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主さんの作品が神作すぎる💕
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父に見つかったあと僕は、 低体温症と栄養失調等が重なって倒れてしまった
目が覚めたのはあれから3日後
目を覚ました僕は一目散に飛び起き、 母を探した
僕が悪かったんだ
母に早く謝らなければ
早く謝らなければ...!
捨てられてしまう
僕が悪かったんだ 言わないって決めていた事を... 僕の不注意でお母さんを傷つけた
そんな事を考えて、探していると 誰かに声をかけられた
父
僕は父とは長い間離れて過ごしていた 僕は父なんかよりも母を探したかった
だって
母は確かに僕のことを愛してくれていたから
初対面では無いが、僕にとって父は他人 みたいなものだった
こういう時は1回と病室に戻った方が良いのだろうけど、
この時の僕は何故かもう二度と母と一生会えない気がした
だから父の事を無視して探そうとした
すると父が言った
何か探してるのか?と
だから僕は
ゆあん 幼少期
そう言うと父の顔が曇った
数秒沈黙した後、父は口を開いた
父
そう言うと、病室に戻るように促した
でも
そう言われても僕は引き下がれなかった
今すぐに母に会いたかった
母に会って
謝りたかった
僕が悪かったから
これからいい子にするから
だから
だから...だから...!
僕のそばに帰ってきて
そう考えていると体力が尽きて 倒れてしまった
それから元気になり、家に戻る事になった
でも、父は僕があの家に戻るのと恐怖体験を思い出してしまうと思ったようで、
前の家に帰らず、新しい家に着いた
僕は母が家で待ってくれている
そう思い続けていた
だから家に帰って母が出迎えてくれる そう期待でしていた
なのに
鍵を開けても誰も出迎えなかった
もしかしたら、家の中にいるのかもしれない
そう期待して、家の中を探しまくった
なのに
どこを探しても母の気配、人の気配さえ
感じなかった
父に聞いた
母は何処だと
病院で言ったことは嘘だったのかと
僕は貴方なんかより母と
母と過ごしたかったと
そこからは胸の奥に隠していた 感情が溢れ出した
そこからは何を言ったかも覚えてない
泣き喚き、叫んだ
僕は生まれて初めて怒りというもので 泣き喚いたかもしれない
その言葉で父を傷つけるなんて考えもせず、ずっと父を攻め続けた
僕が正気に戻ったのはあれから何分後か
父はどうしたらいいか分からないような感じで、僕にここまで思わせた事で自分を責めた感じで、僕を見つめていた
僕のためにこんなに尽くしてくれた父を
僕は父を傷つけた
僕は現実から逃げるように父から逃げた
家から飛び出して、気の向くまま走った
そして、公園のベンチでむくれていた
すると
何人かの人が心配して話しかけてきた
大抵の人がお父さんは?お母さんは? と心配して話しかけてきた
その中に3人か4人組の人が話しかけてきた
その人たちは他の人とは違った
???
???
??
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????
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そう言われて、自分でも不思議と 今まであった事を話し出していた
お母さんのこと
お父さんのこと
辛かったこと、しんどかったこと
最後に
愛されたかったこと...を
そんな話をすると桃色の髪をした女の子が泣きながら抱きしめてくれた
大変だったね、よく頑張った
そう言って、背中を撫でられ 黄色のお兄さんは頭を撫でてくれた
黄緑のお兄さんがもう我慢しなくていいんだよ
よく頑張ったな
そう言って貰えて、僕は救われたような気がした
目の奥が熱くなり、鼻がジーンとし、 泣き出した
こんな感情は初めてだった
悲しいような、悲しくないような、 嬉しいような、嬉しくないような
そんなごちゃ混ぜな感情に心が 追いつかなかった
少したって、僕が落ち着いた頃に
お姉さんが言った
私達と一緒に来ませんか?...と
すると、お兄さん達が考え込んで 黄色のお兄さんがいい考えやなと肯定した
するとお姉さんは「でしょ!」と微笑んだ
そんな関係が羨ましくて、僕は無意識に
ゆあん 幼少期
そう呟いていた
すると3人が驚いたような顔をした後、 わっと笑いだした
すると3人で本当に一緒に来る?と聞いてくれて僕は
「うん」と頷いた
でもこのままついて行くとお父さんが心配してしまう
どうしようかと悩んでいると黄緑のお兄さんが言ってくれた
???
そう言ってくれて、家まで着いてきてくれた
家に着いてドアを開けると お父さんが汗だくで駆けつけてきた
「ゴメンな」「ゴメンな」そう謝っていた
お父さんが顔をあげて後ろにいる 3人に気づいた
お父さんは「息子を送り届けてくれてありがとうございます」とお礼を言い続けていた
そこでお兄さんが「あの」と口を開き説明してくれた
色々お父さんと話し合っていた、最初は納得していなかったが数時間話し合ってお父さんは許してくれた
ただ、週1でもいいからお父さんに会いに来て欲しい
その条件をつけると、荷物をまとめて 送り出してくれた
僕はお父さんに「傷つけてごめんなさい」「何も考えてなくてごめんなさい」そう謝った
するとお父さんが泣き出して、「お父さんこそゴメンな」と言われ、僕も泣いてしまった
ゆあん 幼少期
そう言うとお父さんは泣き笑いながら
父
父
そう言って送り出してくれた
少し歩いてから、お兄さんが
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ゆあん 幼少期
こんな事があり、僕はからピチに入ったのだ
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おまけ
あれから僕とお父さんの関係は良好で、
毎週家に帰ってお父さんと会っている
今でも、お母さんへの後悔は無くならないが
あの時から2年くらいして、父に会いに家に帰ると母がいたことがあった
母は驚いていたが、父が僕と母が話せるような機会を作ってくれたらしい
その時の母は落ち着いていて、 僕にすごい謝ってくれた
僕も少し気まずかったが、母が謝るのは元はと言えば僕が悪かったのだからと弁明した
しかし、母は私がしたことは許されない事だと言って、謝った
僕もそこまで母を追い詰めてしまった自分と父にも責任はあると言い、今は幸せに過ごせていると話した
すると母は少し救われたような顔をして 微笑んだ
そこから母ともちょこちょこあっている
だからからピチの中で僕は そこまで酷い関係ではない
でも、あれから暗闇や狭い場所等が怖く、1人になると不安が溢れ出して過呼吸を起こしてしまったり、ひどいと倒れてしまったり する
だから僕はなるべく、家から指示を出したりする、しかも1人になれないからもふくんが居てくれる
僕についての疑問は、全てだしたとおもう
それでは次の過去編もお楽しみに