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百鬼夜行

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百鬼夜行

2 - いちわ

♥

560

2024年05月14日

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めーぷる

続きでーす

りうらは今一人暮らしをしている

りうら

そろそろお肉とかご飯買いに行かないと

りうら

お財布と、スマホ…ぐらいでいっか

りうらの住んでいるところは村よりの町

だから、少し山を下りる

りうら

お祖母さんにこの町だけは百鬼夜行が起こるって言われてたけど

りうら

ほんとにあるのかな

りうらは、ふと不思議に思ったことがある。

1つ目は、いつも農作業などしている近所の方がいないこと

2つ目は、鳥や動物、色々な鳴き声が聞こえるのに何も聞こえない

りうら

あ、そういえば…

__________

お祖母さん

いい?りうら、

お祖母さん

百鬼夜行のもう一つの特徴は、邪気が放たれることよ

りうら

じゃき?

お祖母さん

うーん、簡単に言えば

お祖母さん

私達は今、ほとんど酸素を吸って生きているの

お祖母さん

だから、良い空気のことね

りうら

うん!

お祖母さん

で、邪気は悪い気体よ

りうら

なんでぇ?

お祖母さん

邪気はね、鬼が生きるために必要な空気

お祖母さん

つまり、人は酸素で鬼は邪気を吸って生きているということ

りうら

へ〜!

お祖母さん

で、最初に戻るわね

お祖母さん

だから、この邪気には私達もよく分からないけど

お祖母さん

何百年か前、百鬼夜行に遭った人がこの本を書いたの

お祖母さん

そこにはね、「百鬼夜行が行われる時、邪気が放たれ特別な血液の人以外全員倒れるように寝込む。そして、村から1人消えていた」

お祖母さん

と、書かれているわ

りうら

ふ〜ん

__________________

この時は疑心暗鬼だった

りうら

まさか、ね

りうら

切り替え切り替え!

少し小さめな商店街へと着いた

りうら

人が誰もいないッ

でも、りうらは必死に人を探した。

もう、辺りは暗くなってきている

少し怖くなってしまったので早く家に帰ろうとする

チリンっ…チリン、シャンシャンっ

ザッザ…

、?

!!思い出した、鈴の音、足音…『百鬼夜行』だ

りうら

ひ、百鬼夜行…!?

鬼達

んー?誰かいるのか?

りうら

ッ、バッ(手で口を隠す)

鬼達

…気の所為か

速く!速くここから逃げなければッ!

鬼達

!悪鬼様ザッ(平伏す)

りうら

(あっき、?)

りうら

(とにかく、ここから抜けなければ)

ないこ(鬼)

ねぇ、まだ見つからないの?

鬼達

すみませんッ!

ほとけ(鬼)

早く食べたーい

りうら

(た、たべる、?)

初兎(鬼)

ね〜

悠佑

確かになw

いふ(鬼)

wねぇ、ずっと聞いてる子出てきなよ

りうら

!?(り、りうらですかね…いやいや無理無理!いっぱいいるよぉ…)

りうら

タッタッタッタ(走る)

ないこ(鬼)

逃げ切れると思うなよ?♡

いつも大好きだったこの道も狂気でしかない

周りは真っ暗、何処から鬼が出てくるか分からない

りうら

はぁッはぁ…

チリンっチリン…

ほとけ(鬼)

ほらほらー追いついちゃうぞ〜?♡

りうら

あぅッ…タッタッタッ

初兎(鬼)

も〜限界なん?♡

りうら

(お前らと一緒にすんなし)

りうら

ッ!ぐらっ

なんか、視界がふわふわする…

悠佑

よう、ここまでもったなw

ないこ(鬼)

ね〜ずっと俺らの近くにいてここまで持った子は初めてだよ!

瞼が重い

でも、ここで瞼を閉じたらりうら、どうなっちゃうのかな…

りうら

バタっ

そんな不安を胸にりうらは意識を失った

ほとけ(鬼)

ん〜この子すごく可愛くない!?

初兎(鬼)

確かに、すぐ殺すのは勿体ないな

ないこ(鬼)

俺、この子抱きたい

いふ(鬼)

うっわ、同感

悠佑

(相変わらず変態や)

ほとけ(鬼)

じゃあさ!寿命までは残しといて、この子が死んだら食べよ!

初兎(鬼)

ええやん!それにしよや

ないこ(鬼)

じゃ、君はここにはもう絶対に戻って来れないよ♡(耳元)

りうら

んッ…

ないこ(鬼)

お前ら!早く部屋の準備しろ!

鬼達

分かりました!

鬼達

ザッ悪鬼様おかえりなさいませ

ないこ(鬼)

ん、ただいま

ほとけ(鬼)

部屋出来たー?

鬼達

はい、部屋は3階のほとけ様達とは逆方向になります。

初兎(鬼)

なんで同じ部屋にしてくれなかったん?

鬼達

それは、少し気が引けるというか、

悠佑

じゃあせめて隣にしてくれないか?

鬼達

でも…、

いふ(鬼)

隣にしろって言ってんの分かんない?

鬼達

しょ、承知しました!直ちに移動させていただきます

鬼達

お前達!早くしなさい!

鬼達

はい!

ないこ(鬼)

(触る)さらっ

りうら

んゅ…

ないこ(鬼)

髪の毛さらさらぁ♡♡

ほとけ(鬼)

え!ずるい!

初兎(鬼)

俺も触りたい!

いふ(鬼)

まろも!

悠佑

俺もなんやけど!

数十分後

鬼達

準備整いました。

ないこ(鬼)

ありがとう

ないこ(鬼)

じゃあ休憩に移っていいよ

鬼達

ありがとうございます

ないこ(鬼)

下がれ

鬼達

はっ

ほとけ(鬼)

この子のお部屋!

悠佑

どんなんやろな

いふ(鬼)

綺麗やろな

初兎(鬼)

綺麗じゃなかったらアイツらボコしてやるわ

ないこ(鬼)

めっちゃいい感じ!

ないこ(鬼)

全体的にピンクで、もしかして俺とこの子のこと…

初兎(鬼)

違うに決まってるやろ!これは俺とこの子や!

ほとけ(鬼)

は?違うんですけど!?

いふ(鬼)

そうだそうだ!

悠佑

てか、この子寝かせないでええん?w

ないこ(鬼)

あ、そっか

ほとけ(鬼)

ねね、この子いつ起きるの?

初兎(鬼)

どうやろ、結構長い時間邪気浴びてたから、早くて数時間後で遅くて明日中やない?

ほとけ(鬼)

楽しみ〜!

ないこ(鬼)

ね〜

悠佑

俺たち部屋戻るか?

初兎(鬼)

そうやね!

ないこ(鬼)

じゃあ解散!!

めーぷる

この話すぐ完結しそう…

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