コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ジェルくんのことを、 一瞬見ただけのことで決めつけたこと
酷いことを言ってしまったこと
さとみくんに便乗して 少し殴ってしまったこと
嫌ってしまったこと。
償いきれるものではなくて、 謝罪をしても、 許して貰えるようなものでもなくて。
それでもジェルくんは僕のことを 命をかけて助けてくれたし、
『大切』だと言ってくれた。
ここまで来てまだ人殺しと言い張るか。
そんなの、僕のプライドが許せない
黄
黄
橙
黄
橙
黄
橙
黄
黄
黄
僕の能力、使いどころが分からなくて 今まで1回も使わなかった。
むしろ使えるかどうかすらわからない。
黄
黄:スキル 言霊。 言ったことが本当になる。
黄
黄
フワッ
黄
橙
包んでいた両手から、橙色に近い黄色の光がふわりと浮いてきた。
その光は、ジェルくんの胸に飛んでいき、 徐々に体全体に馴染んでいった。
黄
黄
黄
黄
黄
橙
僕は、ジェルくんに殺されるのを 目を瞑って待った。
黄
しかし、いつまで経っても死なない。 痛みがない。
すこし目を開いてみると、 僕の胸付近で止まったナイフがあった。
黄
橙
橙
橙
橙
橙
橙
橙
橙
黄
橙
黄
黄
黄
橙
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
黄
グサッ
黄
橙
鉄の液体が上に押し寄せる感じがして、 気持ち悪い
黄
黄
黄
黄
黄
たくさんあやまって
たくさんごはんいっしょにたべて
たくさんわらいあえるよね
黄
これから僕の、
幸せな夢が始まる
はずだった。
……るぅちゃんは
誰よりも幸せそうな顔で眠った。
橙
これで全部終わりなはずで
全員生き残れたはずで
それなのに
俺の心は満たされなかった。
橙
全身痛くて、もう死にかけだ。
るぅちゃんを殺すために使った力で もう尽きてしまって、動く気力も 何も残っていない。
正直、もう眠い
橙
まだ、みんなで……遊べてない
死にたくない
だ、から、おき、な、きゃ……
……………………
ビリッ
橙
おめでとうございます
あなたは最後まで生き残りました
約束通り、現実世界に戻します
橙
急に、体が宙に浮く感覚がした
金縛りともよく似ていて。
橙
橙
俺の記憶はここで途切れていた。
桃
桃
俺は……ジェルに殺されて、
これは本物のデスゲームのようなもので
生きているはずがない
桃
紫
赤
桃
黄
桃
桃
桃
いや、そんなことはない
痛みも感覚も全て本物で、 アトラクションにしてはあまりにも 手が込みすぎている
黄
紫
赤
桃
赤
赤
赤
桃
赤
赤
赤
赤
赤
桃
桃
紫
紫
桃
黄
黄
赤
青
桃
何かがおかしい
ころんがジェルのことを見たまま動かない
ダッ
桃
青
桃
ころんは酷く青ざめていた。
理由は明々白々だ
青
1分
1分
1分
1分
1分
1分
赤
紫
紫
赤
紫
紫赤
余談ですが
前回の話にコメントあって 嬉しかったです( *´꒳`*)