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ak
pr
どぞ
こんにちは、akです
最近、弟のprちゃんの帰りが遅いんです
今日だって、もう22時です
なので、帰ってきたら問い詰めてやろうと思います
〈ただいまー
ak
ak
pr
ak
pr
pr
ak
pr
ak
ak
ak
ak
pr
pr
ak
ak
pr
pr
pr
ak
ak
ak
pr
akが去った後
pr
pr
pr
ある日の夜
ak
ak
プルルルルッ(電話
ak
ak
ak
ak
ak
先生
先生
ak
ak
先生
prが学校に隠れてバイトをしていました
ak
先生
先生
ak
どうやら、担任の先生がここで夕食を取ろうとしたら
そこでprちゃんは当たり前のように接客をしてたらしい
訳をずっと聞いてるのに
prちゃんは全く話そうとしないだとか
なんでわざわざバイトをしてまでお金を稼ぎたかったのだろう
謎は深まるばかりだ
ak
ak
タッタッタッタッ…
ak
ak
店長
ak
店長
店長
ak
トコトコトコ…
控室
ak
pr
pr
pr
先生
先生
pr
先生
pr
先生
pr
ak
ak
ak
pr
pr
先生
先生
先生
店長
ak
pr
ak
ak
ak
ak
ak
pr
ak
pr
先生
pr
ak兄の入院費を払うためにバイトしてたんだ…
ak
ak兄は、昔から体が弱かった
俺たちは、幼い頃に両親を亡くし、
ずっと貧しい環境で育って来た
pr
pr
pr
ak
ak
ak
pr
ak兄は、自分が1番ご飯を食べなければならないのに
育ち盛りの俺に、自分のご飯も全部くれた
そのせいで、ak兄の体はどんどん弱っていった
そんな過酷な状況でも、
ak兄は小学校に通っていた俺の学費を払うために
何個もバイトを掛け持ちして必死にお金を稼いでいた
俺はそんな事に気づかずに、呑気に学校に通っていた
そんな俺も高校生になった
その日は、いつも通り学校に通おうとした
pr
ak
ak
pr
ak
ak
ak
pr
pr
ak
ついにak兄は限界が来てしまい
俺の目の前で倒れてしまった
医者によると、
"過労"と"病状の悪化"が原因で今回倒れたらしい
この時に俺は知った
ak兄が俺の学費のために何個もバイトを掛け持ちしてお金を貯めていたことを
俺に何ができるか考えているうちに
ak兄の病状はどんどん悪化していき
ついには入院まで必要なレベルになってしまった
俺はそして、お金を貯める方法をやっと思いついた
そう、
バイトをすることだ
バイトはダメなことなんて最初から分かってた
でも、高校生がお金を貯めるにはこれしかなかったのだ
それから、俺は前まで全部承諾していた友達との遊びを断り、
朝早く起きてバイトをし、
また学校を帰ってからもバイトをたくさんした
休日はak兄に遊びに行くと嘘をついてバイトをしていた
もともと人と話すのは好きだったから
接客になってたくさん働いた
pr
pr
pr
pr
閉店後
店長
pr
店長
pr
店長
pr
pr
pr
pr
大変なこともあったが、
ここでのバイトはみんな優しくてとても楽しく稼げていた
pr
pr
pr
pr
pr
ak
ak
ak
pr
ak
ak
pr
pr
ak
ak
pr
pr
それから、prちゃんは特別にバイトする許可がおり、
俺もprちゃんが稼いでくれた入院費で入院して
今は頑張って治しています
pr
ak
pr
pr
ak
pr
ak
pr
pr
ak
こうやってprちゃんはバイトの賄いをいつも貰ってきます笑
けど、どれも美味しくていっぱい食べれちゃいます!
たくさん辛いことはあったけど
今はこんなにも幸せです
これからも、俺らなりに頑張っていくつもりです!
end.
コメント
2件
お互いがお互いを思って動く。当たり前の事だと思うけど、凄くいい事だな、ムリまでしちゃいけないと思うけど。