yura
最後に最年少のIZUMI
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IZUMIは最年少なのにすごく頑張ってたよね
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歌もすごく練習してて
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何度も挫けそうになってたけど
yura
それでも前をむいて進んでいって
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今じゃ俺も超えるほど歌が上手になって
yura
正直に言うと凄く驚いてるんだ
yura
俺が初めIZUMIと会った時そして勧誘した時
yura
凄く申し訳なさそうに言ってきたの覚えてる?
yura
「俺歌下手だし何かも下手ですけど...」
yura
ってその時は俺の方が何も出来ないよって笑顔で終わっちゃったけど
yura
正直に言うとここの仲間に上手い下手は関係ないんだよ
yura
下手だったら練習を沢山すればいいんだよ
yura
実はね俺も最初すごく下手だったんだ
yura
だけどルラに会ってから俺の音楽人生が変わったんだ
yura
ルラと初めて会った時に俺言ったんだ
yura
俺歌下手なのに歌い手やってるんだって
yura
そしたらルラはね
yura
「僕は憧れの歌い手の人もいたけど強いて言うならやりたかったらだよ」
yura
「僕は歌い手をやりたかったらやってるだけで実はすごい下手だったんだ」
yura
「だけどそこから沢山歌っていったんだ...辛いこともあった」
yura
「もちろん泣きたかったときもあった...それに友達にはバカにされる...」
yura
「ずっとそうだったんだ...それで何度もやめようと思った...」
yura
「だけど絶対辞めないって決めて今までやってきたんだ」
yura
俺はそこで思ったんだ
yura
人に上手い下手なんて関係ないんだって
yura
それにやりたいことをやるそれが楽しい人生の過ごし方なんだって
yura
それでさ俺はその話を聞いた時1つ疑問に思ったことがあったんだ
yura
どうして辞めないっ決めたんだろうって
yura
それで聞いたらルラは
yura
「僕は昔から諦めたらその後からやりたいって思えなくなって」
yura
「毎回諦めるんだ...もちろう将来の夢も何回も諦めた...」
yura
「...子供みたいなんだけど歌い手やる前はいつか声優になりたい」
yura
「そう思ってたんだ...だけど自分に自信がなくなったのと」
yura
「僕はいつか絶対諦めるそう思ってたんだ...だからそんな夢捨てたんだ」
yura
「...だけど歌い手は違った...僕は歌がすごく好きだから」
yura
「この夢だけは諦めない...歌い手をやるまで絶対に4ねない」
yura
「そしていつか大切な仲間を作るまでは...」
yura
その話聞いた時俺はね
yura
諦めるなんて絶対にダメだってすごく思ったの
yura
その後から仲間を勧誘して
yura
そして最後に勧誘したIZUMIに下手ってワードが出てきて
yura
それで昔の俺を見ているようで
yura
ルラは俺をこんな風に見ていたんだって思った...
yura
そして俺も昔のことを全て話した
yura
そしたらIZUMIはその話をルラから聞いた昔の俺と同じ目をしていて
yura
俺は即座に
yura
IZUMIは俺よりも上に行くって
yura
俺より先に進んでいってくれる
yura
そう昔はIZUMIに期待してたんだ
yura
だけど今はもう違う...IZUMIはもうとっくに俺を越してる...いや...
yura
昔っから俺を越してたんだなって凄く...思うんだ...
yura
...ごめんなIZUMI俺はもうIZUMIの傍で成長を見守れない...
yura
ごめんな約束したのに...
yura
...だけどもうIZUMIは1人なんかじゃない支えてくれる仲間がいるだろ?
yura
俺なんかより俺の頼りになる...俺の誇りの...仲間に見守ってもらえ
yura
ごめんな...本当に...