紙飛行機
紙飛行機
グルッぺン
トントン
グルッぺン
トントン
グルッぺン
トントン
コツコツ、と規則正しく靴の音が 廊下に響く
グルッぺン
トントン
コンコン
グルッぺン
トントン
グルッぺン
トントン
グルッぺン
トントンがノブを回すとギィと 音を立てて扉が開く
グルッぺン
グルッぺン
トントン
綺麗好きなゾムとは思えない 部屋の荒れようだった
書類は床に散らばり
本や武器は棚にしまわれず 床に散乱していた
これにはグルッぺンも黙ってしまった
暫しの沈黙を破ったのは
書記長
トントン
グルッぺン
トントン
グルッぺン
トントン
グルッぺン
トントン
グルッぺン
トントン
あの末っ子ゾムに
弱ってるかもしれない
放送なんかしたら
あまりにも
可哀想だ
グルッぺン
グルッぺン
トントン
トントン
ロボロ
グルッぺン
トントン
グルッぺン
ロボロ
ロボロ
グルッぺン
トントン
ロボロ
トントン
ロボロ
全員集合だ。ゾムも含めて
グルッぺン
トントン
ロボロ
ロボロが少し溜息をはく
ロボロ
そう言って放送局の方へ 走っていく
グルッぺン
分からない、という表情で見ているグルさんに俺は耳元でこう言った。
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途端にグルさんが笑った
グルッぺン
戦争の時みたいな悪い顔で
笑った
コメント
12件
続きが気になりすぎて木になる
続きが気になってしょうがない!!!
ゾム〜!何処に居るんだよ〜! 今回も面白かったです!