ぬいぬい
皆さん、前回の続きからいきます
ぬいぬい
今回は柊さんとのお話になります!
ぬいぬい
歌詞でいくと『なりふり構わない』のところです
ぬいぬい
何故かいつもと違い親切にしてくれる柊さんに疑問を覚える桜くん
ぬいぬい
そしてその理由を聞くことにした桜くんーー
ぬいぬい
って感じで書いていきます!
ぬいぬい
前回同様短くなるかもです!
ぬいぬい
ではではスタート!
翌日の朝
柊登馬
あ、桜…おはよう
桜遥
柊…おはよ
柊登馬
あ、さっきコロッケ買ったんだけど
柊登馬
よかったら食うか?
柊登馬
いつものくせで2つ買っちまって
桜遥
もらってもいいなら、貰う
桜遥
(柊からコロッケを受けとる
柊登馬
これ食いながら行こうぜ
桜遥
お、おう…
桜遥
(コロッケを一口かじる
桜遥
ん、美味い✨✨
柊登馬
だろ?
柊登馬
あそこはよく梶と行くんだよ
柊登馬
特にこのコロッケはマジで美味い
桜遥
(コロッケに夢中
柊登馬
って俺の話は聞いてねぇか
桜遥
あ、ごめん…
桜遥
コロッケがマジで美味かったから
柊登馬
けど、桜は本当に美味そうに食うな
柊登馬
なんか…猫を餌付けしてる感覚だ
桜遥
俺は猫じゃねぇけど…
柊登馬
感覚の話だ、感覚の
柊登馬
あ、今日見廻り一緒だったよな
柊登馬
昼、一緒に食わねぇ?
桜遥
あぁ…迷惑じゃないなら…
桜遥
(なんか…めっちゃ親切じゃね?)
見廻り中
桜遥
なぁ、柊
柊登馬
ん、どうした?
桜遥
なんか今日はめっちゃ親切じゃね?
桜遥
いつも面倒見いいけど今日はいつもよりなんというか
柊登馬
やっぱり気づいたか…
柊登馬
俺は蘇枋みたいに頭の回転が早いわけでもないし
柊登馬
十亀みたいな積極性もない
柊登馬
佐狐みたいに誰かをサポートできるわけでもない
柊登馬
梅宮みたいに素直に愛情を表現できるわけでもない
柊登馬
俺は他の4人と比べて何か秀でてるものがある訳じゃない
柊登馬
俺にできることって言ったら…
柊登馬
優しく接してやることだけだから
柊登馬
だから今日はできるだけ優しくしていた
柊登馬
困惑させたよな、悪かった…
桜遥
……………
桜遥
謝るなよ
柊登馬
え?
桜遥
確かに…困惑はしたけど
桜遥
柊なりに考えたことなんだろ
桜遥
別に…迷惑とかじゃないから
桜遥
謝るのだけは…やめろ…
柊登馬
桜…
桜遥
けど…俺は蘇枋とも十亀とも、佐狐とも梅宮とも…
桜遥
もちろん柊とも付き合う気はない
柊登馬
それでも構わない
柊登馬
俺が桜を好きでいたいだけだ
柊登馬
けどたまには…
柊登馬
またこうやって優しくさせてくれ
桜遥
おう、わかった
次回へ続く!