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おとうふ団子
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アメリカ
アメリカ
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アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカが体を曲げ、手で口を覆う
アメリカ
アメリカ
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アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
アメリカ
ドアを開けて元気に出ていったアメリカを見て、思う。 恐らく、アメリカは自分の症状について分かっていなかったのだろう。 何と無く、アメリカの話を聞いていて納得がいった。
アメリカは自宅で発見されて、ここへ搬送された。 自分で、眼球に指を突っ込んで倒れていたらしい。 結果、一命は取り留めたものの、失明してしまった。 精神的には問題ないのだろう。今は。 当時は、確実におかしくなっていたのだと思う。
ハリガネムシ ロイコクロリディウム トキソプラズマ…… 無数に存在するそれらの寄生虫。 アメリカは、何らの虫に寄生されていたんだろう。 寄生虫に寄生された生物は、思わぬ行動をすることがあるのだという。
水辺を好んだり、高い所にいきたがったり、明るいライトに向かうようになったり、極端に何かを嫌がるようになったり。雨を好んだり。幻覚、幻聴の症状がでたり。 恐らくは、アメリカの言う凸凸の顔、顔面恐怖症、空腹感、不安感、それらはその兆候だったんだろう。
彼らは、宿主の元に辿り着くために、様々な工夫を凝らす。 寄生した対象の外見をすごく魅力に見せたり、行動したり、命を繋ぐために様々な工夫を凝らすのだ。 そして、宿主が正しかろうと、そうでなかろうと、彼らはしばらくすると出口を探すのだ。 新たな先を探すのだ。
元の正しい住処に戻るのだ。
原因は、【もってけぼり】の生き物。 特にナメクジやカタツムリだろう。 これらの生物に接触して、虫に寄生される症例は数え切れないほどにある。 何度も足繁く【もってけぼり】に通う内に、寄生されてしまったんだろう。 【もってけぼり】は元々、堀だったこともあり、湿度が高く、湿り気のある場所のようだ、 そこにはナメクジ、カタツムリ、カエル等、寄生虫のリスクが高い生き物が多く住まわっていただろう。 だから、看板には 【勝手に弄らないでください】 と書いてあったんだ。 中に入って、草や土を弄くるなよって事だろう。
恐怖ってものは、本能的なモノなんだ。人にとって。 【もってけぼり】の何となく、漠然とした皆が感じる 【怖い】というものは、本能的に嫌な、危険で不衛生な場所だって感じたんだろう。 恐怖症ってものは、トラウマやそんな漠然とした不安からもなるものだ。
…ある意味【もってけぼり】恐怖症なのかもな。 【もってけぼり】の噂も、そんなものだったんだろう。
そう考えて、どうにか自身を納得させようとする。 どうにか結論をつける。 絶対そうだ、そうなんだと頭の中で反芻する。 余りにも理解しがたいもの、それを理解しようとすると、逆に良くないことが起こることだってある。 きっとそう思う。
部屋の窓から外に目をやると、アメリカが介助者と共に、施設から出ていく所だった。
言葉に言い表せないが、胸の奥底から、どうにかなりそうだと湧き上がるぬるりとした感情。 不安が胸を埋め尽くす。 内蔵を全て吐き出してスッキリしたくなるような、得もいい知れぬ不安感。
俺は怖がってるのか。これ怖いってことなのか。 それに気が付くと、一気に溢れ出てくる。 怖い。 怖い。 怖い。
アメリカは立ち止まり、腹部をひと撫でしながら、こちらを振り返る。
眼球は飛び出し、口が伸び切った、あの凸凸した顔だった。
元の正しい住処に戻るのだ。
恐らく、アメリカは【もってけぼり】に戻るんだろう。 返しに行くんだろう。
俺は幾ばくかの空腹感を感じながら遠ざかるアメリカの背をしばらく眺め続けていた。
ロシア
おとうふ団子
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