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目の届くところに居てくれないと 健太不安になっちゃう… 近くに居る…近くに居てくれてるって感じてないと健太寂しくなる 仕事なんて辞めて健太のそばに 居てほしい… ずっとずっとそばに居て… でも今日も朝早くから お仕事なんでしょ? 健太のそばから 離れてっちゃうんでしょ? ねぇ行かないで…置いてかないで…
○○
健太
○○の言うこと聞いてれば ○○は健太を見てくれる 健太が良い子にしていれば 健太は寂しい思いをしなくて済む
健太
すぐ近くにある顔に頬を擦り寄せる 綺麗でスベスベで気持ちいい
カチャッ…
健太
金属音にハッとする まただ…また置いてかれる
気付いた時はもう遅くて 既に手錠されていた
○○
足早に出ていく○○
待って…待ってよ… 行かないでよ… 健太を置いてかないでよ!!
○○said
本当はこんなことしたくないんだけど ほんの時間稼ぎの為だから 仕方ない… 健太は私が少しでも離れると 私の元に来ようと暴れるから こうするしか無かった… 帰るまで…お願いだから 大人しくしてて…
健太
健太
健太
健太
何度も必死に取ろうとしても 取れない… ドアが閉まる音がする… ほんとに行ってしまった… もう寂しい…寂しい…寂しいよ… あの肌にずっと触れたい… 健太って呼ぶ声が早く聞きたい… ねぇ…健太を離さないで…
○○は健太が暴れるって 分かってるんだ だからこんなことするんでしょ? 外に出ないでって言ったのも 健太が他の人に危害を 加えちゃうからでしょ? 健太は周りから見たら 危ない奴なんだよね…怖いんだよね
健太
自然と涙が溢れ泣いている こんな風に泣くの何回目だろう…
無理やり取ろうとし 手が傷だらけだ… 所々血がにじんでいる…
健太
健太
健太
感情が抑えられなくて 棚を思いっきり蹴飛ばすと 乗っていた花瓶が落ちて割れた
健太
一瞬青ざめ割れたガラスを手に取った
健太
健太
もう無我夢中で 自分の腕に傷をつけ始める
駄目だって分かってるのに… ○○と約束したのに… でも…でも…許して…
続く…