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9件
(?)は殺 す
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
胡蝶しのぶ
しのぶは重いため息を吐いた
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
また瞳に涙が溜まり、ぽつぽつと溢れ出す
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
いくら考えても、悪い方向に考えてしまう
しのぶは気分転換に散歩をしようと、財布とケータイを持ち家を出た
キメツ学園、高等部3年胡蝶しのぶは付き合っている男性がいる
不死川実弥
同じくキメツ学園の、数学教師
不死川実弥である
不死川実弥
その顔面凶器とは裏腹に、優しい人なのをしのぶは知っている
不死川実弥
まるで見本のように、美しく手を挙げるしのぶ
不死川はしのぶにチョークを渡す
胡蝶しのぶ
不死川実弥
クラス全員がしのぶに拍手をする
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
教師と生徒。大っぴらにはしにくい関係だが、好きな人と付き合えたことにしのぶは幸せを感じていた
この時までは
胡蝶しのぶ
しのぶは数学の教科書とノートを持ちながら学校内を歩き回っていた
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
ガクンと肩を落とし元来た道を戻ろうとし、ふと、声が聞こえた
宇髄天元
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
愛しき人の声を聞いた瞬間、先程の態度とは一変してしのぶの気分が最高潮になった
胡蝶しのぶ
しのぶが不死川の元へ足を進める。しかし、ある話題を聞き、ピタッと歩くのをやめた
宇髄天元
不死川実弥
宇髄天元
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川の彼女。その単語を聞き、しのぶはひっそり聞き耳をたてた
宇髄天元
不死川実弥
宇髄天元
不死川実弥
宇髄天元
不死川実弥
胡蝶しのぶ
そこでしのぶは、違和感を感じた
宇髄天元
不死川実弥
不死川実弥
宇髄天元
宇髄天元
不死川実弥
宇髄天元
不死川実弥
宇髄天元
不死川実弥
不死川実弥
宇髄天元
不死川実弥
宇髄天元
不死川実弥
宇髄天元
宇髄天元
不死川実弥
胡蝶しのぶ
宇髄天元
不死川実弥
しのぶはその違和感に気付いた
胡蝶しのぶ
宇髄天元
宇髄天元
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
しのぶは目頭が熱くなり、逃げるようにその場から走り去った
宇髄天元
不死川実弥
不死川実弥
宇髄天元
不死川実弥
宇髄天元
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あの後、持っていた教科書とノートをカバンに突っ込み、慌てて校門から出てきたしまった。部活も休んでしまった…
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
彼は浮気をしないと、私のことを愛していると、そう、信じていた
目からポロポロと涙が零れていく
胡蝶しのぶ
散々泣き腫らした真っ赤な目は、カナヲじゃなくても随分泣いていたのだと理解出来るほどだった
胡蝶しのぶ
しのぶはお財布とケータイを持ち、制服のまま外に出かけた
しのぶは人気のない道をぶらぶらと歩いていた
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
うるうると水膜を張る瞳に、スカートに入っていたハンカチで優しく押し当てる
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
しのぶはその場に座り込み、流れる涙を拭きながら気持ちを落ち着かせる
胡蝶しのぶ
歪む視界でケータイを開きカナエにメッセージアプリで要件を伝える
直ぐに既読が付き、【分かったわ、気を付けて帰ってくるのよ?】とだけ返ってきた
何も質問してこないカナエに、今は素直に感謝した
日が傾き、街灯の明かりが灯り始めた
流石に暗くなりすぎたな、と思い早足で家に向かう。そこでふとー…
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
ーー誰かに手を掴まれたのだ
それも、物凄い力で
(?)
胡蝶しのぶ
フェンシングをしている為そんじょそこらの男は簡単に振り解ける
胡蝶しのぶ
この男の手は、振り解けなかった。この力だと掴まれた場所は赤い痣が出来ているだろう
(?)
胡蝶しのぶ
途端に、背筋に悪寒が走る
早く逃げろと、この男は危険だと、そう本能が告げている
(?)
