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ぬいぬい

10話だよー!

ぬいぬい

前回は梅宮さんと桜くんは喧嘩をしてしまいました…

ぬいぬい

今回は梅宮さんが桜くんを突き放した理由

ぬいぬい

それは梅宮さんの抱えてる過去が原因らしく?

ぬいぬい

注意!

ぬいぬい

全て主の想像で捏造などがあるかも、そして重い話になりそうなので閲覧の際はお気をつけください

ぬいぬい

ではレッツゴー!

あれから大分月日が経った

ことはちゃんに梅宮さんとのことを伝えてに来ていた

桜遥

…………

橘ことは

はい、オムライス

橘ことは

何かお腹いれないと体持たないわよ

桜遥

……いただきます

桜遥

パクッ…モグモグ

橘ことは

(明らかに落ち込んでるわね…)

カランカラン

兎耳山丁子

桜~!様子を見に来たよ~!

桜遥

…………

十亀条

あれ?反応ない?

佐狐浩太

桜?どうしたんですか?

佐狐浩太

まだ傷が痛むんですか?

橘ことは

あー、そうじゃないのよ…

カランカラン

柊登馬

ことはちゃん、邪魔するぜ

橘ことは

いらっしゃい

柊登馬

桜、隣いいか?

桜遥

………コクッ

柊登馬

梅宮が悪かったな…急に突き放しちまって

柊さんは梅宮さんと桜くんの様子がおかしく何となく察していた

桜遥

………別に

柊登馬

梅宮は多分…まだあの事を引きずってるんだと思う

桜遥

あの事?

兎耳山丁子

なんの話?

十亀条

俺らも聞いて大丈夫なやつ?

柊登馬

あぁ…大分暗い話ではあるが…

佐狐浩太

聞かせてください

柊登馬

あれは…俺たちが風鈴に入学して少しした頃だった…

梅宮一

明日は雨が降るから畑にビニール掛けないとな

柊登馬

ビニールなんてあったか?

梅宮一

あっちの方にあったはずだ

梅宮一

これこれ……って穴が開いちまってる

柊登馬

買いに行かないとだな…

梅宮一

けどちょうどいいビニールなんてどこにあるのやら…

同級生

あの、

梅宮一

ん?

同級生

たまたま話が聞こえてしまって…よければうちにあるやつ使います?

梅宮一

うちにって…

梅宮一

むしろいいのか!?

そのことがきっかけだったな…

それから梅宮とソイツは急激に仲良くなった

 

 

それからしばらく経った頃

梅宮一

急に呼んで悪いな…

梅宮一

今日、この街に新参のチームが来ると情報が入った

柊登馬

商店街に被害は?

梅宮一

まだないが未然に防ぐんだ

全員:おう!

梅宮一

あっ、お前は無理すんなよ?

梅宮一

ヒート近いんだろ?ニコッ

同級生

あ、うん///

2人の関係性には薄々気づいていた

口にはしてなかったが多分両想いだった

梅宮一

くそっ……数が多い……

梅宮一

っ…アイツはどこ行った?

柊登馬

え…さっきまでそこに……

梅宮一

戦いに夢中で見失った……

柊登馬

どこだ……

その時道に倒れて動かなくなったソイツが目に写った

梅宮一

…………なんで

梅宮一

ふざけんな……俺の……大事な奴を……傷つけんな!!

病室

梅宮一

おはよ…怪我はどうだ

同級生

平気だよ…

同級生

お前…相手の頭を死に追いやったんだって?公にはなってないけど聞いたよ

梅宮一

すまない…

梅宮一

お前のためだって感情が暴走してて…我に返ったときにはもう……

同級生

もう…来ないでくれ…

同級生

お前はさ……怖いんだよ!

同級生

やりすぎなんだよ!

同級生

お前なんかと番になるやつなんかいるわけねぇ…

同級生

一生お前は一人なんだよ!

桜遥

…………

柊登馬

その後ソイツはこの街を出ていった

柊登馬

梅宮は二度と好きな奴を作らないという代償を払った

桜遥

(俺…何も知らなかった……)

桜遥

(いつもヘラっとしてるやつが)

桜遥

(いつも暑苦しいアイツが)

桜遥

(いつも馴れ馴れしいあんなやつが)

桜遥

(そんな過去が)

桜遥

(そんな辛いことを体験していた)

桜遥

俺……梅宮のこと……何も知らなかった……

桜遥

知らないで……"お前なんかと出会わなきゃよかったんだよ"って言っちまった

桜遥

俺……梅宮に酷いこと言っちゃった……

桜遥

グズッ…嫌だ……

桜遥

梅宮に……嫌われたくない……

桜遥

グズッ……グズッ……

佐狐浩太

(桜の髪の毛を撫でる

桜遥

俺……梅宮に嫌われちまった……

桜遥

梅宮………ごめん………

桜遥

(佐狐に抱きつき泣きじゃくる

 

 

次回 ヒート

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運命の相手なら責任取れよ!【梅桜】

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