新学年になって1ヶ月。
昼休み
紗良
○○ご飯たべよー
○○
たべよー!
広翔
○○と蓮生いる?
蓮生
何?
広翔
弁当もってついてきて
康太郎
なんかやらかしたん?(笑)
蓮生
さぁー
「うわぁ堂々と蓮生呼び出し?」 「○○もだよ?」 「三角関係とか?(笑)」
○○
………
蓮生
気にすんな。
広翔
お前ら、噂する暇あんなら、あと10点あげれるように、勉強しろよ?じゃないと、二学期から普通クラス行きだからな
「…………」
大
え………そんな事あるの?やばくない?
康太郎
まじ?真斗……勉強おしえてー
大
おれも!!
紗良
あははは(笑)
真斗
仕方ないなぁもう(笑)
「あの……」
真斗
ん?やだよ?自分らでがんばりな?
紗良
そうだよ。うちらには関係ないから。
真斗
じゃ、部活終わって勉強会しよ?
紗良
いいね!
蓮生
で、話って?
広翔
弁当食べながらでいいよ?俺も食べるし
○○
ん!?先生のめちゃくちゃ美味しそう!
広翔
いいだろー(笑)
蓮生
なんかすげームカつく。
○○
あはは(笑)
広翔
あ、ごめん……
蓮生
幸せそうでなによりです。
広翔
てか、お前ら弁当一緒?
○○
あ、今日は蓮生んちから来たから、ついでに……
広翔
そっか。
で、本題だけど、
亮太と上手くいってないんだろ?
で、本題だけど、
亮太と上手くいってないんだろ?
蓮生
その話するために呼びだし?(笑)めっちゃプライベートじゃん(笑)
広翔
まぁな(笑)
○○
上手くいってないってゆか……
蓮生
亮兄が最近変なんだよな、どっちかというと。
広翔
涼介がこないだ話聞いたらしいけど、やっぱおかしいって。なんか自信がないって言ってたらしい。
○○
自信?
広翔
うん。
詳しくは聞けなかったけど。
なんか俺わかるからさ。
最初はさ、幸せにしてやろうって思っててもさ
やっぱり、色々葛藤はあるもんだよ。
相手のこと疑うわけじゃなくてもさ。
詳しくは聞けなかったけど。
なんか俺わかるからさ。
最初はさ、幸せにしてやろうって思っててもさ
やっぱり、色々葛藤はあるもんだよ。
相手のこと疑うわけじゃなくてもさ。
蓮生
意味わかんないけど
広翔
え?
蓮生
俺と広翔の場合はさ、ちょっと違うけど、お互いの幸せ考えた結果だし。
亮兄の場合間違ってんだよ。
自分が浮気まがいなことして、自信なくして、俺に○○を押し付けようとしてるだけにしか見えない。
言い方わるいけど。分かりやすく言うと。
亮兄の場合間違ってんだよ。
自分が浮気まがいなことして、自信なくして、俺に○○を押し付けようとしてるだけにしか見えない。
言い方わるいけど。分かりやすく言うと。
○○
うん……たしかに、亮兄とより、蓮生といる時間が長いけど……だからこそ、二人の時間大事にしたいけど………なんかすごい距離感じてる。
けど、涼介先生に言われて気づいたんだ。
けど、涼介先生に言われて気づいたんだ。
広翔
ん?
○○
蓮生ならっていうの。
他の人は許せないって。
蓮生なら、私の事大事にしてくれるからって。
裏切らないからって。
私の事大事に思ってくれてる事に代わりないって。
他の人は許せないって。
蓮生なら、私の事大事にしてくれるからって。
裏切らないからって。
私の事大事に思ってくれてる事に代わりないって。
蓮生
だったらさっさと別れりゃいいのに。
○○
やだよー(笑)
広翔
そこまでしてなんで、亮太にこだわるの?いっとくけど蓮生、めちゃくちゃ大事にしてくれると思うよ?
