ariru
ariru
ariru
ariru
ariru
…
いつだっただろうか…
ああ、あれは俺が6歳の頃だったか
スマイル(幼少期)
スマイル(幼少期)
俺が6歳の頃に、母親が死んだ
そして、父親は家を出ていった
俺は、1人になった
小さい俺は無知で無力だ
バカな頭でこれからどうするか考えた
考えた結果、死ぬという答えに至った
バカだから
バカなりに考えた答えはバカだ
だから、自ら命を絶つという答えがでた
自殺するために夜の道を歩いていた時だった
その時、いきなり風がバアっときて目を瞑った
そして、目を開けたら、目の前に俺の何倍も身長が高いやつが立って、ニコニコしていた
スマイル(幼少期)
ぶるーく
俺はこくっと頷く
ぶるーく
スマイル(幼少期)
ぶるーく
ぶるーく
スマイル(幼少期)
ぶるーく
スマイル(幼少期)
ぶるーく
スマイル(幼少期)
ぶるーく
そう言って、手を差し出してきた
俺は、その大きい手に自分の手を重ねる
そうしたら、ぶるーくがギュッと俺の手を掴み、俺を抱っこする
スマイル(幼少期)
次の瞬間、ぶるーくの背中からバサっとコウモリの様な羽がでてきた
そして、宙に浮いた
俺は今、ぶるーくと空を飛んでいる
スマイル(幼少期)
ぶるーく
スマイル(幼少期)
ぶるーく
スマイル(幼少期)
お月様に手が届きそうで、手を伸ばす
だけど、お月様には届かない
ぶるーく
ぶるーく
そう言われて、少しむかついたが、恥ずかしさが勝ってしまった
ぶるーく
ぶるーく
スマイル(幼少期)
ぶるーく
ぶるーく
ぶるーく
俺はこくっと、さっきよりもわかりやすく、大ぶりに頷く
ぶるーく
ぶるーく
スマイル(幼少期)
ぶるーく
スマイル(幼少期)
俺はぶるーくと手を繋いで、お家へ帰ろうとしていた
ぶるーく
スマイル(幼少期)
スマイル(幼少期)
ぶるーく
スマイル(幼少期)
ぶるーく
スマイル(幼少期)
スマイル(幼少期)
ぶるーく
ぶるーく
スマイル(幼少期)
ぶるーく
あの時のぶるーくの笑顔は、悲しそうだった
スマイル(幼少期)
ぶるーく
ぶるーく
スマイル(幼少期)
ぶるーく
ぶるーく
スマイル(幼少期)
まあ、空飛んでたしね
スマイル(幼少期)
ぶるーく
ぶるーく
スマイル(幼少期)
そして、これは俺が7歳になった時の記憶
よく覚えている
初めて血を吸われた日だから
スマイル(幼少期)
俺は、紙で指を切ってしまった
ぶるーく
スマイル(幼少期)
ぶるーく
ぶるーくは、顔を歪ませる
スマイル(幼少期)
ぶるーく
スマイル(幼少期)
ぶるーく
そっか…ぶるーく、吸血鬼…
俺がそう思った時、ぶるーくは紙で切ってしまった俺の指を舐めた
スマイル(幼少期)
ぶるーく
ぶるーく
スマイル(幼少期)
ぶるーくにソファに押し倒されて、首元にぶるーくは顔を近づけて
ぶるーく
スマイル(幼少期)
初めは痛かった
だけど、段々頭がふわふわして意識を失った
目が覚めたら、ぶるーくはめっちゃ謝ってきた記憶がある
まあ、それが幼少期の記憶
今は、17歳だ
久々に思い出した小さい頃の記憶は懐かしく感じた
ぶるーく
ぶるーく
スマイル
ariru
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ariru
ariru
ariru
ariru
ariru
ariru
ariru
ariru
コメント
4件
新しい連載も天才すぎます、! 塾頑張って下さい!!