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ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
ナナセ
よう、俺はアメリカ！ 元世界の警察さ！！
って、俺は一体誰に言ってんだか…
突然だが、俺は今猛烈に暇である
日本を誘って何処か遊びに行こうと思ったのだが、今日はパラオと台湾と遊ぶそうで誘えなかった
そんな訳で、暇を持て余した俺はヨーロッパの方までフラフラと足を運んだ
宛もなく住宅地を進んでいると、前方に見覚えのある人影が見えた
アメリカ
ロシア
アメリカ
リトアニア
まさかコミーコンビに会うだなんて思わなかった為、驚きの声が口から飛び出す
アメリカ
中国
中国
アメリカ
リトアニア
リトアニア
リトアニア
リトアニア
リトアニアに話を聞いてみると、どうやらポーランドが居ないらしい
「すれ違いにでもなったんじゃないか」やら、「日時を間違えたんじゃないか」やら様々な考察が飛び交う
リトアニア
ロシア
ロシアが指差した方を見るとそこにはボロボロのポーランドが立っていた
頭に付いた天使の輪は血に塗れ、特徴的な白の翼は片方が千切れ、残された方の翼は天使の輪と同様に血がベッタリと付いていた
ポーランドは俯き、こちらからは顔は見えない
リトアニアはポーランドのそんな姿を見て、目をまん丸にして心配そうに駆け寄っていった
リトアニア
リトアニア
しかし、ポーランドは俯いたままで何も反応しない
リトアニア
リトアニアがそう言ってポーランドの肩に手を乗せた瞬間
グシャァ
リトアニアの腹を大きな棘が貫いた
アメリカ
リトアニアは膝から崩れ落ち、その場に倒れ込む
アメリカ
アメリカ
さっきまで何の反応も無かったポーランドは、俺の声に反応して俯いていた顔をゆっくりと上げた
俺はポーランドの顔を見た時、思わず息を呑んだ
何故ならポーランドの顔が縦にパックリと割れ、鋭い牙が生え、細長い舌が覗いていたからである
ロシア
ロシアはそう叫ぶと、銃を抜き取りポーランドへ向けて発砲した
弾は見事ポーランドの頭部に命中する
が、
ポーランドは頭部を撃ち抜かれても死ぬことはなく、未だにそこに立っていた
中国
中国
ロシアへと視線を向けた中国はだんだんと声が尻すぼみになる
俺もロシアの方を見やると…
アメリカ
先程、リトアニアの腹を貫いた棘と同じものがロシアの頭に刺さっていた
ロシアに近づいてみると、まだ微かに息をしていることが確認できる。
さすが軍事力2位といったところだろうか
すると、中国が横付けに話しかけてきた
中国
アメリカ
中国
中国
アメリカ
中国
中国
中国
中国
アメリカ
アメリカ
俺はロシアを担ぐと『国力』を使い、空へ舞い上がった。
それは非常なくらい突然だった
何の前触れも無く、ある日ヤツらは
国島に現れた
ナナセ
