翔は完全に「あの子」だと確信し 飛び跳ねたい程 嬉しい気持ちを隠し 大人しく席に着いた…
しかし瑠衣は今まで感じた事のない 気持ちに駆られ動揺していた…
神田 瑠衣
神田 瑠衣
神田 瑠衣
神田 瑠衣
神田 瑠衣
瑠衣は目を瞑り深呼吸をして もう1度 翔の背中を見た…
すると淡い色と共に 小さな子供の頃の記憶が蘇った
瑠衣⦅…ちゃーん、砂で おうち作ろー?⦆
謎の男の子⦅えー、水遊びしよーよー⦆
瑠衣⦅じゃー先に水遊びしたら その後 一緒に作ってくれる?⦆
謎の男の子⦅うん!いいよ!じゃ行こ! るーちゃん⦆
神田 瑠衣
神田 瑠衣
神田 瑠衣
神田 瑠衣
霧島 咲
霧島 咲
霧島 咲
神田 瑠衣
神田 瑠衣
霧島 咲
神田 瑠衣
神田 瑠衣
霧島 咲
神田 瑠衣
中々、記憶を思い出せない自分に 苛立ちを覚えた瑠衣だったが 微かな希望が芽生えた事に 嬉しさは込み上げるばかりで…
しかし全てを思い出してしまったら 最後かも…という覚悟が、まだ 出来ていないのであった
決して「良い思い出」では ないのだから…
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!