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中島side 震災から数ヶ月後。 新居に引越し、新しい生活を始めた。 しかし、俺と美波の職場が まだ環境が整っていなくて 自宅待機で生活している状態。
中島
美波
中島
実は今日、付き合って3年目の記念日。 震災前から準備をしていた プロポーズをする日。 飲み物を両手に駆け寄ってきた美羽。 一旦机に置いてもらい 意味わからずテレビをつけた。
美波
中島
美波
中島
彼女にテレビの電源を消してもらい 俺のスマホで動画を流す。 彼女が動画を見ている間に 気づかれないように 花束と指輪を持ってくる。
美波
中島
あれから数日後。 ファン感謝デーのため 設備が整った球場に行くと ひとつ下の後輩に手を掴まれた。
宗山
大内
宗山
中島
黒川
大内
黒川
宗山
中島
そんな話をしていると スタッフの方に紙を渡される。 内容を見ると ファン感謝デーの流れが書かれていた。
大内
中島
宗山
黒川
中島
宗山
大内
中島
黒川
中島
宗山
大内
中島
大内
中島
近くに通り掛かった内を捕まえ 今日の内容を洗いざらい聞いたあと 美波に俺がいるところの写真を送った。
美波side 今日は楽天のファン感謝デー。 久しぶりに球場に足を運び、 大輔のグッズを探していると 後ろから声をかけられる。
美波
古謝
古謝くんに着いていき スタッフの方しか通れないところまで 足を運ぶ。
美波
古謝
美波
古謝
美波
古謝
美波
古謝
美波
古謝
美波
不意に後ろから 私の名前を呼ぶ声がして 振り向くと大輔が驚いた様子で立っていた。
中島
古謝
中島
古謝
中島
美波
少し考え込んだだいすけを見ると 心当たりのあるような表情で 口を開く。
中島
美波
スタッフさんが ドアの向こうで呼んでおり 少し気まずそうに向かって行った。 残された私と古謝くんは その場で話の続きをする
古謝
美波
古謝
美波
古謝
美波
古謝
美波
古謝
そんな話をしていたら廊下の端から 大きな声が届いた。
山田
古謝
山田
美波
山田
古謝
山田
古謝
山田
古謝
美波
山田
少し待っていると 関係者の文字が書かれた タグを受け取り2人の後を歩いた。
古謝くんと山田選手について行くと 何やら部屋が楽しそうな雰囲気になる。
大内
宗山
古謝
山田
選手の声に圧倒されながら 勧められた席に座った。
美波
宗山
大内
山田
伊藤
古謝
美波
大内
美波
肩に重みを感じ見上げると 大輔が私を見下ろしていた。
中島
美波
大内
中島
古謝
美波
宗山
中島
美波
中島
美波
中島
大内
古謝
宗山
この服でうろつくのが分からないらしい 大輔がロッカーから服を引っ張り出し 私の足に掛けた。
中島
古謝
中島
古謝
宗山
中島
宗山
中島
考え事をしながら 窓の外をボーッと眺めていると 肩を叩かれる。
美波
中島
美波
中島
美波
大内
美波
山田
美波
大内
宗山
古謝
美波
中島
美波
中島
少し気まずさが残る中 外に繋がる廊下を歩き始める。 今後のため大輔の負担にならないように 考えを改めようと思うのだった。
中島side 美波が出ていった後。 すごい後悔の波が押し寄せる。
古謝
宗山
大内
中島
周りが一斉にため息をつかれる。 そんなことよりも 今の自分自身が考え込みすぎて 彼女どころじゃなかった。
山田
中島
宗山
中島
古謝
山田
中島
宗山
山田
古謝
大内
中島
古謝
中島
宗山
大内
中島
古謝
中島
大内
古謝
中島
数日前にその話を美波から聞き 何も手を出していなかった。 このままだと全て丸投げになるため すぐに美波に電話をかけた
あれから数ヶ月後の 春の訪れが感じられる頃。 海が見える道沿いにやってきた。
中島
美波
中島
美波
今日はフォトウェディングの撮影日。 綺麗な青空が広がる中 美波が持っていた楽器ケースを受け取る。 指定の場所に荷物を置いて それぞれ着替えを済ませる。 指定の場所に行くと まだ美波は終わっていない様子だった。 しばらく待つと後ろから声をかけられた。
中島
美波
中島
スマホを取りだして ウエディングドレス姿の美波を撮る。 続けて本題であるカメラマンさんに 写真を撮ってもらった。
中島
美波
中島
美波
中島
美波
少し考え込んだ美波は 思い出したかのように メロディを奏ではじめた。 海のように広く優しい音が広がる。 そんな彼女の姿を見つめた。 美波が持っていた花束の中には 小さく揺れる ハーデンベルギアの花のように 彼女の姿は上品で優しく映し出されていた。