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柱(＋‪α‬)×胡蝶しのぶ

第3話 - 義勇としのぶさんが恋仲になる話

1,153

2022年01月14日

#鬼滅の刃

#胡蝶しのぶ

#胡蝶しのぶ総受け

🍊(💣のサブ垢)

主

初めましての方は初めまして

主

主こといくら🍊です

主

この作品で3作品目となります

主

今回は冨岡義勇×胡蝶しのぶさんです(ぎゆしの)

主

一応柱合会議終わりの飲み会、という設定ですが

主

柱全員は出てきません

主

1部の人だけ出てきます

主

両片想いのぎゆしのです

主

今回もキャラ崩壊、R15等の表現があります

主

これらが許せる方だけお進み下さい

主

では、どうぞ

チュンチュン。チュンチュン

胡蝶しのぶ

………………………

胡蝶しのぶ

……………えっと、

胡蝶しのぶ

わたし、どうして…ここに…

胡蝶しのぶ

……冨岡さんの屋敷にいるんでしょうか……

胡蝶しのぶ

(………しかも、裸だわ…)

胡蝶しのぶ

(……冨岡さんも、肌面積100%ですね……)

隣に眠る冨岡にしのぶは目を向ける

胡蝶しのぶ

………もしかして、私たち、ヤッちゃったのかしら…

小鳥の囀りが痛く頭に響く。しのぶはその頭をフル回転させ昨日の記憶を遡っていく

ガヤガヤ、ガヤガヤ

胡蝶しのぶ

ねえ、とみおかさぁん

冨岡義勇

………胡蝶

胡蝶しのぶ

とみおかさんってぇ、いつも一人ですよねぇ…

胡蝶しのぶ

一人って、寂しくないですかぁ？

冨岡義勇

………俺は寂しくない

冨岡義勇

そもそも俺は、

宇髄天元

よぉ胡蝶！結構出来上がってるなあ！

胡蝶しのぶ

ふぇ？

冨岡義勇

……宇髄

宇髄天元

もう一杯どうよ？

胡蝶しのぶ

お言葉に甘えて、貰っちゃいまぁすっ

冨岡義勇

…！胡蝶、飲みすぎだぞ

胡蝶しのぶ

ええ？別に良いじゃあないですかぁ

胡蝶しのぶ

ほらほら、とみおかさんももっと飲みなさいっ！

冨岡義勇

お、俺はもういらない！

胡蝶しのぶ

はぁ！？どうしてですかぁ？！

胡蝶しのぶ

まさか、私のおさけが飲めないとおっしゃるんですかぁ！？

冨岡義勇

い、いや、そういう訳ではないが…！

宇髄天元

(これ俺の酒なんだがな…)

宇髄天元

ま、おもしれぇからいっか！

胡蝶しのぶ

さぁ！飲んで下さい！

冨岡義勇

飲まん！

胡蝶しのぶ

……どうしてですかぁ

冨岡義勇

俺は酒はあまり強くないんだ

胡蝶しのぶ

……うぅ、うそつきぃ…っ

冨岡義勇

嘘など付いていない！事実だ！

しのぶは宇髄に注がれた酒をグイッと煽る

胡蝶しのぶ

わらしのことぉ…、きらいなんでしょお…っ！

冨岡義勇

？？何故そうなる？

胡蝶しのぶ

だってだってぇ、とみおかしゃん、わらしがつんつんってしてるのにぃ

胡蝶しのぶ

じぇんじぇん反応ひてくれないんでしゅもん…！

冨岡義勇

あれは胡蝶が楽しそうに話しているからであって、

胡蝶しのぶ

うぅ……とみおかしゃん、わらしのこときりゃいなんだぁ…

冨岡義勇

だから何故そうなる！

胡蝶しのぶ

かんろじしゃあーんっ！

甘露寺蜜璃

きゃあ！？酔ってるしのぶちゃん可愛いわ！？どうしたの？！

胡蝶しのぶ

うぇぇぇんッ！とみおかしゃんっ、わらしのこときりゃいなんでしゅよぉ…っ！

甘露寺蜜璃

……え、

甘露寺蜜璃

えぇぇぇぇえぇえぇええぇぇぇええええぇぇぇぇぇぇええええぇぇぇえええぇぇぇぇえぇぇぇええぇ！？？！！？？！？？？！？

冨岡義勇

ち、ちが……！

甘露寺は、人生で生まれて初めてこんな大声を出したかもしれない…と思った

胡蝶しのぶ

ちゅんちゅんちてもぉっ、ちょっけないんでしゅよぉ！！

甘露寺蜜璃

(呂律回ってないの可愛い……！！)