胡蝶しのぶ
テレビで見た事がある。しのぶはそれに心当たりがあった
しのぶはその小柄な体型を生かし、フェンシングで良い成績を残しているのだ
高校生で、フェンシングの大会優勝。 しかも絶世の美少女だ
マスコミは群がり、新聞でもデカデカとしのぶの事が載っていた
世界を騒然させた、と言っても過言ではない程だ
(?)
胡蝶しのぶ
(?)
(?)
胡蝶しのぶ
男は突然、しのぶの太ももを触りだした
(?)
胡蝶しのぶ
男は数回そこを撫でると、徐々に上へと向かってくる
胡蝶しのぶ
(?)
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
気持ち悪さと、コンプレックスを言われたことでしのぶは涙目になる
(?)
胡蝶しのぶ
ショーツの上から感じるゴツゴツとした手。その大きさは、不死川と同じくらいだった
胡蝶しのぶ
止まっていた涙がまた溢れ出す
(?)
胡蝶しのぶ
(?)
ぐいっと抱き寄せられ、お尻にナニカが当たる。硬くて、太いもの
(?)
胡蝶しのぶ
それは紛うことなき男の象徴で。スカートが捲られ、ショーツの上から擦られる
胡蝶しのぶ
(?)
石でできた壁に、手を拘束されながら縫い付けられる
股の間を男は膝でグリッと押し付ける
(?)
(?)
胡蝶しのぶ
(?)
耳元で囁かれ、男の吐息が耳に当たる
必死に抵抗するもそれは無駄な抵抗となりワイシャツのぼたんを1つずつゆっくり外される
(?)
胡蝶しのぶ
下から優しく包み込むようにして揉まれる。ゾワゾワと鳥肌が立つ
(?)
男の腕が背に回され、ブラのホックを外された。その瞬間ー…!
バキッ
どこかで骨の砕ける音が聞こえた。と同時にあの男ではない誰かに支えられる
(?)
突然現れた者
突然現れた者
胡蝶しのぶ
(?)
突然現れた者
突然現れた者
(?)
突然現れた者
(?)
突然現れた者
(?)
突然現れた者
胡蝶しのぶ
(?)
突然現れた者
突然現れた者
(?)
男は恐怖し、走り去ってしまった
突然現れた者
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
間違えることの無い、大好きな声
しのぶは素直にお礼を言うが、内心穏やかではなかった
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
不死川実弥
不死川はしのぶを横抱きにし、駆け足で家へと向かう
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
しのぶは、泣いてしまわぬように目を固く瞑った
不死川はしのぶをソファーに下ろす
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
ポケットからケータイを取り出すと、タイミング良く姉から電話が掛かってきた
胡蝶しのぶ
胡蝶カナエ
胡蝶しのぶ
胡蝶カナエ
胡蝶カナエ
胡蝶しのぶ
胡蝶カナエ
胡蝶しのぶ
胡蝶カナエ
胡蝶しのぶ
胡蝶カナエ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
不死川は何処か怯えた様子で恐る恐るケータイを耳に近づける
胡蝶カナエ
不死川実弥
不死川実弥
不死川はリビングのドアを開けどこかに行ってしまった
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
しのぶの目に、再び涙が溜まる
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
しのぶは決意した
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
我慢出来ずに、う、うぅっと嗚咽を漏らしてしまう
そこに、電話が終わった不死川が戻ってきた
不死川実弥
不死川実弥
不死川実弥
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川はしのぶが泣き止むまでずっと、背中をさすり、慰め、抱き締めた
〜数十分後〜
胡蝶しのぶ
不死川実弥
しのぶにホットミルクを差し出す
胡蝶しのぶ
不死川実弥
返事をする代わりに、頭を撫でられる
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
不死川実弥
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川はこれまで生きてきた中で、これ以上の怒りを感じた事がなかった
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
しのぶは自嘲の笑みを浮かべる
胡蝶しのぶ
しのぶは早口でそうまくし立てリビングのドアを開けようとする
不死川実弥
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
不死川実弥
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
不死川実弥
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
途端にしのぶの顔が真っ赤になった
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
不死川実弥
胡蝶しのぶ
不死川実弥
不死川実弥