好きが止まらない

琉偉から琉那が水掛けられて保健室に居るとLINEが来て授業抜け出して保健室に来ると───

琉那の啜り泣く声が聞こえた

カーテンを開け抱きしめるて少し話を聞くと余計に泣き出した───

琉那を階段から突き落としたのも

水を掛けたのも同一犯だろうと思い

目星を付けている人物の名前を口にした瞬間確定した───

先生の机の上から体温計を取り 琉那の脇に挟んだ───

ピピピピッ

"37.8℃"

若干熱があった──

俺はブレサーの下に着ているパーカーを脱ぎ琉那に着せた

琉那をからかうのが面白い

琉那がどんな形であれ笑ってくれることが俺の幸せでもあるから

相変わらず寝るのだけは早い琉那──

琉那が寝た横に座りベッドに持たれて俺も少し寝てしまった───

一限が終わり、琉那も制服が乾き 制服を着て教室に戻る───

ぎゅ っ…

琉那は教室に入っていった

俺は足立を無視し自分の教室に向かった

授業始まる前に風舞の連中に話を廻した───