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こんにちは!ナレーターです。
BadEnd迎えましたね。
まぁ当たり前なんですが。
ま!何回も何回も やり直してみてください! いつか貴方が目指してるEndに…
あ!そうでした! ボーナス品渡すの忘れてました!
最初のボーナス品ってなんだっけ… まぁいっか
最初のボーナス品は、 変身薬です!
1回だけ使えまして、 どんなやつにだってなれます!
…私にもね?
ご使用方法はお考えくださーい。 選択肢に出ない可能性もありますよ?
中々出てこなかったら ヒントとかもありかもですね!
てことで…
いざ物語のセカイへ__
何回か前のセカイに戻ります_
清水 苑実(しみず そのみ)
そう微妙な声でご挨拶をする。 どうせ誰もいないのだけれども。
そよ風がふわふわと流れていく。 …風になれたらいいのにな。
消えてしまえたらいいのにな。 …もう消えれてるか。
無駄な妄想をしては本に目をつける。
やっぱり本は面白い。 人みたいに気を使わないでいいし、 その書かれている文章に裏はないから。
そう、“信用“できる。 読むことよりも 信用できるの方が私は強い。
まぁもう死んでるんだけどね_
秋原 呱々(あきはら ここ)
清水 苑実(しみず そのみ)
秋原 呱々(あきはら ここ)
呱々さんはいつもオーバーリアクション。 そんなに私に構っても意味ないんだよ、 と言ってみたい。
清水 苑実(しみず そのみ)
少し呆れた口調で返してみる。 こうすれば呱々さんも驚くか嫌うだろう。
秋原 呱々(あきはら ここ)
案の定驚いた。 貴方が見ている私は もうこの世には居ないんだよー?
そう言ってみたらばもっと驚くだろう。 まだ種明かしはしないけど。
清水 苑実(しみず そのみ)
私が存在しても、しなくても。 どうせこの世界の定めは変わらない。
私は“副主人公“的な立ち位置。 必ずしも主役にはなれない。
例えると、最後まで生き延びるが、 ラスボスに倒される仲間、とか?
どちらにしろ、脚光は浴びない。 それは私もおんなじ。
あーあ、世界が早く私を 忘れてくれないかな。
そう思いながら窓を向くと、 黒色のチューリップが ふわりと揺れていた。
黒色のチューリップの 花言葉は私を忘れて。
清水 苑実(しみず そのみ)
今の私に物凄くぴったりだ。
でもね、副主人公とおんなじって事は、 私は貴方達の印象に残る。ねぇそうでしょ?
画面の前の貴方達。
私は全部分かってるよ。
貴方達は私達を観測している。 ね?違う?違くないでしょう?
観測、というより、ゲームが正しいかな?
なんでセカイの真相を知ったのに Errorが起きないかって?
簡単だよ。 どうせ次の周回には忘れるから。
今回の周回だけは許されたの。 私が自決したからね。 覚悟を認めてくれたんだよ。
貴方達はいいよなぁ? 画面の前で呑気にみてられて。
でもこれは覚えておいてね。
貴方も操り人形かもよ_?
しばらくして~
清水 苑実(しみず そのみ)
もう遠慮なく声を吐き出す。 どうせ呱々さんとか貴方達以外には 聞こえないのだから。
ふと呱々さんをみる。 どうやら花瓶の存在に気づいたようだ。
綺麗な花。 花言葉なんて気にしない。気にしない。
そう思っていると、くそもぶが
くそもぶ
清水 苑実(しみず そのみ)
泥を掛けて来た。 私という存在で、花が汚れてしまった。
まぁ、私にはお似合いだが、 花にはお似合いではない。
秋原 呱々(あきはら ここ)
ほら、呱々さんも驚愕してる。 しなくていいんだけれど。
彼女の綺麗な淡桃の瞳が哀れむ。
私にはお似合いじゃない。 呱々さんの瞳は。
淀んでいる私の瞳は。
なんとなく全てを吐き出したくなって。 生徒会室へ向かった。
清水 苑実(しみず そのみ)
そうポツリと言葉を落とす。
「苑実は消えた方がいいよ。」
「こんな事も出来ないの? 苑実は本当に出来損ないね。」
「苑実が居なければ楽だったのに。」
「苑実は優等生なのに こんなに馬鹿なの?w」
「苑実だけずるい。」
そう、今まで言われた悪口を思い出す。
嫌だね、人間は。
責任転移して、 相手のせいにして、 自分だけ言い逃れて。
ほんと、醜い。
私はもうとっくに死んでるしね。
学校終わりまでskip~
清水 苑実(しみず そのみ)
そうこの声は呱々さんと 貴方達以外に届かない。
呱々さんは何もかも特別。 だって主役だよ?