甘露寺蜜璃

冨岡さんがしのぶちゃんの事を嫌ってるなんて初めて知ったわ！！

冨岡義勇

甘露寺…っ！それは誤解っ、

甘露寺蜜璃

でもね、しのぶちゃん。それは有り得ないんじゃないかしら？

胡蝶しのぶ

…ふぇ？有り得ない？

甘露寺蜜璃

えぇ。だってね、

甘露寺はしのぶの耳元で小さく囁いた

冨岡義勇

………胡蝶

胡蝶しのぶ

ふぁ！？

胡蝶しのぶ

と、とと、とみ、とみみ、とみおかさん！？

冨岡義勇

…………

胡蝶しのぶ

もぉ！驚かさないで下さい…！

しのぶは慌てて被っていた毛布で胸元を隠す

冨岡義勇

………驚かしたつもりはなかった

胡蝶しのぶ

………ビックリしたじゃないですか…

冨岡義勇

…すまない

胡蝶しのぶ

………………

冨岡義勇

…………………

胡蝶しのぶ

(気まずい)

胡蝶しのぶ

(いつもは会話が途切れないのに…)

しのぶが悶々としていると、冨岡が口を開いた

冨岡義勇

…胡蝶

胡蝶しのぶ

……………はい

冨岡義勇

昨日のこと、覚えているか

胡蝶しのぶ

………はい、多少は

冨岡義勇

そうか。水はいるか？

胡蝶しのぶ

……はい

冨岡義勇

分かった。では持ってくる

冨岡が急に立ち上がり慌てて目線を逸らすも、少し遅かった

胡蝶しのぶ

……………

胡蝶しのぶ

(見えちゃった………)

胡蝶しのぶ

(冨岡さんの冨岡さん………勃ってた…)

胡蝶しのぶ

(あれが、朝勃ち…？)

胡蝶しのぶ

(それにしても大きかったわ……)

胡蝶しのぶ

(まさか昨日、あれが私の中に……？)

胡蝶しのぶ

(いいえ、そんな、そんなこと有り得ないでしょう…)

そんな事をブツブツと悩んでいると、ふと、布団のシーツに目が止まった

胡蝶しのぶ

………これは……

胡蝶しのぶ

………血？

胡蝶しのぶ

(……？でもこれ、丁度私の股の………あい……だ…………)

胡蝶しのぶ

……………………

胡蝶しのぶ

(え、そんな、まさか、馬鹿な……)

冨岡義勇

胡蝶

胡蝶しのぶ

ひゃい！？

スパーンと勢い良く襖が開く

冨岡義勇

水だ、飲め

胡蝶しのぶ

あ、はい…ありがとうございます…

胡蝶しのぶ

(……まさかね…有り得ないでしょ)

冨岡義勇

………胡蝶

胡蝶しのぶ

……はい、何でしょう

冨岡義勇

…昨日は、すまなかった

胡蝶しのぶ

……ということは…、私たちは…

冨岡義勇

あぁ。ヤッた

胡蝶しのぶ

ぶぶぅー！！！

しのぶは水を吹き出した

胡蝶しのぶ

や、ヤッたって、まさか、え、ほんとに？

冨岡義勇

あぁ。本当に

胡蝶しのぶ

せ、せい、性行為、を、ですか……？

冨岡義勇

それ以外に何がある

胡蝶しのぶ

ですよねー

胡蝶しのぶ

(ほ、ほんとに！ヤッていたなんて！！)

胡蝶しのぶ

(この血も…！まさかっ、膜の血だったなんて……)

冨岡義勇

……酒に、酔っていたとはいえ、すまなかった

胡蝶しのぶ

………？

胡蝶しのぶ

で、でも、冨岡さん…？

胡蝶しのぶ

冨岡さんは、呑んでいませんでしたよね…？

冨岡義勇

あぁ、それがどうした？

2人とも酔っていて男女のアレコレになったのなら納得がいくが

仏頂面の冨岡である。ましてや女慣れもしていなさそう

しのぶだけ酔っていたのなら、冨岡はキッパリハッキリと断るだろう

胡蝶しのぶ

どうして、抵抗して下さらなかったのです…？

冨岡義勇

……抵抗？

胡蝶しのぶ

私が酔っていたのですから、冨岡さんにソウイウ関係を迫ったとしても抵抗出来るでしょう？

冨岡義勇

………覚えていないのか？

胡蝶しのぶ

え？

冨岡義勇

俺はお前に｢好きだ｣と、｢両想いだ｣と言われて、とても嬉しかった

胡蝶しのぶ

え、えっ？

冨岡義勇

俺たちは昨日、恋仲になっただろう？

胡蝶しのぶ

…………

しのぶの脳裏にぼんや〜りとその光景が浮かび上がってきた

胡蝶しのぶ

(た、確かに……)

