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―nj side
俺は黙ってほそがの後をついて行くことにした。 親友でもあり、好きな人だから心配したい。 そう思いながらついて行った
nj
でも俺が想像していたほそがとは何もかもが違った。
あいつは座り込んで泣いていた。 いつもより違うほそが。 きっと辛い事が沢山あったんだろう
nj
俺は足が動き出していた。 あいつを今すぐ抱き締めて安心させたい。 ただそれを思っていた
jh
理解してないような顔で見上げるほそが。 そんな事お構い無しに俺は強く抱き締める。 ほそがの体温と俺の体温が混ざり合って暖かくなる。
jh
nj
俺はそう言って背中を摩る。 その中で震えながら丸まっているほそが。 きっと不安な事が沢山あったんだろうな、
jh
なんで泣いてるだけなのに なんでこんな事してくれるの? そういうのは彼女にすればいいのに
俺のために自分の優しさを犠牲にすんなよ、
jh
nj
jh
"親友だから" その言葉は俺にとって刃物だ。 やめてくれ、 俺はお前の恋人になりたいのに
"親友"で片付けるのはやめてくれ、
―nj side
"親友"
その言葉はあいつにとっては特別かもしれない。
けど恋人という言葉はあいつにとっては刃物かもしれない。
腕の中で震えて丸まっているほそが。
混じり合う体温。
互いの鼓動。
ただ俺は慰めることしかできなかった。
nj
俺は家に連れてほそがをベッドに寝かせる。 安心してくれるかな、
jh
可愛い寝息が聴こえる。 きっと恋人になれたらこんな場面毎日見れるんだろうな
nj
俺は寝てるほそがの額に軽く口付をした。
俺の事夢の中でも思ってくれるといいな、
幸せそうに寝てるほそが。 きっといい夢を見てるんだろうな、 俺はほそがを抱き締めながら眠りに落ちた。