ソ連×ナチ

今回の話はソ連目線となります🙇🏻‍♀️՞

弱っている貴方を見て,自身でも驚く発言を呟いた。

静かな,静かな部屋にその声が響く。

自身を気持ち悪い,と思うかのように 貴方の弱った表情が引き攣る。 若干火照った頬でその顔をされるとさらにそそってしまう。

ああ,やっぱりこういう性格は遺伝するんだな。

自分でも実感した

棚に縄を置けばナイフを手に取る。 貴方の表情が恐怖で歪むのが分かる ああ…本当に可愛い。

ガチャゞと 入らないであろう力を振り絞って鎖を解こうとする貴方に近付いて行く。

手を振りあげれば──⋯,ぐさりと貴方の肩に突き刺した。

痛みに少し裏返った声が室内に響き渡って 空気に解けていく。

更に奥に刺すように,奥に動かしたりしては─⋯,血と空気が混ざるような音が響く。

薬の効果を通り越すであろう痛みに貴方は目に涙を浮かべる。ああ…,もう。本当に愛い。

ぴた,と止めて 一気にナイフを引き抜く。

必死に呼吸を整える貴方の だらゞと流れている汗を指で拭う。ちろ と舐めては

ナイフをもう一度握り直し,切断しようともう一度刺した箇所へと突き刺す。

声にもならない悲鳴を上げた貴方。もう一度ナイフを引き抜いて,刺して 抜いて,刺して。

遂に何度もゞ刺した結果─⋯貴方の右腕が切断された。

ぐしゃゞになった切断部を手袋越しに触れてみる。貴方が痛みに震えるのがわかる。

痛みに意識も飛びかけの貴方。 流石に治療ぐらいはしないとな。と ナイフを1度机に置く。

応急処置のセットを持てば 貴方の肩の応急処置を。

疲れきったのか ガクリと肩を落として貴方は眠りに落ちた。