胡蝶しのぶ

そんな事を、言ったような…

甘露寺蜜璃

あのね、冨岡さんね

胡蝶しのぶ

うん……っ

甘露寺蜜璃

しのぶちゃんを見る時の目がね、

甘露寺蜜璃

とっても、とぉーっても

甘露寺蜜璃

愛があるの

胡蝶しのぶ

あい…？

甘露寺蜜璃

ええ、そうよ

甘露寺蜜璃

優しくて、愛が溢れてるの

甘露寺蜜璃

だからね、冨岡さんがしのぶちゃんの事を嫌ってるのは有り得ないと思うわ

胡蝶しのぶ

……ほんと？

冨岡義勇

……本当だ

胡蝶しのぶ

……………………えへへっ

甘露寺蜜璃

(きゃぁぁぁぁ！！照れてるしのぶちゃんかわいいわぁぁ！！？？！)

胡蝶しのぶ

あのねっ、わたしもねっ、とみおかしゃんのことしゅきでしゅ…っ

冨岡義勇

本当か…！

胡蝶しのぶ

とみおかしゃんがはちゅこいなんでしゅよ…？

冨岡義勇

お、俺も、胡蝶が初恋だ…！

甘露寺蜜璃

きゃぁぁ！！告白！？初めて告白現場見たわ！？？！素敵ね！！！！

胡蝶しのぶ

ふふふっ、わらしたち、りょーおもい、らったんでしゅねぇ…！

冨岡義勇

…！ああ、そうだな

冨岡義勇

胡蝶が俺の事を好きだなんて、知らなかった

冨岡義勇

俺も胡蝶が大好きだ…

胡蝶しのぶ

わらしもですよぉ

冨岡義勇

是非、俺と恋仲になって欲しい

冨岡義勇

駄目だろうか？

胡蝶しのぶ

…！いいえ、いいえ！えへへ、とみおかしゃんに告白しゃれちゃっらぁ…っ

甘露寺蜜璃

しのぶちゃんなんて返すのッ？？！？

胡蝶しのぶ

わらしをぉ、とみおかしゃんのかのじょにしてくだしゃい！

冨岡義勇

……！！！

甘露寺蜜璃

きゃあぁぁあ！？？？！良かったわねぇ冨岡さん！しのぶちゃあん！！

胡蝶しのぶ

……………………

胡蝶しのぶ

……………

胡蝶しのぶ

(私、めちゃくちゃ恥ずかしい事をしてません？)

胡蝶しのぶ

(次の柱合会議でみんなに合わせる顔がないんですけどぉー！！)

冨岡義勇

…………やはり、

冨岡義勇

俺では、駄目だろうか

胡蝶しのぶ

………え、

冨岡義勇

俺は口下手で、女心というものもよく分からない…

冨岡義勇

胡蝶にも、迷惑をかけてしまう…

胡蝶しのぶ

ちがっ、

冨岡義勇

両想いだと分かって、嬉しくて、興奮してしまった

冨岡義勇

だが、酒に酔っていて右も左も分からない女を、抱いてしまった

冨岡義勇

……女性は宝物のように大事にしなさい、と昔姉に教えてもらった

冨岡義勇

…………大事に、出来なかった。すまない。本当に、申し訳ない

胡蝶しのぶ

………、私の方こそ、申し訳ないです

胡蝶しのぶ

………………お酒の力を借りてしまったんです…

胡蝶しのぶ

どうしても、素面では、言えなかった…だから、お酒の勢いに任せたんです

胡蝶しのぶ

もし断られても、お酒のせいにしてしまえるから…

胡蝶しのぶ

だけど、そのせいで貴方は自分を責めてしまっている…

胡蝶しのぶ

謝るのは、私なんです

胡蝶しのぶ

本当に、ごめんなさい

冨岡義勇

…………しのぶ

冨岡義勇

……改めて言う

冨岡義勇

好きだ。しのぶは俺の初恋だ

冨岡義勇

どうか、付き合ってはくれないだろうか

胡蝶しのぶ

……っ、

胡蝶しのぶ

こんな、どうしようもない女でも、可愛げのない女でも…っ、

胡蝶しのぶ

それでも…、いいんですか…？

冨岡義勇

しのぶが、いいんだ

胡蝶しのぶ

……ッ

胡蝶しのぶ

えぇ…、ええっ、私で良ければ、是非…っ

冨岡義勇

好きだ、しのぶ

胡蝶しのぶ

わたしも、大好きですっ、ぎゆうさん…っ！

『初恋は実らない』と、しのぶは良くこの言葉を聞いてきたが

胡蝶しのぶ

(そうでも、ないかもしれない…)

2人の初恋は無事、花を実らせたのだ

～完～

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え？好きでs(((殴

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