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神様仏様そら色様〜 あなたはもう神をも凌駕するほどの天才です〜
この物語全部読んで何度泣いたことか……((は? うん、控えめに言って最高。 続き待ってます、!!
s i d e 万 次 郎
バン ッ バン バン ッ
バン ッ
万 次 郎
激しい銃撃戦が 繰り広げられる
人質のタケミっち達を 殺さないように
さっきとは 異なる部屋で
望 々
バン ッ
万 次 郎
立役者は 俺と稀咲 望々
本来なら 俺が負けるはずない
それなのに
望 々
万 次 郎
稀咲 望々が薄く嗤う
兄に似た 不敵な笑みで
望 々
万 次 郎
望 々
バン ッ
万 次 郎
ダッ
望 々
望 々
バン ッ バン バン ッ
万 次 郎
望 々
望 々
バン バン ッ
万 次 郎
銃声とともに 俺の肩から鮮血が吹き出す
望 々
バン バン ッ
サ ッ
万 次 郎
強い
どこに撃っても避けられる
しかも 的確に急所を狙ってくる
万 次 郎
こいつの動体視力は 尋常じゃない
俺の弾丸を 難なく避ける
まるで最初から
どこに撃たれるか 分かっているように
万 次 郎
そこで俺は 一つの違和感を覚えた
万 次 郎
望 々
バン ッ
望 々
サ ッ
万 次 郎
そういう事か、と
思わず 笑みが零れる
望 々
万 次 郎
万 次 郎
それに
万 次 郎
万 次 郎
望 々
意味がわからない
とでも言うように 稀咲 望々が片眉を上げる
望 々
望 々
バン ッ
そして彼女の放った弾丸は 見事に俺の頭を捉え
望 々
万 次 郎
俺とかなり離れた空虚へ 消えていった
万 次 郎
望 々
俺はわざとらしく 口角を上げてみる
彼女の不安を煽るように
万 次 郎
望 々
万 次 郎
望 々
そう 彼女はとても頭がいい
だから
万 次 郎
望 々
初めて彼女の顔に 焦りが出た
万 次 郎
万 次 郎
望 々
万 次 郎
万 次 郎
万 次 郎
稀咲 望々の頭は 確率で動いている
「 こうなる確率が高い 」
「 だから、こうしよう 」
万 次 郎
望 々
ここは戦場
命のやり取りをする場
それを頭だけで 攻略するのは
万 次 郎
バン ッ
彼女に向けて放った弾丸が その腹部を射抜く
望 々
稀咲 望々が小さく唸る
そんな彼女に近づき トドメを刺す
その直前だった
グサ ッ
万 次 郎
万 次 郎
何で
何で立っている?
望 々
望 々
万 次 郎
望 々
涼しい顔の 稀咲 望々が
彼女が持っていた “ 短刀 ” が
万 次 郎
バタ ッ
俺の腹部を
貫いていた
十 分 前 s i d e 夢 叶
── めか ッ
夢 叶
異変に気付いたのは この時だ
夢 叶
蘭
かすかに聞こえた “ 声 ”
「 夢叶 ──! 」
竜 胆
夢 叶
夢 叶
それは幼馴染が 私の名前を叫ぶ声だった
夢 叶
夢 叶
蘭
竜 胆
夢 叶
夢 叶
夢 叶
ドカ ッ
ガン ッ
カ チ ャ ッ
夢 叶
ドアを蹴り破り 向けた銃口の先
武 道
鶴 蝶
七 葉
夢 叶
夢 叶
ダッ
ずっと探していた 三人がいた
竜 胆
蘭
灰谷兄弟が 素早く三人の拘束を解く
夢 叶
鶴 蝶
そう尋ねると
鶴ちゃんの視線が 隣にいた七葉ちゃんへ向く
七 葉
鶴 蝶
特に七葉ちゃんは かなりの重症だった
擦り傷
打ち傷
切り傷
銃痕
二人ともかなり 体を張ったんだろう
夢 叶
夢 叶
私は目線を “ 彼 ” に向ける
夢 叶
武 道
兄が小さく微笑む
それが昔の姿 重なって見えて
ギュ ッ
武 道
夢 叶
夢 叶
頬に何かが伝う感覚
優しく笑ったお兄ちゃんが 私の頭を撫でる
懐かしくて 暖かい
昔の変わらない 兄のままだった
武 道
夢 叶
するとお兄ちゃんが 何か思い出した様に
武 道
夢 叶
夢 叶
『 マイキー君が 』
『 稀咲 望々と戦ってる 』
その言葉を聞くや 私は彼を探しに出た
夢 叶
バン ッ バン バン ッ
バン バン ッ
夢 叶
その時 銃声が微かに聞こえた
間違いない
夢 叶
きっとこの部屋に 二人がいる
そう考え ドアを蹴破った
ドカ ッ
ドカ ッ
夢 叶
夢 叶
思わず 呆けた声が出てしまった
万 次 郎
望 々
そこには 私の名を呼ぶ二人がいた
万 次 郎
万 次 郎
夢 叶
私の目に入ったのは
赫く染まった短刀を持つ 望々ちゃんと
腹部を深紅に染め
横たわった センパイだった
♡ 4000