○○
それはわかる。なんなら今だってそう。あんな冷たくて、素っ気なかった蓮生なのに(笑)
でも………私が1番辛かったとき支えてくれて、ずっと傍にいてくれたのは亮兄だったから……
だから、今、亮兄がつらいなら、そばに居たい。
距離が必要なら、仕方ないけど見守りたい。
でも………私が1番辛かったとき支えてくれて、ずっと傍にいてくれたのは亮兄だったから……
だから、今、亮兄がつらいなら、そばに居たい。
距離が必要なら、仕方ないけど見守りたい。
蓮生
そっか。なら、おれはその○○をフォローするだけかな。
広翔
そっか………
広翔
でも、それで○○が体調くずしてたら意味無いからさ
○○
うん。私も強くならなきゃ。
広翔
お前らがしっかりしてるなら大丈夫そうだな。涼介にもそう伝えとくわ。
蓮生
ただいまー
○○
お邪魔します
蓮生の母
何言ってんの!?
亮太
別にいいだろ!色々こっちもあんだよ!
蓮生の母
でも、そしたら…
亮太
もういいんだよ、どうでも。
部活もおわり、蓮生と、一緒にかえってきた。 そしたら、キッチンのとこで お母さんと言い合う亮兄の姿……
蓮生
ちょ、亮兄、落ち着けよ………
蓮生の母
あ、おかえり………
○○
どしたの?
蓮生の母
○○ちゃん………
○○
??
亮太
……もういい。ご飯もいらない。
○○
え、ちょ、……亮兄……
亮兄は、自分の部屋に行った やっぱなんかおかしい……
○○
ね、亮兄なんかおかしいよ?
蓮生
ん。
蓮生の母
なんか、急に、バイトも大学も辞めるとかいうんだもん、バイトはともかく……
○○ちゃん、亮太となんかあったの?
○○ちゃん、亮太となんかあったの?
○○
いや………
蓮生の母
なんか、俺より蓮生のほうがとかいって。
母さんからしたら、別にどっちでもいいだろ?みたいなこと言ってて……
母さんからしたら、別にどっちでもいいだろ?みたいなこと言ってて……
蓮生
またか……
蓮生の母
そりゃ、○○ちゃんがお嫁にきてくれるのは嬉しいけだ、そのためだけに、付き合ったりとか、そんなの望んでるわけじゃないのよ?○○ちゃんが別に好きな子いるんだったらそれはそれでいいのよ?
○○
私ちょっと話してくる………
蓮生
大丈夫?だいぶ荒れてたけど?
○○
大丈夫。絶対亮兄は私が怖がることしないから。
蓮生
どっから来る自信だよ……
蓮生の母
頼もしいわね(笑)
コンコン……
○○
亮兄?入ってもいい?
亮太
……なに?
○○
亮兄……
亮太
………
なんかすごく暗いし、今にも消えてしまいそうな亮兄……
○○
ギュッ………グス…
亮太
……ごめん、俺もう……
○○
何があったの?
亮太
………
○○
亮兄、私じゃ頼りないかもだけど……
私が辛い時いつもそばに居てくれたし、こうやって抱きしめてくれたじゃん。すごく嬉しかった……
今だって……辛いのに、私の事大事にしてくれる。
私が辛い時いつもそばに居てくれたし、こうやって抱きしめてくれたじゃん。すごく嬉しかった……
今だって……辛いのに、私の事大事にしてくれる。
亮太
いや……俺はもう……
○○
別れることで亮太が楽になるなら
いいよ?
でも忘れないで?
私、亮太のこと大好きだもん。
亮太の代わりなんて私にはいないから。
いいよ?
でも忘れないで?
私、亮太のこと大好きだもん。
亮太の代わりなんて私にはいないから。
亮太
……○○
○○
ん?
亮太
ごめん………俺………
○○
うん?
亮太
あの女の子………妊娠させたかも
○○
…………え?
亮太
だから………
○○
待って………
え?どういうこと? え?…………なんで……
○○
………な、なんで……?
亮太
ごめん。
だから、俺は、もう、○○を幸せにできない。
裏切ることしか……
だから、俺は、もう、○○を幸せにできない。
裏切ることしか……
すごく苦しそうに話す亮太……
○○
ね、亮太?
亮太
ごめ……
○○
亮太は、私の事嫌いになったの?
ホントの事教えて
ホントの事教えて
亮太
………んなわけないじゃん………
○○
ギュッ………
亮太
……○○?










