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華
手を大きく振りながらこちらに走ってくる木枯さん。
最近私を見かけたらよく話しかけてくれる。
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せわしい人だ。そんな木枯さんを見て笑みがこぼれた。
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気がついたら見知らぬベッドの上で眠っていた。
木枯くんの弁当を食べてからの記憶が無い。
疑いたくはないけど、まさか。
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力任せに服を引きちぎられる。
肌があらわになり、鳥肌がたつ。
本気だ。本気で、私を。
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慣れた手つきで私の体を拘束する。
頭をフル回転させてどうすれば逃げ出せるか考える。
そうしてる間も私の身体を撫で回す木枯さんの手に震える。
せめて携帯で助けを呼べれば…。
樹
LINEの通知が連続で木枯くんの携帯から聞こえる。
逃げるなら今かもしれない。
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流斗
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流斗
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玄関に向かう木枯くんの足音を聞き、ひとまず安堵する。
こっそり入ったクローゼットの中には、木枯くんの服が詰め込まれていた。
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いつもはうるさいくらい束縛してくるのに。
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流斗
いきなり開いたドアを反射で避ける。
流斗
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それに、説明されなくても西園寺の様子を見ればわかる
服は引き裂かれ、下着が見えている状態だ。よくこんな格好で外に出ようとしたもんだ。
流斗
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茅ヶ崎くんに事情を話して少し。
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これを逃したら私はきっと酷いことをされる。
茅ヶ崎くんさえ上手く合わせてくれれば…
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流斗
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勢い余って茅ヶ崎くんに抱きつく。
やっぱりいい人なんだ茅ヶ崎くんは。
トクトクと静かに鳴っている音にしばらく耳を傾ける。
流斗
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流斗
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