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一人で帰る日は、心細くてたまらない田舎の夜道。
今日みたいな雨だと尚更だ。
楓
楓
冴月
冴月
だけど今日は、全然違う
楓
楓
冴月
肩を引き寄せられる。
楓くんが傘を持ち替えたせいで、まるで後ろから抱かれているような体勢になる。
楓
クールビズで薄着になったせいか、雨水をはらう指の感触が伝わってくる。
冴月
冴月
冴月
冴月
すっと楓くんの手が離れる。
楓
楓
冴月
冴月
楓
楓
楓
楓
楓
いつの間にか、足が止まっていた。
楓くんの方を見ても、俯いているせいではっきり見えない。
冴月
冴月
楓
楓
紺色の傘を雨粒が打つ音ばかりが聞こえてくる。
冴月
冴月
冴月
冴月
冴月
冴月
楓
冴月
冴月
楓
冴月
冴月
冴月
楓
冴月
冴月
楓
楓
冴月
楓
楓
冴月
冴月
楓
楓
再び歩を進める。
誰かと帰るのなんて久しぶりだが、こんなに家路が終わらないでいて欲しいと思ったことが過去にあっただろうか。
楓くんの通塾日は家庭教師はお休みだ。
だけどいつのまにか決まったその約束が、なんだか煩わしく感じる。