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yuka
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⋯手のひら名乗るくらい小さな2人⋯レンくんとカイちゃんを助けたと思ったら今度は狼男のような怪しい男が現れた⋯。
レンくん
ウルト
ウルト
カイちゃん
ウルト
ウルト
ウルト
ウルト
レンくん
ウルト
カイちゃん
レンくん
俺は何も言わずに静かに3人(?)の会話を聞いていく。
偶然助けた手のひらサイズの小さい2人がまさか国を守る王子様だったなんて⋯
それにたしかにレンくんの小さい手には綺麗な水晶玉がある⋯
これが世界を守る力と同時に滅ぼす力を持っているって⋯
レンくんとカイちゃんは一体何者なんだろう⋯?
それにウルトとか言うあの狼男は世界を滅ぼそうと企んでる闇?
闇の王のシャドー?
⋯もう何が何だか分からない⋯
ウルト
ラウール
ウルト
ラウール
ウルトはすごい鋭い目で俺のことを睨んでくるし⋯
ウルト
ラウール
ウルト
ラウール
⋯理解なんて全然できる訳がないじゃん⋯
ウルト
ラウール
⋯まぁそれはそうなんだけど。
俺のことを心配そうに、そして巻き込んでしまったからか申し訳なさそうな目で見てきているレンくんとカイちゃん。
よく見たら2人の小さい身体は傷だらけで痛々しい⋯
きっと此処に来るまでに彼奴に⋯闇に襲われていたんだ⋯
俺たちが出会えたのも何かの縁かもしれないし、世界を滅ぼそうとか企む闇になんかに渡せない。
ラウール
ウルト
ラウール
俺はレンくんとカイちゃんを両手で包み込んだ。
ウルト
⋯ウルトの雰囲気も変わってすごい気迫を感じる⋯
なんの力もない俺でも感じる程強い気配⋯
⋯これが闇⋯
ウルト
レンくん
ラウール
ウルトの姿が消えたと思ったら俺がいた場所にいて獣の拳を地面に叩きつけていたらしいウルト。
レンくんの声で咄嗟に反応できて避けられたけど俺がいた場所は穴が空いていた⋯
ウルト
ラウール
ウルトは避けた俺を怪しく笑いながらゆっくりと見つめてさらにこっち歩いてきた。
さすがにただの人間の俺が戦えるはずがないし走って逃げ切れるとも思えない⋯
レンくん
カイちゃん
ラウール
ウルトが迫っていたけど俺は今度は白い光に包まれた。
ウルト
ラウール
光に包まれて次に気がついたら見慣れた景色⋯俺の部屋に帰ってきていた。
レンくん
ラウール
カイちゃん
ラウール
レンくんとカイちゃんが持つ水晶玉は白、緑、オレンジ、黒、赤、青、紫、ピンク、黄色と9色に輝いていてとても綺麗だった。
ラウール
カイちゃん
レンくん
ラウール
綺麗に輝く水晶玉で世界を滅ぼそうなんて⋯そんな事酷すぎる⋯
ラウール
レンくん
レンくん
ラウール
カイちゃん
ラウール
王子様2人はきっと闇と戦って最後まで抵抗していたんだ⋯
レンくん
ラウール
カイちゃん
レンくん
ラウール
カイちゃん
ラウール
⋯カッコつけて言っては見たものの何も力を持たない俺が言ったところで安心なんてできないだろうけど⋯
ウルト
その頃、街に現れて逃げたラウール達を探していたウルト。
ウルト
ウルト
怪物『ぐわあああああああああああああ!』
ウルトが両手に真っ黒な闇を纏わせて地面に翳すと巨大な真っ黒い怪物が現れて街を破壊し始めた。
ウルト
ウルト
いつの間にか街全体が真っ黒い不気味な闇に包まれていた⋯。
コメント
1件
第4話、読み終わりました!手のひらサイズの王子様たちを守ろうとするラウールの決意、かっこよかったです。「関係ない…か」からの「嫌だって言ったら?」の流れ、グッときました。水晶玉が9色に輝く描写も綺麗で、この世界の設定が少しずつ見えてくるのがすごく楽しい。ウルトがあっさり街に怪物を召喚して終わったので、次どうなるのか気になって仕方ないです!