは、V6１優しい人長野君・・・。

ついこの間、そんなことを言ってくれたのは、ジュニア時代からの相方・・・剛。

なんて、憧れの眼差しを向けてくるV6の最年少岡田。

そう言って優しく肩に手を、置くのはV6のリーダー坂本君・・・・。

みんなの声が・・・みんなが僕を励ます言葉が・・・流れてくる・・・

僕は、たしかにみんなと生きてきた・・・・。

楽しかった・・・・。

毎日が楽しくて楽しくて・・・・

ずっと一緒にいたいって思った。

ずっとみんなと・・・・・。

時間が過ぎるのがいつも早かった。

・・・」

みんながしたで倒れている。

長野君が、傷つきながらも僕に気づいてくれて・・・

井ノ原君と、坂本君も気がついたみたいだ。

坂本｢生きて、この世界を救う！」

まるで、ティガ(ダイゴ隊員)が言いそうな名言。

どこからか呪文が聞こえてきた。

僕を苦しめる呪文が・・・・。

みんなに、電撃を加えられた。

イナンは、僕が見えるのか目の前に来ている。

ビビっ

僕の体にも電撃を、与えられた。

魂が離れてるはずなのに・・・

謎の呪文が聞こえてきた。

ゴゴゴゴ

地面が揺れている・・・？

キーン

どこからか聞こえるなにかが飛んでくる音？

どこからか矢が飛んできて、その矢から守ってくれたのは・・・・

ずるっと倒れ込んだのは・・紛れもなくイナンで・・・・

弱々しく答えるイナン。

僕は、久しぶりに泣きじゃくった。

イナンは、気を失っている。

出血もあり・・・

坂本君は、僕の首に新しくネックレスを、付け替えてくれた。

でも、あのときと同じだね

イオンさんが、レンさんから、もらったネックレスが羨ましくて自分で買ったと言ってたっけ？

僕の目からは涙が溢れ・・・、僕のネックレスを伝って、イナンのネックレスにおちた。

すると、不思議なことに光だし・・・・

みんなを包み始めた・・・。その光り

は、不思議なことにみんなの怪我を治していった。

そして、イナンにも降りかかった。

V6たちの作戦とは？