ずるいよね。嫉妬しても 現状は何も変わらないのだが。
ここは私が自決した場所。
辺り一面に紅いシミが広がっており、 ごみが色々な所に広がっている。
そして1番存在感のある場所。中央に、
私の首吊り死体がある。
お義母様はさぞ嬉しいだろうな~w だってあんなに嫌で 虐待してた子が死んだんだよ?w
もう私は壊れている。 だって笑えない事で笑えちゃうもんw
…演技すんのって疲れるね。
でも意外と幽霊は新鮮だよ? 壁通り抜けられるもの。
体が貫通するのは普通じゃあり得ない事。 心も舞い踊る。
ゲームで言うならバグ。 壁貫通のバグ位あるんじゃない?
…一体私はなんで語りかけるのだろう? 貴方達playerに 教える意味なんてないのに。
私ってさ。存在価値あったのかな。 いっその事存在しなくてもよかったよね。
別にうちが存在しなくても。 このセカイの運命は 変わってなかったのだろう?
影響なんか何にも無い。 ただふらついてるそこら辺の人くらい。
そんな私が死んだら分かるよね? なぁんにも、影響ないの。
ほら、そこのキミ。 「そんな事ない!」 「大丈夫!」 って思ったりしなかった?
それはね、貴方が 認めてない偽りの言葉。
大丈夫とか、 大丈夫とか思ってないから。 気にしてるから。
全部偽り。 ね?図星でしょう?
清水 苑実(しみず そのみ)
貴方はいいよね。
屋上で消えたセカイのシーン
清水 苑実(しみず そのみ)
清水 苑実(しみず そのみ)
秋原 呱々(あきはら ここ)
私が最後のチャンスを委ねると、 彼女は難しそうな顔して考え始めた。
考えたといっても10秒程度だろうか、 呱々さんは何か決意したようにいった。
秋原 呱々(あきはら ここ)
清水 苑実(しみず そのみ)
笑顔で相槌をうつ。 何を言うのだろうか?
秋原 呱々(あきはら ここ)
清水 苑実(しみず そのみ)
思わず怒気を含んだ声が溢れ出る。 貴方までそんな言葉をかけるのか。
清水 苑実(しみず そのみ)
秋原 呱々(あきはら ここ)
呱々さんの困惑した顔が はっきりと見える。
図星だったようでうろたえてる。
清水 苑実(しみず そのみ)
秋原 呱々(あきはら ここ)
私の本音を全て呱々さんへぶつける。 呱々さんも何も言える訳がなく。 黙り込んでしまった。
そうだよね、呱々さんは何も知らないもの。 困惑するのも、黙り込むのも、 当たり前だよね。
清水 苑実(しみず そのみ)
呱々さんには泣いてる姿は 見せたくなくて。 へたっと座り込んでしまった。
もう呱々さんの表情なんて見えない。 私の泣き声が密かに耳に入るだけ。
清水 苑実(しみず そのみ)
秋原 呱々(あきはら ここ)
清水 苑実(しみず そのみ)
最後ぐらい綺麗に逝かなくちゃ。 私の意図を理解した呱々さんは、 止めようとするがもう遅い。 私の覚悟はとっくのとうに 決まっているのだ。
清水 苑実(しみず そのみ)
私の人生の意味は貴方にあったんだ、 呱々さん。 私の人生の終わり際には見ていてほしい。
幸い、呱々さんも2つ返事で 受け入れてくれた。
清水 苑実(しみず そのみ)
秋原 呱々(あきはら ここ)
流石の呱々さんも、 2回目というのは 理解出来ていなかった。
更に困惑の声を漏らすが 私には関係はない。
清水 苑実(しみず そのみ)
そう私は告げ、徐々に体が消え去ってゆく。 もう私は魂だけの存在。 キラキラとしたのがまい、 遂には無くなった。
もう、わたしはこれでおわりなのか。
そうおもうとちょっぴりかなしい。
ではあらためて、
さようなら__。
ぬっしーぬしっし
ぬっしーぬしっし
神子(みこ)
ぬっしーぬしっし
神子(みこ)
ぬっしーぬしっし
神子(みこ)
ぬっしーぬしっし
ぬっしーぬしっし
ぬっしーぬしっし
ぬっしーぬしっし
ぬっしーぬしっし
神子(みこ)
ぬっしーぬしっし
ぬっしーぬしっし
神子(みこ)
ぬっしーぬしっし
ぬっしーぬしっし
神子(みこ)
神子(みこ)
神子(みこ)
ぬっしーぬしっし
苑実さんのアイコンどっちがいいか 教えて下さい!!! byナレーター