コメント
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これはあれかな?軍パロの前のお話なのかな? Nakamu…辛かったんだね… (話に入ってる)
2人の関係性は軍を作っても変わらない....これが深い絆ってもんですね!!ハァ好きです✨
⚠️注意⚠️ 本連載は「ワイテルズでも軍パロが したい!」の続編となっています。 まだご覧になっていない方は本連載をご覧の前にそちらを読むことをお勧めします。 以上をご理解頂けると幸いです。
それでは新連載 《ワイテルズでも学パロがしたい!》 STARTです。
Nakamu
Nakamu
Nakamu
雨は嫌いだった。
それは、大切な人を亡くしたあの日を 思い出してしまうから。
「…なんで?」
「なんで敵軍なんかに 全く関係ないお母さんが 殺されなきゃいけないの?」
Nakamu
Nakamu
きんとき
Nakamu
きんとき
きんとき
Nakamu
Nakamu
Nakamu
きんとき
Nakamu
きんとき
Nakamu
きんとき
きんとき
きんとき
Nakamu
そして、雨の日は必ず、
きんときが咳をしている。
Nakamu
変わらない日々。
変わらない友人。
変わらない心情。
帰ってこない母親。
トントンッ
Nakamu
きんとき
Nakamu
Nakamu
きんとき
Nakamu
きんとき
きんとき
きんとき
Nakamu
きんとき
Nakamu
きんとき
きんとき
ダッ
Nakamu
いつも暗い僕を、 明るく元気づけてくれるきんとき。
なのに、きんときは最近、
笑うたびに咳が止まらなくなってる。
笑う時だけじゃない。
怒る時、驚く時。
何かの拍子で、 苦しげに咳き込んでいる。
Nakamu
僕が、彼を助けられないだろうか…。
でも、何故きんときが苦しんでいるかも分からないし……。
Nakamu
Nakamu
Nakamu
ただ、僕は、そんな唯一の救いに、
最低な牙を剥いてしまったんだ。
??
??
??
Nakamu
うるさい。
Nakamu
僕は性格から考え方まで全てが暗い。
だって、もう、 生きる意味を見失っているから。
??
Nakamu
コイツらには分からない。
幼くして母を亡くした気持ちも、
敵軍の恐ろしさも。
わかって欲しくもない。
Nakamu
きんとき
Nakamu
きんとき
Nakamu
無言で帰路につく。
きんときが何度か 口を開こうとしていたが、
気付かないふりで拒否した。
もう、何も考えられない。
恐怖。憂鬱。嫌悪。
全てはあの日から始まった。
Nakamu
Nakamu
Nakamu
母親
Nakamu
Nakamu
敵軍
Nakamu
敵軍
Nakamu
敵軍
敵軍
敵軍
Nakamu
敵軍
Nakamu
敵軍
バキッ
Nakamu
バタッ
敵軍
敵軍
敵軍
敵軍
敵軍
Nakamu
敵軍
敵軍
敵軍
Nakamu
敵軍
Nakamu
母親
母親
母親
母親
母親
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
だから 大切な人なんて僕にはいらない。
もう、失いたくないから。
きんとき
きんとき
きんとき
Nakamu
きんとき
Nakamu
きんとき
きんとき
Nakamu
その、何も知らない笑顔。
僕は、下しか向けないんだよ。
何の苦労もしてないくせに。
僕と違って、 大切な人と居られるくせに!!!
Nakamu
鋭く睨みつける。
きんとき
きんとき
驚きに見開かれた青い目。
彼の喉が、ひゅっと音を立てる。
Nakamu
Nakamu
やめろ。
Nakamu
駄目だ。
Nakamu
それ以上は、
きんとき
きんとき
Nakamu
駄目だって。
Nakamu
きんとき
きんとき
きんとき
Nakamu
きんとき
気付いたら、今までにないくらい きんときが苦しんでて、
倒れ込んで、
苦しげな息を、してて。
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
この時の俺は、 それしか考えてなかった。
きんときを助ける。
かつて母親とした約束。
大切な人を助けられるような 人になってほしい。
Nakamu
Nakamu
俺は走った。
足が動く限り。
きんとき
Nakamu
きんとき
Nakamu
きんとき
医者
医者
きんとき
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
Nakamu
きんとき
きんとき
きんとき
Nakamu
泣き崩れる俺の背を、
優しい陽の光ときんときの手が、
いつまでも撫でていた───。
きんときが喘息持ちだということは、 その後に知った。
Nakamu
きんとき
きんとき
Nakamu
きんとき
きんとき
Nakamu
きんとき
Nakamu
Nakamu
きんとき
きんとき
Nakamu
そう。
俺は変わりたかった。
喘息持ちで辛い中、俺を元気づけて くれたきんときのように。
明るい笑顔でみんなを救えるように。
そして、母親の復讐のため、
大切な仲間を助けるため、
この頃から俺は、
白尾軍を作ることを計画していた。
もちろん、
きんとき
きんときも勧誘済である☆
……To be continued