ヲタ女と反社【Halloweens game】

そう言うとマイキーは紙とペンを取り出し、3人はそれぞれ書き始めた。

マイキーはそう言って、2人を連れて城の中へ入った。

ガチャッ

古ぼけたホコリだらけのエントランスを前に、マイキー達はそんなことを思った。

そうしてマイキー達は、ジャック・オ・ランタンを探すため、薄暗い廊下の奥へ進んだ。

ドカッ！！

春千夜に挑発され思わず近づこうとしたその時、望月は床に置いてあった何かに足を取られ転んだ。

マイキーに促され足元を見ると、そこにはジャック・オ・ランタンがあった。

春千夜はそう言って、拾い上げたジャック・オ・ランタンをまじまじと見た。

春千夜はそう言って、ドアが半開きになっている部屋を指さした。

望月は疑問と不安を募らせながら、2人について行くように部屋へと入った。

そうして3人は引き出しやクローゼットを中心に、部屋を探り始めた。

するとそう言って、マイキーは2人に液体の入った瓶を見せた。

そう言ってマイキーは、もう片方の手に持っていた本を見せた。

その本の表紙には 「Charlotte Reys」と書かれていた。

するとマイキーは手記を開き、中を確認した。

そうして3人は寝室を後にし、別の部屋へと向かった。

ガチャ…

そうして3人は先刻と同様に、部屋内を探り始めた。

そう言って望月は、 【Edward Lewis】と書かれた手記を見せた。

そう言うと春千夜は、近くにあったバッグとを持ってきた。

望月に促され、3人は最初のエントランスへと戻った。

言い合いをする2人を前に、マイキーは思わずため息をついた。

ゾゾッ…

しかし次の瞬間、マイキーのいた場所に大きな影が被さり、同時に身体に鳥肌が走った。

恐る恐る振り返ると、そこには…

巨大な一つ目の怪物がいた。

一つ目の怪物はマイキーを目視したと同時に、巨大な手を振り下ろした。

ドオォォォォォンッ！！！！

望月がそう言った瞬間、一つ目の怪物は3人に向かって突進してきた。

ガアァァァァンッ！！！！

一つ目の怪物はマイキー達が避けたことにも気づかずに、そのまま壁に激突した。

一つ目の怪物が突進したときの揺れで、2階への階段が反動で崩壊した。

そう言うと三途はバッグから、液体の入った瓶を取り出しマイキーに渡した。

マイキーは意を決して、瓶を一つ目の怪物に投げた。

ガシャァァンッ！！

瓶は怪物に当たって砕け、中の液体が飛散した。

マイキーは二人にそう叫び、彼らは互いに別方向の道へと走った。

To Be Continued…